FTISLAND、楽器を置いてS.F.HEROESとしてパフォーマンスも

2012.7.9 23:52

FTISLANDの夏の全国ツアーは6万人を動員。そのツアー・ファイナルが、7月7日、8日、さいたまスーパーアリーナで行われた。

◆FTISLAND 拡大画像

2010年5月にリリースしたメジャー・デビュー・シングル「Flower Rock」がオリコンウィークリーチャート４位を獲得、同月リリースしたアルバム「FIVE TRESURE ISLAND」は海外男性アーティスト史上初の1stアルバム・オリコン初登場首位を記録。2011年12月に開催された初のアリーナ単独公演となる横浜アリーナ2DAYSのチケットは、わずか1分でSOLD OUTするなど、メジャー・デビュー以降、FTISLANDの快進撃が止まらない。

そして2012年6月24日、サンドーム福井を皮切りに夏の全国ツアー＜FTISLAND Summer Tour 2012 ・RUN! RUN! RUN!・＞が開催された。全国4か所全5公演を行ったこのツアーはFTISLANDにとって過去最大規模であり、のべ6万人を動員。そのツアーのファイナルが、さいたまスーパーアリーナ2DAYSとなる。

黄色のペンライトに包まれた会場は、オープニング・ナンバーの7thシングル「NEVERLAND」から、すでに最高潮。「Let it go!」では客席中がタオルを振り回し、最新アルバムから披露された「STAY」や「always」では、伸びやかなホンギの声に魅了されていた。

また、彼らは「このツアーのために練習した」という踊りも披露。カラフルなジャージに身を包んだ“S.F.HEROES”という変名グループによるパフォーマンスは、ステージ上でフォーメーションを組んで、シンクロしてのダンス。楽器を置いて、これまでのFTISLANDとはまた別の新しい魅力を発揮した。

途中のMCでは、「単独でここさいたまスーパーアリーナでできるとは思いませんでした。夢みたいで信じられません。ありがとうございます」「韓国ではデビューして5年、日本ではインディーズ含め4年、あっという間でした。みなさんの応援があったからここまでこれました。日本語がまだまだなところもありますが、一生懸命勉強してこれからも素敵な音楽をプレゼントします」と、5年分の溢れる想いを語り、メンバーが涙する場面も。

迎えたアンコールでは、少しでもファンの近くに行こうと、メンバー全員が客席のアリーナ内を走り回る。また、8月8日にリリースされるニュー・シングル「TOP SECRET」がワンコーラスだけ初披露された。この嬉しいサプライズと、躍動するROCKナンバーに、会場からは大きな歓声が上がる。全国で6万人を動員したツアー＜FTISLAND Summer Tour 2012 ～RUN! RUN! RUN!～＞は、そのタイトル通り、駆け抜けるように幕を閉じた。