エイサップ・ロッキー、SXSWのショーは乱闘で幕を閉じる

ポスト

3/17(土)から3/18(日)にかけての未明、エイサップ・ロッキーと彼が率いるエイサップの仲間たちが行なったSXSWでのパフォーマンスは、ステージめがけて投げ込まれたビール缶に対してメンバーたちが拳で対抗するという事態に発展した。

レポートによると、オースティンの1100 WAREHOUSEでパフォーマンスを行っていたエイサップ・ロッキーと仲間たちだが、途中でメンバーのうちの1人がドゥーラグ(バンダナ)を奪われ、それを取り戻すために短い間パフォーマンスを中断させるという状況に見舞われた。すると中断から間もなくして、観客席から満タンに詰まった状態のビールの缶がメンバーたちに向かって投げ込まれ、さらなる中断を助長する事態となってしまった。これが起こったのは、午前3時30分頃のことだ。

音楽サイト“Fuse”は、「ロッキーのために言うが、彼は混乱の沈静化を図っていた」と擁護する姿勢を見せつつも、「さらなるアルコール飲料が投げ込まれていたら、いさかいはもっとエスカレートしていただろう」と警告のコメントを掲載している。

最初の投入から5分後、2缶目のビールがステージに投げ込まれると、怒ったグループはステージを下りて観客席へと乱入してケンカが始まった。しかしすぐに警察が現場に到着して騒ぎは一掃され、この晩の最後のパフォーマーだったフィドラーのステージは無事に開催された。

音楽誌『スピナー』によると、オーディエンスの少なくとも1人が乱闘によって頭部に“裂傷”を負ったという。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報