パストーレ、衝撃の日本デビューから1年 待望の最新作が登場
ブラジルは要注意だと、2011年に多くのメタル・ファンの度肝を抜いた超ド級のヘヴィ・メタル・シンガー、マリオ・パストーレ率いるパストーレが、衝撃の日本デビューから1年。鋼鉄サウンドが豪快に暴れる新作が登場した。
マリオ・パストーレは、ブラジルで多くのヘヴィ・メタル・バンドの活動を経て、彼自身の名前によるバンド「パストーレ」を始動。多彩で濃度の濃いアイデア、強烈なリフによる曲構成、パワーとメロディーを併せ持つマリオ・パストーレの驚愕な多様性を持つ声によって、ヘヴィ・メタルの本質に焦点を当てた究極のサウンドを作り出している。2010年に日本デビューを果たし、多くのメタル・ファンの度肝を抜いたのは記憶に新しい。
今回のアルバムでは。マリオのヴォーカルに加え、進化を果たしたギタリストのラファエル・ガザルのプレイが凄みを増し、前作同様にヘヴィ・メタル・サウンドが満載の作品に仕上がっている。今作から正式メンバーとしてベースにアレクシス・ガルッチが加入。
その最重要人物マリオ・パストーレのインタビューが到着している。全曲解説付きのロングインタビューをお届けしよう。
◆ ◆ ◆
──デビュー・アルバム『THE PRICE FOR THE HUMAN SINS』は2011年3月に日本で発売されました。その後の活動は?
マリオ・パストーレ(以下、M):日本でアルバムが発売されてから、自国でも凄く反響があった。数か所で沢山ギグをやって、「Far Away」のビデオ・クリップも良い反応があって、有名なブラジルのTVでも取り上げられた。ラジオ、インターネットやTVで、何回かインタヴューにも答えたよ。
──ベースのアレクシスがバンドに加わりました。いつ加入し、どうやって彼のことを知ったのですか?
M:以前に彼に会ったことがあったけど、一緒にやる機会はなかったんだ。共通の友人が、彼がバンドと一緒にやるのに興味があるって言っていたんだ。当時、オレ達は新しいベーシストを探していた。2010年末に彼をいわゆるオーディションに呼んでバンド仲間になったんだ。
──最新アルバムが完成しました。制作の前に、何かコンセプトなどありましたか?
M:実際、オレ達はバンドの個性を主張したかった。ポジティヴなメッセージと、最近世界で発生している事件についての警告を伝えることだ。
──アルバム用の曲の制作はいつから始めた?
M:2011年の6、7月くらいに、最初のアイディアを出して始めた。
──どの曲もキラー・チューンですね。曲作りはどのようにして行なっていますか? 誰かメインのソングライターがバンドにいるのでしょうか?
M:曲を気に入ってくれて嬉しいよ。アルバムの曲はバンド全員で仕上げるんだ。皆でアイディアを同じテーブルに出しあうんだけど、メインのソングライターはギターのラファエル・ガザルだよ。
──制作期間はどれくらいかかりました?
M:プリ・プロダクションも含めて、大体5カ月くらいかな。
──新作で何か新しいチャレンジをしましたか?
M:うん。音楽的に自分達自身で壁を乗り越えるのが楽しみだったし、オレが思うにオレ達は乗り越えたと思っているよ。曲は1stアルバムよりも進化して良くなったと思う。同時に、何と言うか、核心に迫れたっていうカンジかな。
──新作レコーディング中に、他のメンバーの知られざる一面というか、ミュージシャンとしての才能で驚かされたりしましたか?
