INORAN、6/27リリースのアルバムヴィジュアル解禁!全国ツアーの東京2公演もSOLD OUT
ソロ15年目を迎えたINORANが6月27日に発売するニューアルバム『Dive youth,Sonik dive』と、それに続く全国ツアー<Live tour2012 Dive youth,Sonik dive>に向けていよいよ本格的に動き出した。
◆INORAN『Dive youth, Sonik dive』~拡大画像~
まずはGW最終日の5月6日、かつて楽曲アレンジを担当したleccaのライヴツアー2012のファイナル@日本武道館へゲスト出演。ライブ終盤で「missing Ordinary」と「Higher」にギタリストとして参加した。
パブリックの前にINORANが姿を現したのは、3月15日Shibuya O-EASTでの<TOKYO 2nite 1st stage -The Beginning->以来となるわけだが、武道館でのプレイを見て、INORANは6月30日から始まる自身のツアーに向けて、すでにトップ・コンディションであることが想像できた。今回はleccaにとっての初の武道館ライヴ。参加したゲストはその記念すべきステージに華を添えた。もちろんINORANも。ただ、そこで聴けたINORANのギターの音が、いつにも増して、ドキドキさせる音色だった。ギターの音1つで武道館の波動が変わったほどだ。
少しだけ本題から脱線して書く。ある雑誌の特集で、音楽と絵画芸術との違いをミュージシャン達と話し合う機会が先日あった。その中で印象に残ったのが“音楽は、聴き手に渡ってから完成をする”という、あるミュージシャンの言葉。確かに、絵は観賞されてゆくにつれその作品が育つということはない。だが、音楽は違う。ライヴで聴き手が聴くことによって変化し育って行く。このキャッチボールは音楽の楽しみの1つ。実は、似たようなことが短歌の世界にもある。誰かに贈った歌(=贈歌)には返歌がある。そこでは言葉と言葉が重ね合わせられる。こうした言葉の応酬(贈歌と返歌)を読んでいると、その歌の詠み人に、一人の時では生まれない表現が立ちあがってくるのがわかる。単体の時には見ることができなかった詠み人の内面に接したとき、なんとも言えない喜びを感じる。そしてこれは音楽でも同様だと思う。
前置きが随分と長くなってしまったが、今のINORANがそれだと思う。
ここ暫くのソロ作品の傾向、つまりシンプルでエッジの効いたロックが、INORANのミュージシャンとしてのアイデンティであるかどうかを知ることはできない。もしかしたら彼の真ん中にある音楽はもっと別のものなのかもしれない。だがそれがなんであれ、ここ1年INORANはシンプルでエッジの効いたロックを世に送り出した。そして、今までのソロ活動では得てこなかったほどの返歌=レスポンスを、聴き手からもらっているような気がする。もちろん、INORANはある程度の返歌=レスポンスがあることは予想をしていたはずだ。だが、本人の予想を超えての返歌を受け取ったのではあるまいか。そして今、本人の予想を超えた何かが立ちあがろうとしている気がする。それは短歌の世界と同様で、本人も気づいていなかった、本人の中にある新しい何かなのだと思う。
その新しい何かが、今回のアルバムリリースとツアーで完成するのでは?と個人的に思っている。
今年はソロ15年。そんな区切りの年に、新作『Dive youth,Sonik dive』とそのツアーでここ暫くのソロの路線がピークを迎えるのではあるまいか? そしてそんな瞬間に立ち会えるならば、それは音楽を愛する人間にとって最大の喜びだと思う。だが、その瞬間はINORAN一人ではなしえない。オーディエンスの返歌があってこそだ。その返歌さえあれば、このツアーで本人も予想していない新しい何かが生まれると思う。今のINORANの状態はそんな風に思える。
そしてそんなINORANの最新の写真とアルバム『Dive youth,Sonik dive』のジャケット写真が立て続けに届いた。どうやら軌跡の瞬間へのカウントダウンは始まったようだ。我々はこのジャケットの中にあるエッジの効いたロックン・ロールを楽しみに待とう。そして、ライブ会場でINORANと一緒にその歌を歌い奇跡の瞬間を作り上げよう。
