JVC(ビクター)デジタルワイヤレスヘッドホン「HA-WD100」特集

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JVC、ワイヤレスヘッドホン「HA-WD100」特集

DJ GEORGIAのオススメ・ポイント

強く切なく、時にはアッパーなサウンドで定評のあるCLIFF EDGEでDJを担当するDJ GEORGIAが、迫力サウンドとライヴでの使い勝手の良さをチェック!

お手軽にそのハイクオリティなサウンドの世界を体感できる、リーズナブルな価格もその魅力のひとつだが、価格以上のスペックと完成度の高い音の世界を、音のプロであるDJのDJ GEORGIAに体験してもらい、ワイヤレスの利点をクリエイターの立場から語ってもらった。

音をマニアックに楽しむ
その入り口になってくれそう

――まずは音を聴いてもらいましょうか。

DJ GEORGIA:意外と密閉度高いですね。(選曲を変えリスニングしつつ、部屋の中をウロウロ)……凄い!

――どうでしたか?

DJ GEORGIA:ワイヤレスって、どうしても音が劣化しそうなイメージがあったんですけど、それを見事に取り払ってくれたというか。僕自身、ヘッドホンをいろいろと持っているんですけど、有名なメーカーの高価なものだったりすると、耳の近くにスピーカーがあるようなイメージの聴こえ方なんですよ。高ければ高いほどそういう感じなんですけど、これはどちらかと言うと、それに近い感覚ですね。爆音でドンドン聴くよりも、ちゃんと幅広いレンジで、色んな音楽を聴けるような印象がありましたね。ヘッドホンによってはアタックが強かったり、刺激的でドンシャリみたいなものもあるんですけど、これはクリア。マイルドだからポップスを聴くのに向いてると思います。

――なるほど。スピーカーで聴いてる音質っていう感じなんですね。

DJ GEORGIA:うん。そうですね。ヘッドホンって、この小さい形状の中に、どれだけの幅広さで音を出せるかっていう美学だと思うんですけど、その性能において、すごくいいなと思います。ワイヤレスってことは、部屋で本を読みながら聴いてもコードが邪魔にならないし、ヘッドホンをつけたまま寝て起きて、そのまま朝飯作ってっていうところまでいけちゃうなみたいな感じがしますね。僕が制作するときに使うヘッドホンで重視するのは疲れないことなんですよ。圧迫感がありすぎると、持って一時間なんですけど、そういう付け心地に関しても素晴らしいと思います。

――軽いですからね。

DJ GEORGIA:うん。リラックスしたいときにはもってこいですよね。それこそクラシックとか。

クラブでかける曲の選定をするときや
ライヴのときに使ってみたい

――DJとして使う場合はどうですか?

DJ GEORGIA:フロアで使うとなると、形状が曲がるDJ用のものがいいかなと思いますけど、家でクラブでかける曲の選定をするときにはいいと思います。実際にクラブでつけているヘッドホンっていうのはすごく密閉型なんですけど、それこそローが強く出すぎていたりとか、元のピュアな音とは違った出方しているんですよね。それでは判断できないっていうときに、これは使えそうです。作業していて、パソコンと行ったり来たりするようなことがあるときは特に便利そう。あと、ワイヤレスという点では、ライヴのときに使ってみたいですよね。手が動くから。

――値段、いくらくらいだと思いますか?

DJ GEORGIA:えぇ~。一般の人が使うんですよね。……19800円くらい?

――なんと、約1万円。

DJ GEORGIA:すっげー! それは素晴らしい! 僕みたいにクラブミュージックをやっていると、東京の住宅環境では爆音で聴くのってまず難しい。だから都会に住んでる人ってヘッドホンの需要が高いと思うんですよね。もとの音楽のあるべき姿はイヤホンだけは伝わらないと思うから、これはすごくいいと思います。1万円くらいで普通の人にも買えて、なおかつプロフェッショナルな人たちが作り出したこだわりの音ってどんなものなんだろうっていうところに到達できる気がしました。

イヤホンでは伝わらない部分が伝わる
シンプルなデザインも気に入りました

――イヤホンの音と比べてどうですか?

DJ GEORGIA:違いますね。CLIFE EDGEのメンバーともよく話すんですけど、音楽ってもともと楽しいものじゃないですか。mp3とか色々便利になってますけど、もともと持ってる楽しさが伝わらない場合もあるんですよね。これは、本物の音に近づくとこうなるんだっていうことがわかってもらえる。機能もすごくよくなっているという印象がありますね。イヤホンでは伝わらない部分がこれで伝わるんじゃないかと。シンプルなデザインも気に入りました。凄いです。

――あ、ちなみに、DJ GEORGIAさんはゲームをされるんですよね。

DJ GEORGIA:しますね。あっ! これでバイオハザードをしたら怖いですね。いいかもしれない。最近のゲームはSEにはこだわってますから、足音とかリアルに聞こえそう。モンスターハンターとかも臨場感がありそうですね。レーシングものだったらスピード出しちゃいそうですし。ワイヤレスだから、上半身の自由も効く分、音楽だけじゃなく、そういう使い方もいいですね。ゲーマーの人も満足ですね。音楽を聴くなら、音をマニアックに楽しむ入り口にもなってくれるし、音に関していろいろ広がりそうなヘッドホンだと思います。

※1:周囲の環境や建物の構造により変化します。
※2:使用条件により変化します。

DJ GEORGIA

プロフィール
CLIFF EDGEのDJ。TRACKメイクも担当。8月20日横浜生まれ広島育ち。小学校の時、母の影響でCHAGE&ASKAにはまり、音楽委員というあまり聞かない役職につく。中学生でギターを始め、バンドを組みヤンチャに過ごす。2000年音楽への思いに欲求不満を感じ、かばん一つで上京。東京の高校へ再入学。在学中、DJ・クラブシーンに衝撃的な出会いをする。2003年荒波にもまれているCLIFF EDGEと更なる衝撃的な出会いを果たす。そして一緒にもまれる...。現場DJをしながら、自身のMIX CD「Sweet Grande」シリーズもスタート。他アーティストへの楽曲提供も手がける。

CLIFF EDGE
『LOVE Symphony』
初回盤(CD+DVD):KICS-91723 ¥2,500 (tax in)
通常盤(CD):KICS-1723 ¥2,200 (tax in)
発売中

DJ GEORGIA(CLIFF EDGE)
『Sweet Grande 2 mixed by DJ GEORGIA』
KICS-1688 ¥2,000(tax in)
発売中

CLIFF EDGE オフィシャルサイト
BLOG CLIFF EDGEの崖っぷちな俺たち

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原稿:高松靖博 大橋美貴子 撮影:縣 弘典 協力:キングレコードVenus-B MASSIVE ROCK RECORDS

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