M:ラファエルの素晴らしいギター・プレイと、ファビオの見事なドラム、凄いサウンドを弾くベースのアレクシスによって、アルバムの進化に大きな貢献をもたらしたよ。それによって、オレのヴォーカル・パフォーマンスもより一層力を入れたものになった。
──レコーディング中のユニークなエピソードがあれば。
M:あまりないな。あえて言うなら、自分達でプリプロダクション、レコーディング、自分達のスタジオを使い、と手作りなカンジで、素晴らしいサウンドを仕上げることができたってことかな。
──各曲のコメントを。
1.Brutal Storm:リード・トラックだね。速くて、パワフル、そしてメロディック。パワー・メタルから影響を受けた素晴らしいコーラス。ビデオ・クリップを制作する予定だ。歌詞は地震兵器(HAARP)の陰謀に基づいていて、それは、個人的な利益を提供し、人類の愚かさに貢献する自然災害を発生できる機械のことだ。
2.The End Of Our Flames:ギターのリフはスラッシュ・メタル風。特にベース・ギターがね。ブリッジとコーラスは、とてもリズミックだ。コンサートのオープニングに合うタイプの曲だね。歌詞はいわゆる我々に、我々が住んでいる世界についての警告だね。表面的で加速している世界、そしていかに我々が世界で起こっている問題に疎遠になっているか。
3.Night And Day:イントロ部分は、ファビオのドラムが正確なことが明確になっている。ヘヴィなギターと素晴らしいヴォーカルのメロディのコントラストがあるね。ギター・ソロは、沢山のフィーリングが盛り込まれた、とても印象的なものになっている。これは独房にいる死刑執行を待つ男について。彼がどれだけ人生を無駄にし、昼夜問わずに人生を嘆いていることを反映させた。
4.Fools:ベースとドラムをフィーチャーして始まる。ハードでヘヴィな影響が入っている、とてもタフな曲。この曲はシンプルな歌詞と印象的なコーラスとヴォーカル・メロディにフォーカスしたんだ。曲のテーマは、いかに堕落した政治家の見せ掛けだけの社会で、彼らが罰を受けることなく、物を盗み、我々に害を与えることに関して。
5.Empty World:これは、ラファエルが初めに書いた曲のうちの1曲。見事なギターとドラムのイントロで、伝統的なメタルの雰囲気に導く。ヴォーカルは、エフェクトを使って曲をヘヴィなものにしている。歌詞は希望について。
6.Liar:イントロは1980年代のスラッシュ・メタルを彷彿させる。ダブル・ヴォーカルによるブリッジで、ヴァースは同じようにパンチのあるカンジに保っている。コーラスも、ANTHRAXやANNIHILATORのようなバンドを彷彿させるね。ソロは、アルバム中、多分もっともプログレッシヴなものなんじゃないかな。歌詞は狡猾な人々について。
7.When The Sunrises:アルバムの他の曲の中でもハイライトになるであろうコーラスがあるヘヴィなバラード。声はQUEENSRYCHEにインスパイアされたものだね。ここでのメッセージは、この世界の現実が夢を通して明らかにされる。
8.Envy:アルバムの中でもヘヴィな曲の一つ。チューニングを下げている。コーラスでのアグレッシヴなヴォーカルは、コンサートで皆が歌えるんじゃないかな。最近のメタルからの影響もあるね。歌詞は、いかに妬みに毒された人物が、我を忘れ、わがままで、他から完全に孤立しているか。この欲望は、七つの大罪の一つなんだ。
9.Unreal Messages:他の曲とちょっと異色なカンジ。BLACK SABBATH風のリズミックなドラム、ギターとヘヴィなベース。ハーモニー・パートのヴォーカルで、この曲にダイナミックさを高めている。メデイアの大衆操作が最近の話題になっていない。いかに、サブリミナルに、”意識のゾンビ”みたいに彼らが我々の意識に入ってくるか。我々は操作されていると分かっていながら、彼は無意識のレベルで入ってきて、自由の選択を我々から奪い取っている。
10.Bring To Me Peace:前の曲とのコントラストがあるね。ここでのベースとドラムは、アグレッシヴさとダーティなキャラクターが絡み合っている。アグレッシヴなソロはハイライトだね。歌詞は、世界のすべての暴力に対する憤慨を表現している。テレビ、映画およびすべてのメディアが、とても無意味なカンジで暴力を報告するのをオレ達は見ている。
11.The World Is Falling:ブルース・ディッキンソンのソロ活動から影響を受けた曲。充実したギターがあって、この曲をアルバムの最後に持ってくるにはうってつけだった。とても引き締まった雰囲気で、歌詞、他の曲でも言及してきたすべての問題にもフィットするし、世界が段々と崩れかけている様子を醸しだしている。我々の行動、野望、身勝手さ、重大な意識の欠如が、感情なき人類、いわゆる慈悲も無く、我々の子供たちにより良い世界を作ることに気が進まないものへと向かっている。
12.Hidden Is The Truth:日本のファンに特別に作った曲。リハーサルの最中にできあがった。シンプルなバックグラウンドに、ギターとヴォーカルを強調した。この曲は、どれだけ消費者主義が我々の自然を破壊しているか、そしてそれが貧乏人からの搾取をベースにしているということ、それを伝えている。資本主義に対する批判だ。
──アルバムで個人的にお気に入りの曲は?