そこで生まれる歌は、作り手と聴き手の応答に唱和する一回り大きく成長した、別の次元の歌となる。
と、そんなことは言わずもがなで、次のライブが大事なものになることを多くの人は感じ取っているようだ。その証拠に全国ツアーの東京2公演がまずソールドアウト。そして残る公演も売り切れ必至。歴史の証人になりそこねないよう、チケットは今すぐゲットすべし。
文●JOE横溝
『Dive youth, Sonik dive』
6月27日(水)発売
1. smoke
2. Get Laid
3. grace and glory
4. Selfless
5. no options
6. Hide and Seek
7. One Big Blue
8. Nine closets
9. HOME
10.LEMONTUNE
<15周年記念初回限定盤>
KICS-91787 ¥6,500(tax in)
CD(10曲入り)+DVD(Lead Track “Get Laid” Music Clip+特典映像)+30cmLP
※30cmLPにはCDと同内容の音源を収録予定ではありますが、一部楽曲に関してオリジナルVer.の収録を予定。
<通常盤>KICS-1787 ¥3,000(tax in)
CD(10曲入り)※初回限定盤と同内容
INORAN 15th Anniversary Year - 2nd Stage -
<Live Tour 2012 “Dive youth, Sonik dive”>
6月30日(土)金沢 AZ
7月3日(火)渋谷 CLUB QUATTRO
7月7日(土)仙台 darwin
7月12日(火)LIQUIDROOM
7月14日(土)岡山 CRAZYMAMA KINGDOM
7月16日(月・祝)福岡 DRUM Be-1
7月21日(土)名古屋 ボトムライン
7月22日(日)大阪 BIGCAT
[一般発売日]4/28(土)
[問]BACKSTAGE PROJECT 03-5786-2400
◆INORAN オフィシャルサイト
◆INORAN キングレコード レーベルサイト
◆INORAN『Dive youth, Sonik dive』~拡大画像~
まずはGW最終日の5月6日、かつて楽曲アレンジを担当したleccaのライヴツアー2012のファイナル@日本武道館へゲスト出演。ライブ終盤で「missing Ordinary」と「Higher」にギタリストとして参加した。
パブリックの前にINORANが姿を現したのは、3月15日Shibuya O-EASTでの<TOKYO 2nite 1st stage -The Beginning->以来となるわけだが、武道館でのプレイを見て、INORANは6月30日から始まる自身のツアーに向けて、すでにトップ・コンディションであることが想像できた。今回はleccaにとっての初の武道館ライヴ。参加したゲストはその記念すべきステージに華を添えた。もちろんINORANも。ただ、そこで聴けたINORANのギターの音が、いつにも増して、ドキドキさせる音色だった。ギターの音1つで武道館の波動が変わったほどだ。
少しだけ本題から脱線して書く。ある雑誌の特集で、音楽と絵画芸術との違いをミュージシャン達と話し合う機会が先日あった。その中で印象に残ったのが“音楽は、聴き手に渡ってから完成をする”という、あるミュージシャンの言葉。確かに、絵は観賞されてゆくにつれその作品が育つということはない。だが、音楽は違う。ライヴで聴き手が聴くことによって変化し育って行く。このキャッチボールは音楽の楽しみの1つ。実は、似たようなことが短歌の世界にもある。誰かに贈った歌(=贈歌)には返歌がある。そこでは言葉と言葉が重ね合わせられる。こうした言葉の応酬(贈歌と返歌)を読んでいると、その歌の詠み人に、一人の時では生まれない表現が立ちあがってくるのがわかる。単体の時には見ることができなかった詠み人の内面に接したとき、なんとも言えない喜びを感じる。そしてこれは音楽でも同様だと思う。
