ガービッジ、官能的なライブ・パフォーマンスでロンドン大熱狂
5月16日に約7年振りとなるニュー・アルバム『ノット・ユア・カインド・オブ・ピープル』を発売するガービッジが、5月9日にロンドンToroxyでカンバック・ライヴを開き、7年間の空白を全く感じさせないヘヴィーまパフォーマンスを見せつけた。
◆ガービッジ画像
ショーは、デビュー・アルバム『G』(1995年)のオープニング・トラック「スーパーヴィクセン」でスタート。強烈なドラム・ソロが会場を揺るがす中、髪と同じレッド・カラーのホット・パンツにハイヒール姿のシャーリー・マンソンが颯爽と登場、待ちわびていたオーディエンスを歓喜させた。
力強くもしなやかで官能的なシャーリーはそのヴォーカルも姿もカリスマ性を失っておらず、バンドは7年もの間待ち続けていたファンに遠慮することなく、いきなりカウンター・パンチを食らわすようなヘヴィーでエッジーなパフォーマンスを展開した。
この夜は、前回のツアーおよび新作のレコーディングと同じく、元ジェーンズ・アディクションのエリック・エイヴァリーがベースに参加。「スチュピッド・ガール」「ミルク」から「ザ・ワールド・イズ・ノット・イナフ」「ホワイ・ドゥ・ユ・ラヴ・ミー」まで全キャリアを網羅するベスト・コレクションに、これまでの最高傑作というニュー・アルバム『ノット・ユア・カインド・オブ・ピープル』から1stシングル「ブラッド・フォー・ポピーズ」をはじめ「バトル・イン・ミー」「マン・オン・ア・ワイヤー」「オートマティック・システマティック・ハビット」を披露した。
7年もの間にミュージックシーンは変化し、多くの卓越した女性シンガーも現れたが、シャーリーはやはり数少ない真の女性ロック・シンガーのひとりとして何ひとつくすむことはなかった。パワフルなドラムとノイズ・ギターが炸裂するラウドなサウンドも健在で、円熟するのでもノスタルジックになってしまうのでもなく、アウトローでエッジーなガービッジの神髄は、これまで以上に輝いていた。
予想されたようなウォーミング・アップ的なギグではなく、2時間近くにわたり21曲をパフォーマンス。オーディエンスだけでなく、長い間待っていてくれたファンに感謝する言葉、ラストではブッチ・ヴィグ(Dr)がシャーリーにハグする場面もあった。メンバーもカンバック・ギグを存分に楽しんだことだろう。
彼らは今夏に来日、<サマーソニック2012>の出演を果たす。
<ガービッジ・カンバック・ライヴ@ロンドンToroxy>
1.Supervixen
2.Temptation Waits
3.Shut Your Mouth
4.Queer
5.Metal Heart
6.Stupid Girl
7.Why Do You Love Me
8.The World Is Not Enough
9.#1 Crush
10.Cherry Lips (Go Baby Go!)
