分島花音、シアトルのアニメ・コンベンションで4000人超動員

2012年4月6日から4月8日にかけて、アメリカ／ワシントン州シアトルのダウンタウンにあるコンベンションセンターで＜Sakura-con 2012＞が開催され、開催以来最多の4万5千人が来場した。＜Sakura-con＞は今年で15周年を迎える、ノースウェスト最大のアニメ・コンベンション。

この＜Sakura-con 2012＞に、チェロ・ヴォーカリスト分島花音がミュージック・ゲストとして参加。ピアニストとバイオリニストをサポート・メンバーに加えた編成で、現地時間7日（土）にコンサートを行なった。

アメリカで人気のある日本人アーティストの一人である分島花音は、ここ数年で最大級となる4000人以上を動員。ゴシック＆ロリータの衣装を身にまとい、チェロを弾きながら歌うという独自のスタイルでライヴをするのだが、今回＜Sakura-con 2012＞での衣装は、桜をイメージした、桜色のドレスをセレクト。春らしいさわやかさに、大人っぽさも加わった衣装で登場すると、会場には悲鳴とも思える歓声が沸いた。

アニメ『ヴァンパイア騎士』EDテーマとなった｢still doll｣は今もなお人気があり、そのイントロが流れると会場はさらにヒートアップ。チェロを弾く姿に拍手と歓声が響きわたる。

「アメリカでのライヴは3回目ですが、シアトルは初めて。海が近くにあり、素敵な場所です。シアトルにある水族館に行きました！」と話すと、会場はさらに盛り上がりを見せた。

ライヴ後半には未発表曲も数曲披露し、のびやかな透き通る歌声で観客を魅了した。

また、絵師「ヒラリ」としても活動する分島花音は、自身で制作したイラスト本『Flower Sound Orchestra』をアメリカで販売している。今後は日本でも沢山のライヴをし、自身の想いを曲や詞、言葉、絵にして表現を続けていく。

＜Sakura-con 2012＞
2012年4月7日（土）分島花音　セットリスト
シェークスピアの忘れ物（OPSE）
still doll
鏡
果実の警告
オデット
マーマレードスカイ
Celmisia
黒猫とピアニストのタンゴ
ザ　ドールハウス！
チョコレート
ワルツ
夜明け
プリンセスチャールストン

◆分島花音オフィシャル・サイト