M:好きなのは「Hidden is the Truth」。強欲と権力を追求する過ちについて歌っている。この曲は、リハーサルの間に書いたんだ。一度ラファエルが基本となるメロディをプレイして、ヴォーカルについてオレが持っていたアイディアを足して、というカンジでね。結果はとても満足している。
──アルバム・タイトルは誰のアイディア?
M:どうするべきか皆で話し合っていたんだ。で、ラファエルがタイトル「THE END OF OUR FLAMES」を提案して皆気に入った。何故なら、人類が、権力の飽くなき追求により、自然破壊や価値をねじれさせ、本当に自分達の存在の炎を消滅させようとしているから。
──日本以外での発売や今後のスケジュールは?
M:日本でアルバム発売後は、ブラジルでも今年の前半には発売するよ。ヨーロッパやアメリカも交渉中だ。
──日本のファンにメッセージを
M:最初に『THE PRICE OF THE HUMAN SINS』をリリースして以来、みんなからのサポートと優しさに感謝してる。オレ達が多くの献身を込めた新しいアルバムを気に入ってくれ楽しんでくれることを期待しているよ。近いうちに会おう。
『THE END OF OUR FLAMES』
発売中
QIHC-10030 \2,700(tax in)
1.BRUTAL STORM
2.THE END OF OUR FLAMES
3.NIGHT AND DAY
4.FOOLS
5.EMPTY WORLD
6.LIAR
7.WHEN THE SUN RISES
8.ENVY
9.UNREAL MESSEGES
10.BRING TO ME PEACE
11.THE WORLD IS FALLING
12.HIDDEN IS THE TRUTH(Japanese Bonus Track)
◆ハイドラントミュージック
マリオ・パストーレは、ブラジルで多くのヘヴィ・メタル・バンドの活動を経て、彼自身の名前によるバンド「パストーレ」を始動。多彩で濃度の濃いアイデア、強烈なリフによる曲構成、パワーとメロディーを併せ持つマリオ・パストーレの驚愕な多様性を持つ声によって、ヘヴィ・メタルの本質に焦点を当てた究極のサウンドを作り出している。2010年に日本デビューを果たし、多くのメタル・ファンの度肝を抜いたのは記憶に新しい。
今回のアルバムでは。マリオのヴォーカルに加え、進化を果たしたギタリストのラファエル・ガザルのプレイが凄みを増し、前作同様にヘヴィ・メタル・サウンドが満載の作品に仕上がっている。今作から正式メンバーとしてベースにアレクシス・ガルッチが加入。
その最重要人物マリオ・パストーレのインタビューが到着している。全曲解説付きのロングインタビューをお届けしよう。
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──デビュー・アルバム『THE PRICE FOR THE HUMAN SINS』は2011年3月に日本で発売されました。その後の活動は?
マリオ・パストーレ(以下、M):日本でアルバムが発売されてから、自国でも凄く反響があった。数か所で沢山ギグをやって、「Far Away」のビデオ・クリップも良い反応があって、有名なブラジルのTVでも取り上げられた。ラジオ、インターネットやTVで、何回かインタヴューにも答えたよ。
──ベースのアレクシスがバンドに加わりました。いつ加入し、どうやって彼のことを知ったのですか?
M:以前に彼に会ったことがあったけど、一緒にやる機会はなかったんだ。共通の友人が、彼がバンドと一緒にやるのに興味があるって言っていたんだ。当時、オレ達は新しいベーシストを探していた。2010年末に彼をいわゆるオーディションに呼んでバンド仲間になったんだ。
──最新アルバムが完成しました。制作の前に、何かコンセプトなどありましたか?
