堀内孝雄の新曲「笑うは薬」アニメ版ミュージックビデオを、お笑い芸人・サミットクラブが手がける

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5月9日に発売された堀内孝雄の新曲「笑うは薬」。本作のアニメ版ミュージックビデオ「笑うは薬 ~ベヤン太編~」の全編を、お笑い芸人・サミットクラブのムラコが手がけている。ムラコがミュージックビデオのイラスト制作に携わったのは初めて。

◆サミットクラブ、ムラコが描いた「笑うは薬 ~ベヤン太編~」ラフスケッチ、ミュージックビデオ

もともとイラストを描くのが得意だというムラコ。そして孫がふたりいる堀内孝雄。今回、堀内が、たまたま同じ事務所の芸人が『ハコネコ』という絵本を描いているという話を聞いて、その絵本を見たところ、イラストのタッチが気に入って、描いたムラコに軽く相談しにいったことがきっかけとなった。

ミュージックビデオのタイトルについている“ベヤン太”とは、もちろん“ベーヤン”からとられたもの。歌詞に描かれた物語を描いた仲のいい白クマ夫婦。闘病生活をおくる妻をいつもそばでサポートする夫のベヤン太のあたたかく切ないシーンと、ベーヤンのそっと寄り添うような優しい歌声が織りなす感動の映像作品となっている。

「とにかく初めてなことばかりだったので、緊張しました! いつもは描きたいものを描くという感じだったのですが、今回は他の方からイメージを聞いてそれを絵にするということで脳がかなり筋肉痛になりました。笑顔の表情は何パターンも描いてこだわりました。二人のシーンはほとんどと言っていいほど笑顔です。切ない笑顔とか、苦笑いとか、笑い泣きとか、笑うにも色んな表情がありますから、そこを上手く表現したいなと、それが今回の僕のテーマでした。特に今回の作品の中で、個人的に印象強いシーンはバスのシーンですね。あのシーンはめっちゃ好きです。もともとこの白クマのキャラクターたちは、僕が会議中に参考までに描いて、そのキャラクターたちの背景をなんとなくバス停にしたんです。その一枚から派生して作り上がったものなので、あのシーンはこの作品のいわば源流ですね。イメージがピッタリで嬉しかったです。」── ムラコ(サミットクラブ)

また奇しくもお笑い芸人という職業についている彼は、笑いがキーワードとなっている堀内孝雄の新曲「笑うは薬」に対しても、これまで経験したエピソードを交えながら以下のように語っている。

「最初、歌詞を読ませて頂いたとき、何か大人が持っている独特の“我慢”を感じました。泣きたいときに大泣きできない。笑いたいときに大笑いできない。でもその“我慢”から溢れた『ありがとう』の歌詞にグッとくるものがありました。本当に心から笑うは薬だと思います!実際、ひきこもりがちの方が僕らのお笑いライブを見たいと数年ぶりに部屋から出てくれたり、ケンカ中のカップルが僕らのライブで笑い合って仲直りしたり、本当に笑うは薬だなと日々感じてます。本当に素晴らしい歌だと思います! 堀内孝雄さんの素敵な歌声と、心にグッとくる歌詞とホロリとくる絵で『笑うは薬』をぜひご堪能ください!」── ムラコ(サミットクラブ)


◆堀内孝雄 オフィシャルサイト
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