11.Blood For Poppies
12.Battle In Me
13.Milk
14.I Think I’m Paranoid
15.Man On A Wire
16.Bad Boyfriend
17.Only Happy When It Rains
18.Push It
アンコール
19.Automatic Systematic Habit
20.Trick Is To Keep Breathing
21.Vow
『ノット・ユア・カインド・オブ・ピープル / NOT YOUR KIND OF PEOPLE』
2012年5月16日発売
SICP-3478 \2,520(tax in)
※輸入盤は通常盤(11曲入り)とデラックス盤(15曲入り)の2パターンあり
※国内盤はUSデラックス盤にボーナス・トラック1曲を追加した全16曲収録予定
1.Automatic Systematic Habit
2.Big Bright World
3.Blood For Poppies
4.Control
5.Not Your Kind Of People
6.Felt
7.I Hate Love
8.Sugar
9.Battle In Me
10.Man On A Wire
11.Beloved Freak
12.The One
13.What Girls Are Made Of
14.Love Like Suicide※
15.Bright Tonight
16.Show Me
※国内盤ボーナス・トラック
<SUMMERSONIC 2012>
2012年8月18日(土)、19日(日)
東京:QVC マリンフィールド &幕張メッセ
大阪:舞洲サマーソニック大阪特設会場
サマーソニック事務局:0180-993-030
http://www.summersonic.com/2012/
◆ガービッジ・オフィシャルサイト
◆ガービッジ画像
ショーは、デビュー・アルバム『G』(1995年)のオープニング・トラック「スーパーヴィクセン」でスタート。強烈なドラム・ソロが会場を揺るがす中、髪と同じレッド・カラーのホット・パンツにハイヒール姿のシャーリー・マンソンが颯爽と登場、待ちわびていたオーディエンスを歓喜させた。
力強くもしなやかで官能的なシャーリーはそのヴォーカルも姿もカリスマ性を失っておらず、バンドは7年もの間待ち続けていたファンに遠慮することなく、いきなりカウンター・パンチを食らわすようなヘヴィーでエッジーなパフォーマンスを展開した。
この夜は、前回のツアーおよび新作のレコーディングと同じく、元ジェーンズ・アディクションのエリック・エイヴァリーがベースに参加。「スチュピッド・ガール」「ミルク」から「ザ・ワールド・イズ・ノット・イナフ」「ホワイ・ドゥ・ユ・ラヴ・ミー」まで全キャリアを網羅するベスト・コレクションに、これまでの最高傑作というニュー・アルバム『ノット・ユア・カインド・オブ・ピープル』から1stシングル「ブラッド・フォー・ポピーズ」をはじめ「バトル・イン・ミー」「マン・オン・ア・ワイヤー」「オートマティック・システマティック・ハビット」を披露した。
7年もの間にミュージックシーンは変化し、多くの卓越した女性シンガーも現れたが、シャーリーはやはり数少ない真の女性ロック・シンガーのひとりとして何ひとつくすむことはなかった。パワフルなドラムとノイズ・ギターが炸裂するラウドなサウンドも健在で、円熟するのでもノスタルジックになってしまうのでもなく、アウトローでエッジーなガービッジの神髄は、これまで以上に輝いていた。
予想されたようなウォーミング・アップ的なギグではなく、2時間近くにわたり21曲をパフォーマンス。オーディエンスだけでなく、長い間待っていてくれたファンに感謝する言葉、ラストではブッチ・ヴィグ(Dr)がシャーリーにハグする場面もあった。メンバーもカンバック・ギグを存分に楽しんだことだろう。
彼らは今夏に来日、<サマーソニック2012>の出演を果たす。
<ガービッジ・カンバック・ライヴ@ロンドンToroxy>
1.Supervixen
2.Temptation Waits
3.Shut Your Mouth
4.Queer
5.Metal Heart
6.Stupid Girl
7.Why Do You Love Me
8.The World Is Not Enough
9.#1 Crush
10.Cherry Lips (Go Baby Go!)
11.Blood For Poppies
12.Battle In Me
13.Milk
14.I Think I’m Paranoid
15.Man On A Wire
16.Bad Boyfriend
17.Only Happy When It Rains
18.Push It
アンコール
19.Automatic Systematic Habit
20.Trick Is To Keep Breathing
21.Vow
『ノット・ユア・カインド・オブ・ピープル / NOT YOUR KIND OF PEOPLE』
2012年5月16日発売
SICP-3478 \2,520(tax in)
※輸入盤は通常盤(11曲入り)とデラックス盤(15曲入り)の2パターンあり
※国内盤はUSデラックス盤にボーナス・トラック1曲を追加した全16曲収録予定
1.Automatic Systematic Habit
2.Big Bright World
3.Blood For Poppies
4.Control
5.Not Your Kind Of People
6.Felt
7.I Hate Love
8.Sugar
9.Battle In Me
10.Man On A Wire
11.Beloved Freak
12.The One
13.What Girls Are Made Of
14.Love Like Suicide※
15.Bright Tonight
16.Show Me
※国内盤ボーナス・トラック
<SUMMERSONIC 2012>
2012年8月18日(土)、19日(日)
東京:QVC マリンフィールド &幕張メッセ
大阪:舞洲サマーソニック大阪特設会場
サマーソニック事務局:0180-993-030
http://www.summersonic.com/2012/
◆ガービッジ・オフィシャルサイト