奥田弦、<ジャズ・ジャパン・アワード>ニュー・スター部門を受賞

ポスト
2011年12月にメジャー・デビューを果たした10才のピアニスト奥田弦くんが、2012年に創設された<ジャズ・ジャパン・アワード>のアルバム・オブ・ザ・イヤーのニュー・スター部門を受賞した。

アドリブ、ジャズライフ、スイングジャーナルの廃刊/休刊という状況下において、ジャズ界ではこの3年にわたり優れたジャズ・アルバムを報賞するアワードが存在していなかった。ジャズに求められるニーズも多様化している現在において、時代の要求にフィットしたJAZZを伝える「JAZZJAPAN」誌の視点から、ジャズ・シーンのさらなる活性化を目指し独自のアワードを創設したのが<ジャズ・ジャパン・アワード>だ。

当アワードは作品に順位をつけたり優劣をつけるものではなく、CD作品に限らず、ライヴ・パフォーマンス、チャリティ活動にまで範囲を広げ、2011年度のジャズ界に大きな成果をもたらした作品、アーティスト、発売会社、主宰者を表彰するものだという。

今回の受賞作品、受賞アーティストは下記の通り。

<ジャズ・ジャパン・アワード>
●アルバム・オブ・ザ・イヤー ジャズ部門
『レミニセンス/山中千尋』(Verve)
●アルバム・オブ・ザ・イヤー ニュー・ジャズ部門
『マグネティック・ソイル/ソイル&“ピンプ"セッションズ』(Victor)
●アルバム・オブ・ザ・イヤー ニュー・スター部門
『ファースト・トレイン/井上銘』(Sometin'else)
『奥田弦/奥田弦』(M&I)
●アルバム・オブ・ザ・イヤー 国内盤未発売部門
『The Good Feeling / Christian McBride』(Mack Avenue)
●アルバム・オブ・ザ・イヤー 復刻/発掘部門
JAZZ名盤ベスト&モア「999」シリーズ(対象作品:第3期~5期150W+フォーキャスト20W)
●アルバム・オブ・ザ・イヤー 高音質ソフト部門
『海辺のカフカ~村上春樹に捧ぐ/エミル・ビクリツキー』(Venus)
●ベスト・ライヴ・パフォーマンス
東京JAZZ 2011
●特別賞(東日本大震災への全額寄付を行ったチャリティ・アルバム及び支援活動に対して)
小曽根真

<授賞式&受賞記念演奏>
2012年2月25日(土)
@日産グローバル本社ホール及びギャラリー(神奈川県横浜市西区高島1-1-1)
※入場無料
出演
1.山中千尋
2.SOIL&“PIMP”SESSIONS
3.井上銘
4.奥田弦

[問]株式会社ジャズジャパン 03-5512-3381
この記事をポスト

この記事の関連情報