スリー・6・マフィア、リアリティ番組や新しい音楽について語る

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スリー・6・マフィアの陽気でスラップスティック的な奇行はリアリティTVプロデューサーの夢だ。だから、DJポールとジューシーJはこれまでにふたつのリアリティ・ショーをやって来たのだし、「金額さえ良ければ」もっとやるつもりでいるのだ。

音楽業界で20年以上やって来たスリー・6・マフィアがいちばん最近登場しているのはVH1の『フェイマス・フード』で、これは彼らが他のセレブと組んでハリウッドにレストランを開くというもの。実際レモン・バスケットは開店後5ヶ月で店を閉めてしまったが。

「ロケーションが悪かったからさ」とDJポールは言う。「車の預かりサービスの許可が出なかったから、みんなはずっと先の通りに車を停めてビルまで歩いて来なきゃならなかった。サンセット・ブールバードを知ってる人なら、週末は駐車料金が20ドルだって知ってるからね。そんなんじゃやってらんないよ。今は新しいロケーションを探しているところさ」

スリー・6・マフィアのアーティスト発掘について(最近メキシコ人ラッパーのココと契約したばかり)は「オレたちはちょっと違ったことをやろうとしてるんだ。ブラックとヒスパニックを混ぜ合わせようとしてるのさ。つまるところ、オレたちは全員ニガーなんだからな」

スリー・6・マフィアの音楽活動も続いている。それぞれの個人プロジェクトを進めながら、5/4は故郷に戻ってビール・ストリート・ミュージック・フェスティバルに出演の予定。ポールは4/19にミックステープ『フォー・アイ・ハヴ・シンド』を発表する。ジューシーJは昨年ミックステープ『ブルー・ドリーム&リーン』を出している。

スリー・6・マフィアのこれから発売される音楽はストリップ・クラブでかかるような、同じラインが繰り返されるものになるという。「オレたちの音楽はトリッピーな音楽って感じだからね」とジューシーJは言う。「人をハイにし、盛り上げ、いい気分にさせてくれる音楽なんだ。最初からそういう音楽をずっとやってきたし、今だって同じさ」

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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