Lynx Studio Technologyからタッチパネル式スクリーン搭載2ch A/D D/Aコンバーター「HILO」登場
フックアップは、Lynx Studio Technology社のタッチパネル式スクリーンを搭載した2チャンネル A/D D/Aコンバーター「HILO」を3月16日より発売する。
Lynx Studio Technology社のAURORAシリーズは、多チャンネルA/D D/Aコンバーターとして不要な色付けをしないそのトランスペアレンシーなサウンドが評価され、数多くのレコーディングスタジオで使われているシリーズ。単なるコンバーターとしてだけではなく、大きな拡張性も魅力だ。そのサウンドを「シンプルな2チャンネルコンバーターとして商品化してほしい」という要望を基に、さらなる機能と性能を追求して生まれたのが、今回登場した「HILO」だ。
「HILO」という名称は、ハワイにある美しい島の名前から名付けられている。フックアップでは、レコーディングスタジオやマスタリングスタジオ、そして放送局などの業務環境はもちろんのこと、ハイエンドオーディオのリスニング用機器としても使ってほしいモデルとしている。
「HILO」は、高性能のA/Dコンバーター、D/Aコンバーター、モニタリングシステム、そしてヘッドフォンアンプを一体化させたもので、さまざまな機器との接続やそのパフォーマンス、操作性は今までに類をみないもの。特に今回開発されたBiLynearコンバージョンテクノロジーにより、ノイズや歪みといった不要なものの除去やトランスペアレンシーなサウンドがさらに向上。数多くの入出力端子を搭載し、単なるコンバーターとしてではなく、スタジオにおけるモニターシステムとしても快適に動作する。
外観上最も特徴的なのが、フロントパネルに搭載されたユニークな480×272ピクセルのタッチパネル式LCDスクリーン。サンプリングレイトやクロックの設定、また豊富な入出力のルーティング設定もこのスクリーンから行えるのはもちろん、視認性の高いレベルメーターとしても動作する。
豊富なI/Oと柔軟なルーティングにより、レコーディング、ミキシング、マスタリングに最適。また、アナログ入出力端子とは別系統のモニターアウトとヘッドフォンアウトを装備。デジタルI/OもAES/EBU、S/PDIFコアキシャル、S/PDIFオプチカル、ADAT、さらにUSBと充実。各出力へは内部の32チャンネルミキサーを通じて、入力ソースを自在にミックス可能だ。さらに最近のローインピーダンスヘッドフォンも内部のゲイン調整により容易にドライブでき、ミックス時の高音質なモニターシステムとしても有効だ。
FPGAベースの設計と柔軟なLCDスクリーンにより、さらなる進化の可能性もある。また、USB端子は背面のLSlot拡張ポートに装備されているが、今後のアップデートにより新たなI/Oの可能性も秘めている。HILOは進化を続けるハードウェアとして期待できるというわけだ。
▲フロントパネルに搭載されたユニークな480×272ピクセルのタッチパネル式LCDスクリーン(写真左)。サンプリングレイトやクロックの設定、入出力のルーティング設定が行えるほか、レベルメーターとしても動作。通常のAC電源(100V-230V)以外に一般的なビデオカメラ用バッテリーパック(9V-18V)も使用可能(写真右)。
その他のおもな特長は以下のとおり。
・超高性能A/D D/Aコンバーター
・タッチスクリーンLCDインターフェース(480×272ピクセル)
・リファレンスクォリティーのヘッドフォンアンプ
・独立した系統のモニターシステム
・アナログラインイン/アウト:バランスXLR端子(8段階のトリム)
・モニターアウト:2チャンネルバランスTRS端子(1/2dB単位のボリュームコントロール)
・ヘッドフォンアウト:標準ステレオフォーン端子(1/2dB単位のボリュームコントロール)
・AES/EBU及びS/PDIFコアキシャルアウト:トランスフォーマーカップリング
・S/PDIF オプチカルイン/アウト(ADAT I/Oとしても動作)
・FPGA技術による容易な機能や操作仕様のアップデート
・Lynx Studio Technology社が誇る、SynchroLock技術による、超低ジッターのサンプルクロックジェネレーター
・Word Clock I/O 搭載により、SynchroLock 技術による超低ジッターによる外部同期可能
・通常のAC電源(100V-230V)以外に一般的なビデオカメラ用バッテリーパック(9V-18V)も使用可能
・WindowsやMacintoshコンピューターに直接接続できるUSB 2.0端子も搭載
・設計と生産はLynx Studio Technology社により米国内で行われている
<おもな仕様>
●ライン入力 A/D 仕様
・全高調波歪み: -114dB(@1kHz、-1dBFS、20kHzフィルター)
・ダイナミックレンジ: 121dB(A-weighted、-60dBFSシグナルメソッド)
・周波数特性:± 0.01 dB、20~20kHz
・クロストーク: 最大 -140dB(@1kHz、-1dBFS 信号)
●ライン出力 D/A 仕様
・全高調波歪み: -109dB(@1kHz、-1dBFS、20kHzフィルター)
・ダイナミックレンジ: 121dB(A-weighted、-60dBFSシグナルメソッド)
・周波数特性:± 0.02 dB、20~20kHz
・クロストーク: 最大 -135dB(@1kHz、-1dBFS 信号)
◆HILO(ヒロ)
価格:オープン(実勢価格 252,000円)
発売日:2012年 3月16日
※発売日が2012年 4月14日に変更になりました。