M:実際、オレ達はバンドの個性を主張したかった。ポジティヴなメッセージと、最近世界で発生している事件についての警告を伝えることだ。
──アルバム用の曲の制作はいつから始めた?
M:2011年の6、7月くらいに、最初のアイディアを出して始めた。
──どの曲もキラー・チューンですね。曲作りはどのようにして行なっていますか? 誰かメインのソングライターがバンドにいるのでしょうか?
M:曲を気に入ってくれて嬉しいよ。アルバムの曲はバンド全員で仕上げるんだ。皆でアイディアを同じテーブルに出しあうんだけど、メインのソングライターはギターのラファエル・ガザルだよ。
──制作期間はどれくらいかかりました?
M:プリ・プロダクションも含めて、大体5カ月くらいかな。
──新作で何か新しいチャレンジをしましたか?
M:うん。音楽的に自分達自身で壁を乗り越えるのが楽しみだったし、オレが思うにオレ達は乗り越えたと思っているよ。曲は1stアルバムよりも進化して良くなったと思う。同時に、何と言うか、核心に迫れたっていうカンジかな。
──新作レコーディング中に、他のメンバーの知られざる一面というか、ミュージシャンとしての才能で驚かされたりしましたか?
M:ラファエルの素晴らしいギター・プレイと、ファビオの見事なドラム、凄いサウンドを弾くベースのアレクシスによって、アルバムの進化に大きな貢献をもたらしたよ。それによって、オレのヴォーカル・パフォーマンスもより一層力を入れたものになった。
──レコーディング中のユニークなエピソードがあれば。
M:あまりないな。あえて言うなら、自分達でプリプロダクション、レコーディング、自分達のスタジオを使い、と手作りなカンジで、素晴らしいサウンドを仕上げることができたってことかな。
──各曲のコメントを。
1.Brutal Storm:リード・トラックだね。速くて、パワフル、そしてメロディック。パワー・メタルから影響を受けた素晴らしいコーラス。ビデオ・クリップを制作する予定だ。歌詞は地震兵器(HAARP)の陰謀に基づいていて、それは、個人的な利益を提供し、人類の愚かさに貢献する自然災害を発生できる機械のことだ。
2.The End Of Our Flames:ギターのリフはスラッシュ・メタル風。特にベース・ギターがね。ブリッジとコーラスは、とてもリズミックだ。コンサートのオープニングに合うタイプの曲だね。歌詞はいわゆる我々に、我々が住んでいる世界についての警告だね。表面的で加速している世界、そしていかに我々が世界で起こっている問題に疎遠になっているか。
3.Night And Day:イントロ部分は、ファビオのドラムが正確なことが明確になっている。ヘヴィなギターと素晴らしいヴォーカルのメロディのコントラストがあるね。ギター・ソロは、沢山のフィーリングが盛り込まれた、とても印象的なものになっている。これは独房にいる死刑執行を待つ男について。彼がどれだけ人生を無駄にし、昼夜問わずに人生を嘆いていることを反映させた。
4.Fools:ベースとドラムをフィーチャーして始まる。ハードでヘヴィな影響が入っている、とてもタフな曲。この曲はシンプルな歌詞と印象的なコーラスとヴォーカル・メロディにフォーカスしたんだ。曲のテーマは、いかに堕落した政治家の見せ掛けだけの社会で、彼らが罰を受けることなく、物を盗み、我々に害を与えることに関して。
5.Empty World:これは、ラファエルが初めに書いた曲のうちの1曲。見事なギターとドラムのイントロで、伝統的なメタルの雰囲気に導く。ヴォーカルは、エフェクトを使って曲をヘヴィなものにしている。歌詞は希望について。
6.Liar:イントロは1980年代のスラッシュ・メタルを彷彿させる。ダブル・ヴォーカルによるブリッジで、ヴァースは同じようにパンチのあるカンジに保っている。コーラスも、ANTHRAXやANNIHILATORのようなバンドを彷彿させるね。ソロは、アルバム中、多分もっともプログレッシヴなものなんじゃないかな。歌詞は狡猾な人々について。
7.When The Sunrises:アルバムの他の曲の中でもハイライトになるであろうコーラスがあるヘヴィなバラード。声はQUEENSRYCHEにインスパイアされたものだね。ここでのメッセージは、この世界の現実が夢を通して明らかにされる。
