ザ・バンド・ペリー、「突然の成功ではない」とこれまでを振り返る

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先週、ザ・バンド・ペリーはライマン・オーディトリアムにおけるカントリー・ラジオ・セミナーでソールドアウトの観客にパフォーマンスを披露した。1年前、3人組は2011年ニュー・フェイセズ・ショーでのパフォーマンスで最大のノックアウト・パンチを繰り出したばかりだった。リード・シンガー、キンバリー・ペリーが認めるとおり、思い出深い一年だった。

「驚異的な12ヶ月だった。私たちはこの瞬間に向かってずっと仕事をしてきたの。私が15歳のときからすべての時間を音楽に捧げてきたのよ。だから、13年の旅ってことになるわね。血と汗と涙が実を結ぶのを見るのは素晴らしかった。突然の成功みたいに見えるかもしれないけど、私たちは家のリビングルームで自分たちの歌をうんと磨き上げてきたんだから。楽しかったわ…この12年間、初めてのことばかりで」

「オール・ユア・ライフ」が最近シングル・チャートのトップになり、トリオはBMIのナッシュビル・オフィスでパーティをして祝った。

キンバリーは歌の成功はバンドにとって大きな意味があると語った。

「バレンタインデーの頃に1位になったから嬉しかった。リードとニールはものすごくロマンチックで、私はカッカしやすいの。だからほんとに興奮しちゃった。ナンバーワンはなんでも特別だけど、これはアルバムからの最後のシングルだから、プロセスをこんな勝利で終わりにできたことが嬉しかったの」

ニールは「この一年は素晴らしかった。ティム、リーバ、キース、ブラッドといった人たちとツアーして、いろんなことを学んだよ。今でも勉強さ」と語った。

ずっと兄弟で一緒にいることは息苦しくないのだろうか。「私たちはずっと仲のいい家族だったから、隠し事なんてないしね。ツアーをしているとパーソナリティがよけいに強く出てくるみたい。ニールはベイビーで冗談ばっかり言ってる。私は威張ってるし、リードは頭の固い皮肉屋ね」

ツアー中は同じことを地道に繰り返してきた彼らだが、ナンバーワン・パーティのあと、シェリル・クロウとライティング・セッションでコラボレートすることになっている。キンバリーによると夢の実現だそう。

「シェリル・クロウにはすごい影響を受けているの。私たちのヒーローよ。歌詞の面で、彼女はすごくクリエイティブでまったくユニーク。ずっと尊敬してきたわ」

今後の予定について彼女は「私たちはライマンで6曲の新曲を披露したばかりなの。ニュー・シングルが何になるかなんて見当もつかない。3月か4月に最初の5曲をレコーディングするから、それで何かがハッキリしてくるんじゃないかな」

◆ニュース提供:ビルボード
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