◆HILO 製品詳細ページ
◆フックアップ
◆BARKS 楽器チャンネル
Lynx Studio Technology社のAURORAシリーズは、多チャンネルA/D D/Aコンバーターとして不要な色付けをしないそのトランスペアレンシーなサウンドが評価され、数多くのレコーディングスタジオで使われているシリーズ。単なるコンバーターとしてだけではなく、大きな拡張性も魅力だ。そのサウンドを「シンプルな2チャンネルコンバーターとして商品化してほしい」という要望を基に、さらなる機能と性能を追求して生まれたのが、今回登場した「HILO」だ。
「HILO」という名称は、ハワイにある美しい島の名前から名付けられている。フックアップでは、レコーディングスタジオやマスタリングスタジオ、そして放送局などの業務環境はもちろんのこと、ハイエンドオーディオのリスニング用機器としても使ってほしいモデルとしている。
「HILO」は、高性能のA/Dコンバーター、D/Aコンバーター、モニタリングシステム、そしてヘッドフォンアンプを一体化させたもので、さまざまな機器との接続やそのパフォーマンス、操作性は今までに類をみないもの。特に今回開発されたBiLynearコンバージョンテクノロジーにより、ノイズや歪みといった不要なものの除去やトランスペアレンシーなサウンドがさらに向上。数多くの入出力端子を搭載し、単なるコンバーターとしてではなく、スタジオにおけるモニターシステムとしても快適に動作する。
外観上最も特徴的なのが、フロントパネルに搭載されたユニークな480×272ピクセルのタッチパネル式LCDスクリーン。サンプリングレイトやクロックの設定、また豊富な入出力のルーティング設定もこのスクリーンから行えるのはもちろん、視認性の高いレベルメーターとしても動作する。
豊富なI/Oと柔軟なルーティングにより、レコーディング、ミキシング、マスタリングに最適。また、アナログ入出力端子とは別系統のモニターアウトとヘッドフォンアウトを装備。デジタルI/OもAES/EBU、S/PDIFコアキシャル、S/PDIFオプチカル、ADAT、さらにUSBと充実。各出力へは内部の32チャンネルミキサーを通じて、入力ソースを自在にミックス可能だ。さらに最近のローインピーダンスヘッドフォンも内部のゲイン調整により容易にドライブでき、ミックス時の高音質なモニターシステムとしても有効だ。
FPGAベースの設計と柔軟なLCDスクリーンにより、さらなる進化の可能性もある。また、USB端子は背面のLSlot拡張ポートに装備されているが、今後のアップデートにより新たなI/Oの可能性も秘めている。HILOは進化を続けるハードウェアとして期待できるというわけだ。
▲フロントパネルに搭載されたユニークな480×272ピクセルのタッチパネル式LCDスクリーン(写真左)。サンプリングレイトやクロックの設定、入出力のルーティング設定が行えるほか、レベルメーターとしても動作。通常のAC電源(100V-230V)以外に一般的なビデオカメラ用バッテリーパック(9V-18V)も使用可能(写真右)。
その他のおもな特長は以下のとおり。
・超高性能A/D D/Aコンバーター
・タッチスクリーンLCDインターフェース(480×272ピクセル)
・リファレンスクォリティーのヘッドフォンアンプ
・独立した系統のモニターシステム
・アナログラインイン/アウト:バランスXLR端子(8段階のトリム)
・モニターアウト:2チャンネルバランスTRS端子(1/2dB単位のボリュームコントロール)
・ヘッドフォンアウト:標準ステレオフォーン端子(1/2dB単位のボリュームコントロール)
・AES/EBU及びS/PDIFコアキシャルアウト:トランスフォーマーカップリング
・S/PDIF オプチカルイン/アウト(ADAT I/Oとしても動作)
・FPGA技術による容易な機能や操作仕様のアップデート
・Lynx Studio Technology社が誇る、SynchroLock技術による、超低ジッターのサンプルクロックジェネレーター
・Word Clock I/O 搭載により、SynchroLock 技術による超低ジッターによる外部同期可能
・通常のAC電源(100V-230V)以外に一般的なビデオカメラ用バッテリーパック(9V-18V)も使用可能
・WindowsやMacintoshコンピューターに直接接続できるUSB 2.0端子も搭載
・設計と生産はLynx Studio Technology社により米国内で行われている
<おもな仕様>
●ライン入力 A/D 仕様
・全高調波歪み: -114dB(@1kHz、-1dBFS、20kHzフィルター)
・ダイナミックレンジ: 121dB(A-weighted、-60dBFSシグナルメソッド)
・周波数特性:± 0.01 dB、20~20kHz
・クロストーク: 最大 -140dB(@1kHz、-1dBFS 信号)
●ライン出力 D/A 仕様
・全高調波歪み: -109dB(@1kHz、-1dBFS、20kHzフィルター)
・ダイナミックレンジ: 121dB(A-weighted、-60dBFSシグナルメソッド)
・周波数特性:± 0.02 dB、20~20kHz
・クロストーク: 最大 -135dB(@1kHz、-1dBFS 信号)
◆HILO(ヒロ)
価格:オープン(実勢価格 252,000円)
発売日:2012年 3月16日
※発売日が2012年 4月14日に変更になりました。
◆HILO 製品詳細ページ
◆フックアップ
◆BARKS 楽器チャンネル
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