ピーター・ブレイク、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のニュー・ヴァージョンを制作

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ビートルズのアルバム『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1967年)のジャケ写を手がけたポップ・アーティスト、ピーター・ブレイクが、80歳になるのを記念し、ニュー・ヴァージョンのアート・ワークを制作した。

◆ニュー・ヴァージョン『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』画像

ご存知の通り、『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』のジャケ写にはビートルズのメンバーと共にボブ・ディラン、マリリン・モンロー、マーロン・ブランド、オスカー・ワイルド、カール・マルクスなど多くの著名人が登場している。

彼の“家族、友人、アイコン”をフィーチャーしたというニュー・ヴァージョンでは、エイミー・ワインハウス、エリック・クラプトン、ミック・ジャガー、ノエル・ギャラガー、ポール・ウェラー、エルヴィス・コステロ、エルトン・ジョン、デヴィッド・ボウイ、モンティ・パイソン、ヴィヴィアン・ウェストウッド、ケイト・モス、ダニー・ボイル、テレンス・コンラン、ポール・スミスらが登場。ポール・マッカートニーの姿も見られるが、ほかのビートルズのメンバーは肖像権の問題で盛り込めなかったという。

オアシスのベスト・アルバムでブレイクと仕事をしたというノエル・ギャラガーは、選ばれたことを名誉に思っているそうだ。彼はBBCにこう話した。「ラッキーなことに彼のスタジオへ行くチャンスがあったんだ。『Sgt Pepper』の撮影で使われた小物がまだ残ってた」「俺にとって60'sのサウンドはビートルズ、ザ・フー、キンクス、ローリング・ストーンズだ。そしてピーター(・ブレイク)の作品はそれを象徴している」

同アート・ワークは、7月に開かれる<Vintage Festival>のポスターとして使用される。

Ako Suzuki, London

◆BARKS洋楽チャンネル
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