多くの人々に感動を与えた「さくらびより」、ついにメジャーリリース決定

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多くの人々に感動を与えた「さくらびより」が、遂にメジャーからリリースされることが決定した。大人のための子供うたとして、口コミで広がった心温まる作品だ。

◆「さくらびより」映像

「さくらびより」がYouTubeにアップされたのは4年前のこと。そもそもはアーティスト、ルンヒャンが友人の子供の卒園式にプレゼントしたという楽曲で、それがYouTubeに上がり口コミでじわじわと広がって話題にとなったものだ。たまたまその映像をみたレコード会社の女性スタッフが感涙したことから、デビューへの話が進んだという。レコード会社で勤務し子育てをしながら働く女性スタッフにとって、「もっとたくさんの人々に聴いて欲しい」という思いが募ったのだという。

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「さくらびより」が誕生するまで…ルンヒャン

2009年3月、友人の『子供が今年卒園するんだけど、卒園式で歌える歌って意外と少ないんだよね。』という言葉がきっかけとなりこの曲が生まれました。ただただ単純にその友人へのプレゼントになればと思った私はさっそく曲作りを開始。

子供が歌うんだから子供の目線にならなきゃなと、自分が子供だった頃を思い起こしたり、子供とたくさん触れ合ったり。そんなことを繰り返すうちに気付いたことは「子供は大人をよく見ている」ということでした。子供が笑顔になると大人がホッとするように、大人の笑顔に子供もホッとしているのです。

運動会も、お誕生日会も、お遊戯会も、子供ががんばるのはただ楽しいからだけじゃない。大切な人達が幸せそうに微笑んでくれるから、喜んでくれるから。

私は気付きました。子供の歌は実は大人にこそ必要なものなんじゃないかと。
どんなに私生活でつらいことがあっても笑顔をたやさない保母さん保父さんや、毎日家庭や仕事に追われながら精一杯がんばっているお父さんお母さん、ふと気を抜いたら今にも空しさや苦しみに教われてしまいそうだがらギリギリのところでグッと踏ん張っている、そんなすべての大人が、子供を通してこの歌を聴くことで、ほんのちょっとでも報われたり救われたり、あるいは考え直したりドキッとしてもらえるように。そんな気持ちを込めてこの曲を作りました。

完成後、友人はとても喜んでくれて、その歌をただ卒園式で流すだけでなく、子供達の記録を撮った卒園記念のDVDにBGMとして使用し、来場していた父兄さん達に配ったそうです。その映像がある日YOU TUBEにアップされたのをきっかけに、全国から私のウェブサイトに問い合わせが殺到し、その数は年々増えていきました。小さな子供を持ったお父さんお母さんさんからはもちろん、幼稚園・保育園の先生からも。

そんなある日、知らない番号から私の携帯に着信がありました。電話に出ると相手はレコード会社の方で、この歌を広めるお手伝いをしたいというとてもありがたいお話でした。
聞くところによると、そのレコード会社で働く女性スタッフの方がこの歌をたまたまYOU TUBEで見つけたことがきっかけだったそうです。その女性スタッフもまた、小さな子供を育てながら働いている「お母さん」でした。まるでドラマのような展開で驚きましたが(笑)、この歌はもう私の手を離れて自分でしっかり一人歩きし始めたんだなと実感しています。

「さくらびより」、この歌ができるだけ今、必要とする人や場所に届くことを心から願っています。

ルンヒャン

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ルンヒャン(Rung Hyang)は、福岡県・筑豊生まれの在日コリアン3世。高校卒業と同時に音楽の道を歩むべく上京し、自身の活動はもとより、Superfly、青山テルマ、YU-A、竹本健一、タカツキ、Hiro-a-keyなど様々なアーティストとのコラボレーションやライブ/レコーディングサポートを手がけるシンガーソングライター/ピアニスト/サウンドプロデューサーだ。

ホールからライブハウスまで活動の幅を広げながら、老若男女問わずどんな層にも愛される音楽を作り上げるシンガーソングライターで、聴く人すべての暮らしに彩りを与えられるような「人生のBGM」を目標にしているという。


ルンヒャン「さくらびより」
2012年3月28日発売
WPCL-11076 \1,050(tax in)
1.さくらびより
2.さくらびより(piano ver.)
3.さくらびより(オルゴール ver.)
4.さくらびより(カラオケ)
5.さくらびより(piano ver.カラオケ)
※さくらびより楽譜付き
※2/15から主要配信サイトにて「さくらびより」の着うた配信スタート
※2/24から主要配信サイトにて「さくらびより」の着うたフル、PCシングル配信予定

◆ルンヒャン・オフィシャルサイト
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