デス・グリップス、アルバム制作のために今後のツアー日程をすべてキャンセル
デス・グリップスは5/4(金)、SNSへの書き込みを通じて全米、カナダ、ヨーロッパを含む予定されていた今後すべてのショーをキャンセルするとアナウンスした。
この日バンドはツイッターおよびフェイスブックにコメントを書き記し、「キャンセルするのは、次のアルバム『ノー・ラヴ』を完成させるためだ。ゆえに現時点で予定されたショーはすべてなくなったわけで、アルバムが完成したらまた皆に会いたいと思う」とコメント。これに対して憤慨したファンからは、大量の書き込みが届いているようだ。
このアナウンスにより、バンドは翌5/5(土)に出演する予定だった地元サクラメントで開催された“ELECTRONIC MUSIC FESTIVAL”にも姿を見せず、5/18のアイルランド、ダブリンを皮切りに7/1のロサンゼルスまで敢行予定だった計30公演を越える夏のツアーもお蔵入りとなるもようだ。
しかし、彼らがパフォーマンスする予定だった会場には公演キャンセルの正式な連絡はされておらず、北米ツアー初日の6/12の翌日、6/13に公演を予定されていたMUSIC HALL OF WILLIAMSBURGは、5/6(日)にツイッターを通じて「我々は現在、デス・グリップスの公演キャンセルの公式な連絡を待っている段階です。もしキャンセルとなった場合、チケット代金は払い戻しいたします。いま暫くお待ちください」との書き込みをしている。
バンドの代理人はBillboard.comの取材に対して、今後予定されていたすべてのショーはキャンセルになったと明言しているが、金曜日のツイッターとフェイスブックへの書き込みのほかには、バンド自身およびレーベル側から詳細な正式発表はまったくされていない。
彼らのセカンド・アルバム『ノー・ラヴ』は、この秋にもエピック・レコードからリリースされることになっている。
◆ニュース提供:ビルボード
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