コルグ初のポリフォニック・ペダル・チューナー「pitchblack Poly」登場
コルグは、同社初のポリフォニック・ペダル・チューナー製品、「pitchblack Poly」を3月中旬より発売する。
「pitchblack」シリーズは、精度、高機能で抜群の信頼性を誇るコルグ・チューナー・シリーズのラインナップの中で、スタイリッシュなアルミ・ダイキャスト・ボディをまとい、コンパクトながら高い耐久性を実現したギター/ベース・ペダル・チューナー。このpitchblackシリーズに新たにポリフォニック・チューニングを搭載した「pitchblack Poly」が仲間入りした。
「pitchblack Poly」は新開発のポリフォニック・チューニングを搭載する。これはたとえばギターなら6つの弦を一気に弾くと、どの弦のチューニングがずれているか一目でわかるという機能だ。
これまでのチューナーでは、合っている/ずれているに関わらず、1つずつ弦を順番に弾いてチューニングを行っていたが、「pitchblack Poly」ではその必要はなく、ずれている弦だけ調整すればOK。これによりスピーディで簡単なチューニングを可能にする。またギターとベースも自動判別するので設定の変更も不要。同時にコルグならではの高精度なチューニングももちろん継承。従来のチューナーと同じ±1セント単位の測定精度を実現している。
ポリフォニック・チューナーを使ったチューニングでは、まず全体の中からずれた弦の位置を確認したあと、その弦の調整に移る。「pitchblack Poly」では全弦でのチューニング検出を行った後、ずれている弦のペグを回すとその弦を自動検知し、本体上部のラージ・メーターにチューニング状況を瞬時に表示するString Seeker(ストリーミング・シーカー)機能を搭載。ずれた弦を逃さず確実にチューニングできるだけでなく、ポリフォニック・チューナーを初めて使う人にも、ストレスなく快適に使えるものに仕上がっている。
▲ポリフォニック・チューナーでのチューニングでは、6つの弦を一気に弾いてずれた弦を確認(写真左)、その後、ずれた弦を調整する(中)。接続端子にはDC OUTも装備する(右)。
この機能は、チューニングがむずかしいフローティング・タイプのトレモロ・ユニットを持つギターに最適なものだ。トレモロ・ユニットを持つギターは、チューニングする際にもトレモロ・ユニットが上下してしまうため、1度合わせても他の弦を弾くとずれてしまったり、トレモロ・アームの位置で全体のチューニングが変わってしまったりする。このようなギターにはそれぞれの弦と弦の音程の間隔が一定かどうかという相対的なチューニングが必要であり、すべての弦のチューニングが一目でわかる「pitchblack Poly」は、このタイプのギターのチューニングに最適というわけだ。
本体上部には、ホワイトとブルーの高輝度LEDを並べた視認性の高いラージ・メーターを装備し、チューニングのずれをわかりやすく表示する。本体中央部には、インディビジュアル・メーターを装備。こちらはモードに応じてレッドとグリーンの高輝度LEDの表示が切り替わり、ポリフォニック・チューニングでは全弦のチューニング状態を表示、モノ・チューニングでは対象弦の音階名を大きく表示する。カラフルで明るく大きなLED表示により、暗いステージ上で自分の足下に置かれた場合でも、高い視認性を誇る。単音でのチューニング時は、好みに合わせてレギュラーメーター/フル・ストロボ/ハーフ・ストロボ/スプリットの4つのLEDメーターの表示方式から選択可能だ。
入力した音を変えずに出力するトゥルー・バイパス仕様もうれしいところ。チューニング中には入力音を完全にミュートし、チューニングがオフのときは、チューナー回路の影響を受けず入力した音を変えずに出力する(=トゥルー・バイパス)。たとえば複数のお気に入りのペダル・エフェクターの間に「pitchblack Poly」を接続しても、内部のバッファー・アンプを通さずそのまま出力するので、そのエフェクターで作り込んだ音を損なうことなくそのままダイレクトに出力する。他のエフェクト・ペダルとの高い共存性をもつチューナーというわけだ。また、ペダル・エフェクト・サイズの「pitchblack Poly」は、エフェクト・ボード・システムに組み入れての使用にも便利。オプションのACアダプター使用時に他のエフェクト・ペダルなどに電源を供給できるDC OUT端子を装備する。
<おもな仕様>
音律:12平均律
測定範囲:B0(20.60Hz)~C8(4186Hz)
測定精度:+/- 1Cent
チューニング・モード:モノ~クロマチック、ポリフォニック~ギター、ベース(自動判別)
ディスプレイ・モード:レギュラー、ストロボ、ハーフ・ストロボ、スプリット
キャリブレーション範囲:436~445Hz(1Hz ステップ)
フラット(♭)/カポ ( # )・モード:フラット~5半音、カポ~7半音
入力インピーダンス:1MΩ(チューナー・オン時)
消費電流:最大 45mA
出力電流:最大 200mA
接続端子:INPUT(モノラル標準)、BYPASS(モノラル標準)、DC IN(9V)、DC OUT(9V)
電源:S-006P/6F22/6LR61(9V積層型乾電池)、 またはACアダプター(KA181)
電池寿命(チューナー・オン、Polyphonic表示時):アルカリ 006P~7 時間、マンガン 006P~5 時間
外形寸法:68(W)×120(H)×47(D)mm(ゴム足含む)
質量:303g(電池含む)
付属品:動作確認用 6F22 マンガン乾電池×1
◆pitchblack Poly / Polyphonic Pedal Tuner
価格:9,975円
発売日:2012年3月中旬