前置きが随分と長くなってしまったが、今のINORANがそれだと思う。
ここ暫くのソロ作品の傾向、つまりシンプルでエッジの効いたロックが、INORANのミュージシャンとしてのアイデンティであるかどうかを知ることはできない。もしかしたら彼の真ん中にある音楽はもっと別のものなのかもしれない。だがそれがなんであれ、ここ1年INORANはシンプルでエッジの効いたロックを世に送り出した。そして、今までのソロ活動では得てこなかったほどの返歌=レスポンスを、聴き手からもらっているような気がする。もちろん、INORANはある程度の返歌=レスポンスがあることは予想をしていたはずだ。だが、本人の予想を超えての返歌を受け取ったのではあるまいか。そして今、本人の予想を超えた何かが立ちあがろうとしている気がする。それは短歌の世界と同様で、本人も気づいていなかった、本人の中にある新しい何かなのだと思う。
その新しい何かが、今回のアルバムリリースとツアーで完成するのでは?と個人的に思っている。
今年はソロ15年。そんな区切りの年に、新作『Dive youth,Sonik dive』とそのツアーでここ暫くのソロの路線がピークを迎えるのではあるまいか? そしてそんな瞬間に立ち会えるならば、それは音楽を愛する人間にとって最大の喜びだと思う。だが、その瞬間はINORAN一人ではなしえない。オーディエンスの返歌があってこそだ。その返歌さえあれば、このツアーで本人も予想していない新しい何かが生まれると思う。今のINORANの状態はそんな風に思える。
そしてそんなINORANの最新の写真とアルバム『Dive youth,Sonik dive』のジャケット写真が立て続けに届いた。どうやら軌跡の瞬間へのカウントダウンは始まったようだ。我々はこのジャケットの中にあるエッジの効いたロックン・ロールを楽しみに待とう。そして、ライブ会場でINORANと一緒にその歌を歌い奇跡の瞬間を作り上げよう。
そこで生まれる歌は、作り手と聴き手の応答に唱和する一回り大きく成長した、別の次元の歌となる。
と、そんなことは言わずもがなで、次のライブが大事なものになることを多くの人は感じ取っているようだ。その証拠に全国ツアーの東京2公演がまずソールドアウト。そして残る公演も売り切れ必至。歴史の証人になりそこねないよう、チケットは今すぐゲットすべし。
文●JOE横溝
『Dive youth, Sonik dive』
6月27日(水)発売
1. smoke
2. Get Laid
3. grace and glory
4. Selfless
5. no options
6. Hide and Seek
7. One Big Blue
8. Nine closets
9. HOME
10.LEMONTUNE
<15周年記念初回限定盤>
KICS-91787 ¥6,500(tax in)
CD(10曲入り)+DVD(Lead Track “Get Laid” Music Clip+特典映像)+30cmLP
※30cmLPにはCDと同内容の音源を収録予定ではありますが、一部楽曲に関してオリジナルVer.の収録を予定。
<通常盤>KICS-1787 ¥3,000(tax in)
CD(10曲入り)※初回限定盤と同内容
INORAN 15th Anniversary Year - 2nd Stage -
<Live Tour 2012 “Dive youth, Sonik dive”>
6月30日(土)金沢 AZ
7月3日(火)渋谷 CLUB QUATTRO
7月7日(土)仙台 darwin
7月12日(火)LIQUIDROOM
7月14日(土)岡山 CRAZYMAMA KINGDOM
7月16日(月・祝)福岡 DRUM Be-1
7月21日(土)名古屋 ボトムライン
7月22日(日)大阪 BIGCAT
[一般発売日]4/28(土)
[問]BACKSTAGE PROJECT 03-5786-2400
◆INORAN オフィシャルサイト
◆INORAN キングレコード レーベルサイト
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