LUNA SEAのJとHi-STANDARDの難波章浩が『Bass Magazine』で熱い対談

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LUNA SEAとHi-STANDARDといえば、日本のロックシーンを語る上で欠かせないバンドとして、その名が挙げられるだろう。彼らの遺伝子がなかったら存在していないアーティスト、バンドも多いはずだ。そんなLUNA SEAのJとHi-STANDARDの難波章浩が、3月19日発売の『Bass Magazine』通巻250記念号で初めてコラボレーションすることがわかった。

◆LUNA SEAのJとHi-STANDARDの難波章浩 画像

ふたりは、表紙と巻頭6ページにわたって掲載。貴重な2ショット写真や、同じ時代に異なる歴史を築いたふたりの互いへの敬意とミュージシャンとしてのプライド、当時のバンドに対する想いとこれから先、自分たちと同じように日本のロックを担っていく者たちへのメッセージなどを赤裸々に語った熱い対談で構成される。

多くのフォロワーと同じく、ふたりから影響を受けたであろうTOTALFATのShun(Vo.&Bs)は語る。

「90~00年代の音楽シーンに没頭した一定の世代にとってバンド音楽を志す者、ことにベースプレイヤーにとってJさんと難波さんいずれかの影響を受けずに成長することはもしかしたら不可能なのではないか?」

「“バンドにおけるベーシストの新しい存在意義”を確立した2人の共通点は“華”である。いわゆる「洋楽的」な存在感を武器にバンドアンサンブルの最前線に食い込む立ち振る舞いはNOFXのFat MikeやMOTLEY CRUEのNikki Sixxを連想させるほどに強烈で、彼らのベース本体やプレイのディティールはもちろんのこと、ベースを構えてステージでの佇まいなど後に続く非常に多くのベーシストに影響を与え、今や彼らのフォロワー達さえもが現在のロックシーンで活躍しているということは言うまでもない。」

Jは3月21日にソロ4年振りのフルアルバム『ON FIRE』と、LUNA SEAとして、12年振りのニューシングル「THE ONE -crash to create-」を同時リリースする。

一方、難波章浩は、Hi-STANDARDとしてAIR JAMの歴史的とも言えるライブを収めたライブDVD『LIVE at AIR JAM 2011』が、初週5.9万枚を売り上げ、3月5日付けのオリコン週間DVD総合ランキングで初登場1位を獲得。また、上田剛士(AA=)とのコラボレーションで、アーケード用ゲーム「機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST」オープニング曲として制作した「FIGHT IT OUT feat. K(Pay money To my Pain)」がiTunesにて3月28日より独占先行配信が開始される。

■ TOTALFAT Shun(Vocal & Bass)からのコメント

90~00年代の音楽シーンに没頭した一定の世代にとってバンド音楽を志す者、ことにベースプレイヤーにとってJさんと難波さんいずれかの影響を受けずに成長することはもしかしたら不可能なのではないか?

全く別のフィールドで一時代を築き上げ今もなお第一線で活躍しているJさんと難波さん。これまで合間見えることなくそれぞれの道を歩んできた両ベーシストであるが、縁の下の力持ち的存在ではなく、またドラマーとセットで呼ばれる単なるリズム隊でもない、「バンドにおけるベーシストの新しい存在意義」を確立した2人の共通点は「華」である。いわゆる「洋楽的」な存在感を武器にバンドアンサンブルの最前線に食い込む立ち振る舞いはNOFXのFat MikeやMOTLEY CRUEのNikki Sixxを連想させるほどに強烈で、彼らのベース本体やプレイのディティールはもちろんのこと、ベースを構えてステージでの佇まいなど後に続く非常に多くのベーシストに影響を与え、今や彼らのフォロワー達さえもが現在のロックシーンで活躍しているということは言うまでもない。

こんなにも影響力と華のあるプレイヤー同士が同じ時代にシーンを違えて存在していること自体に奇跡を感じるが、互いを拒絶し合ってしまう可能性さえ含んでしまう強い存在が、同じ空間で今まさに通じ合っていることを想像しただけで鳥肌が立ってしまう。。。

◆『Bass Magazine』(リットーミュージック)
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