◆pitchblack Poly 製品詳細ページ
◆コルグ
◆BARKS 楽器チャンネル
「pitchblack」シリーズは、精度、高機能で抜群の信頼性を誇るコルグ・チューナー・シリーズのラインナップの中で、スタイリッシュなアルミ・ダイキャスト・ボディをまとい、コンパクトながら高い耐久性を実現したギター/ベース・ペダル・チューナー。このpitchblackシリーズに新たにポリフォニック・チューニングを搭載した「pitchblack Poly」が仲間入りした。
「pitchblack Poly」は新開発のポリフォニック・チューニングを搭載する。これはたとえばギターなら6つの弦を一気に弾くと、どの弦のチューニングがずれているか一目でわかるという機能だ。
これまでのチューナーでは、合っている/ずれているに関わらず、1つずつ弦を順番に弾いてチューニングを行っていたが、「pitchblack Poly」ではその必要はなく、ずれている弦だけ調整すればOK。これによりスピーディで簡単なチューニングを可能にする。またギターとベースも自動判別するので設定の変更も不要。同時にコルグならではの高精度なチューニングももちろん継承。従来のチューナーと同じ±1セント単位の測定精度を実現している。
ポリフォニック・チューナーを使ったチューニングでは、まず全体の中からずれた弦の位置を確認したあと、その弦の調整に移る。「pitchblack Poly」では全弦でのチューニング検出を行った後、ずれている弦のペグを回すとその弦を自動検知し、本体上部のラージ・メーターにチューニング状況を瞬時に表示するString Seeker(ストリーミング・シーカー)機能を搭載。ずれた弦を逃さず確実にチューニングできるだけでなく、ポリフォニック・チューナーを初めて使う人にも、ストレスなく快適に使えるものに仕上がっている。
▲ポリフォニック・チューナーでのチューニングでは、6つの弦を一気に弾いてずれた弦を確認(写真左)、その後、ずれた弦を調整する(中)。接続端子にはDC OUTも装備する(右)。
この機能は、チューニングがむずかしいフローティング・タイプのトレモロ・ユニットを持つギターに最適なものだ。トレモロ・ユニットを持つギターは、チューニングする際にもトレモロ・ユニットが上下してしまうため、1度合わせても他の弦を弾くとずれてしまったり、トレモロ・アームの位置で全体のチューニングが変わってしまったりする。このようなギターにはそれぞれの弦と弦の音程の間隔が一定かどうかという相対的なチューニングが必要であり、すべての弦のチューニングが一目でわかる「pitchblack Poly」は、このタイプのギターのチューニングに最適というわけだ。
本体上部には、ホワイトとブルーの高輝度LEDを並べた視認性の高いラージ・メーターを装備し、チューニングのずれをわかりやすく表示する。本体中央部には、インディビジュアル・メーターを装備。こちらはモードに応じてレッドとグリーンの高輝度LEDの表示が切り替わり、ポリフォニック・チューニングでは全弦のチューニング状態を表示、モノ・チューニングでは対象弦の音階名を大きく表示する。カラフルで明るく大きなLED表示により、暗いステージ上で自分の足下に置かれた場合でも、高い視認性を誇る。単音でのチューニング時は、好みに合わせてレギュラーメーター/フル・ストロボ/ハーフ・ストロボ/スプリットの4つのLEDメーターの表示方式から選択可能だ。
入力した音を変えずに出力するトゥルー・バイパス仕様もうれしいところ。チューニング中には入力音を完全にミュートし、チューニングがオフのときは、チューナー回路の影響を受けず入力した音を変えずに出力する(=トゥルー・バイパス)。たとえば複数のお気に入りのペダル・エフェクターの間に「pitchblack Poly」を接続しても、内部のバッファー・アンプを通さずそのまま出力するので、そのエフェクターで作り込んだ音を損なうことなくそのままダイレクトに出力する。他のエフェクト・ペダルとの高い共存性をもつチューナーというわけだ。また、ペダル・エフェクト・サイズの「pitchblack Poly」は、エフェクト・ボード・システムに組み入れての使用にも便利。オプションのACアダプター使用時に他のエフェクト・ペダルなどに電源を供給できるDC OUT端子を装備する。
<おもな仕様>
音律:12平均律
測定範囲:B0(20.60Hz)~C8(4186Hz)
測定精度:+/- 1Cent
チューニング・モード:モノ~クロマチック、ポリフォニック~ギター、ベース(自動判別)
ディスプレイ・モード:レギュラー、ストロボ、ハーフ・ストロボ、スプリット
キャリブレーション範囲:436~445Hz(1Hz ステップ)
フラット(♭)/カポ ( # )・モード:フラット~5半音、カポ~7半音
入力インピーダンス:1MΩ(チューナー・オン時)
消費電流:最大 45mA
出力電流:最大 200mA
接続端子:INPUT(モノラル標準)、BYPASS(モノラル標準)、DC IN(9V)、DC OUT(9V)
電源:S-006P/6F22/6LR61(9V積層型乾電池)、 またはACアダプター(KA181)
電池寿命(チューナー・オン、Polyphonic表示時):アルカリ 006P~7 時間、マンガン 006P~5 時間
外形寸法:68(W)×120(H)×47(D)mm(ゴム足含む)
質量:303g(電池含む)
付属品:動作確認用 6F22 マンガン乾電池×1
◆pitchblack Poly / Polyphonic Pedal Tuner
価格:9,975円
発売日:2012年3月中旬
◆pitchblack Poly 製品詳細ページ
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