マイケル・ジャクソン、この秋『BAD』がBOXセットになってDVDと共にリリース

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9/18、マイケル・ジャクソンのアルバム『バッド』が1987年のオリジナル発売から25周年を経て、完全デラックス・バージョンとなってEPIC/LEGACY RECORDINGSから再リリースされることになった。

“キング・オブ・ポップ”が全米を制覇したこのアルバムからは、シングル・チャートNo.1作品が5曲も生まれ、この記録は2010年にリリースされたケイティ・ペリーの『ティーンエイジ・ドリーム』から同じく5曲のNo.1ソングが誕生するまで、23年間に渡って単独最多記録を守り続けていた。

その『バッド』の再リリース盤は、3枚のディスクを同梱したBOXセットのうちの1枚で、オリジナル盤をリマスターしたものになる。そして他の2枚のディスクのうち1枚はCDで、過去未発表となっていたクラシック・ナンバーのデモ音源、アルバムには収録されなかった楽曲、さらに“BAD TOUR”で最初にライヴ録音されたウェンブリー・アリーナでのコンサート音源などが収録されたものになるそうだ。

そして残る1枚のディスクはDVDで、72,000人のファンを動員した1988年7月16日のロンドン、ウェンブリー・スタジアムでのコンサート映像だ。この映像が世の中に出るのは今回が初めてで、ウェンブリーにおける記録破りの“7夜連続ライヴ”の1日をようやく体感できる。

またBOXセットには2冊の記念ブックレットも同梱され、そこには過去未発表となっていたアルバム・セッションやツアーでのレアな写真に加え、オリジナルのジャケット写真、ポスターなど、様々なビジュアルが掲載されているとのことだ。

EPIC/LEGACYでは、このBOXセットの発売に向けて、『BAD』からの第1弾シングル「アイ・ジャスト・キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」に、未発表楽曲「ドント・ビー・メッシン・ラウンド」をボーナストラックとして収録したCDシングルを6/5にウォルマート独占で発売する。さらに6/26には、B面に「ベイビー・ビー・マイン」を収録した「アイ・ジャスト・キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」のアナログ盤もリリースする。

“BAD TOUR”は全世界で123日に渡って開催され、440万枚ものチケット・セールスを記録。当時としてはあらゆるツアーの記録を塗り替える大成功を収めた。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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