8.Envy:アルバムの中でもヘヴィな曲の一つ。チューニングを下げている。コーラスでのアグレッシヴなヴォーカルは、コンサートで皆が歌えるんじゃないかな。最近のメタルからの影響もあるね。歌詞は、いかに妬みに毒された人物が、我を忘れ、わがままで、他から完全に孤立しているか。この欲望は、七つの大罪の一つなんだ。
9.Unreal Messages:他の曲とちょっと異色なカンジ。BLACK SABBATH風のリズミックなドラム、ギターとヘヴィなベース。ハーモニー・パートのヴォーカルで、この曲にダイナミックさを高めている。メデイアの大衆操作が最近の話題になっていない。いかに、サブリミナルに、”意識のゾンビ”みたいに彼らが我々の意識に入ってくるか。我々は操作されていると分かっていながら、彼は無意識のレベルで入ってきて、自由の選択を我々から奪い取っている。
10.Bring To Me Peace:前の曲とのコントラストがあるね。ここでのベースとドラムは、アグレッシヴさとダーティなキャラクターが絡み合っている。アグレッシヴなソロはハイライトだね。歌詞は、世界のすべての暴力に対する憤慨を表現している。テレビ、映画およびすべてのメディアが、とても無意味なカンジで暴力を報告するのをオレ達は見ている。
11.The World Is Falling:ブルース・ディッキンソンのソロ活動から影響を受けた曲。充実したギターがあって、この曲をアルバムの最後に持ってくるにはうってつけだった。とても引き締まった雰囲気で、歌詞、他の曲でも言及してきたすべての問題にもフィットするし、世界が段々と崩れかけている様子を醸しだしている。我々の行動、野望、身勝手さ、重大な意識の欠如が、感情なき人類、いわゆる慈悲も無く、我々の子供たちにより良い世界を作ることに気が進まないものへと向かっている。
12.Hidden Is The Truth:日本のファンに特別に作った曲。リハーサルの最中にできあがった。シンプルなバックグラウンドに、ギターとヴォーカルを強調した。この曲は、どれだけ消費者主義が我々の自然を破壊しているか、そしてそれが貧乏人からの搾取をベースにしているということ、それを伝えている。資本主義に対する批判だ。
──アルバムで個人的にお気に入りの曲は?
M:好きなのは「Hidden is the Truth」。強欲と権力を追求する過ちについて歌っている。この曲は、リハーサルの間に書いたんだ。一度ラファエルが基本となるメロディをプレイして、ヴォーカルについてオレが持っていたアイディアを足して、というカンジでね。結果はとても満足している。
──アルバム・タイトルは誰のアイディア?
M:どうするべきか皆で話し合っていたんだ。で、ラファエルがタイトル「THE END OF OUR FLAMES」を提案して皆気に入った。何故なら、人類が、権力の飽くなき追求により、自然破壊や価値をねじれさせ、本当に自分達の存在の炎を消滅させようとしているから。
──日本以外での発売や今後のスケジュールは?
M:日本でアルバム発売後は、ブラジルでも今年の前半には発売するよ。ヨーロッパやアメリカも交渉中だ。
──日本のファンにメッセージを
M:最初に『THE PRICE OF THE HUMAN SINS』をリリースして以来、みんなからのサポートと優しさに感謝してる。オレ達が多くの献身を込めた新しいアルバムを気に入ってくれ楽しんでくれることを期待しているよ。近いうちに会おう。
『THE END OF OUR FLAMES』
発売中
QIHC-10030 \2,700(tax in)
1.BRUTAL STORM
2.THE END OF OUR FLAMES
3.NIGHT AND DAY
4.FOOLS
5.EMPTY WORLD
6.LIAR
7.WHEN THE SUN RISES
8.ENVY
9.UNREAL MESSEGES
10.BRING TO ME PEACE
11.THE WORLD IS FALLING
12.HIDDEN IS THE TRUTH(Japanese Bonus Track)
◆ハイドラントミュージック