いろんな物語が集まって、スマイレージという伝説になる。「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」インタビュー

ポスト

福田花音:
「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」は、みんな同じ衣装で並んでるので、一見誰が誰だかわからない。でも、それが誰が誰か見抜けるようになったら、“TO(ティー・オー)”に近づいていけるんじゃないかなって。

── ん?

福田花音:
“TO”ですよ、“TO”。“トップ・ヲタク”。スマイレージTO。

── あー、“トップ・ヲタク”ね(笑)

福田花音:
最近、私、アイドルヲタ過ぎて、学校の友達と会話ができないんですよ。「用語が全部ヲタク過ぎてわかんない。」って友達に言われました(笑)

和田彩花:
じゃあ彩は(花音と)会話できてるほう?

福田花音:
できてる。友達とかは「え、ちょっと待ってなにそれ? え、なに?」って。だからメールとかも気を使いますね。私は“草”を生やしまくってて……。

── 福田さん、“草を生やす”で、みなさんがポカンとしてます。

和田彩花:
彩もわかんない。なにそれ?

福田花音:
“w”を使いまくってて。でも花音はそれが普通と思ってたんです。でも友達は絵文字たっぷりで。「あ、これが普通のJK(女子高生)か。」って思いました。

── (笑)福田さんの学校生活を垣間見ることができました。ありがとうございます。

(ここで、全員がそろう)

── では、あらためて。「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」で、ここが好き、とかありますか?

和田彩花:曲の一番最後に<物語は続く>ってなってるんですよ。それが“終わる”じゃなくてよかったな、って。“終わる”だったら悲しいけど、“続く”だったので、まだまだスマイレージの物語は続いていくし。

福田花音:
花音も、全体的に歌詞が妄想しやすいのと、あと<物語は続く>ってところがすごい好きで。スマイレージって最初から数えると、年明けには……(メンバーの増減で)5代目くらいなんですよ。この1年だけで。で、勝手な解釈かもしれないですけど、たとえば初期の4人のスマイレージはひとつの物語で、9人もひとつの物語。8人も7人もそう。で、今度6人もひとつの物語って感じで、終わっていないんだな、っていうか、これからもメンバーが増えたり減ったりして、いろんな物語が集まって、スマイレージっていう伝説になるんじゃないかな、って思えたら、ちょっと前向きになれました。

(みんな、福田の話に聞き入る)

── いろんな物語が集まって、スマイレージというひとつの伝説となる。……深いですね。では、これからのスマイレージは、どんな物語を我々に見せてくれるのでしょうか?

和田彩花:
ちょうど、1月1日からスタートだね。6人の物語。

福田花音:
普通は、年末とかに「来年もみんなでがんばろうね!」ってなるじゃないですか。でも、今回は年末に(前田)憂佳が卒業しちゃうので、ちょっとショボンってなるかもしれないけど、でも、1月1日からは気持ちを切り替えて、また新しい物語が始まるので、みなさんに、憂佳のいなくなった淋しさを感じさせないようなグループにします。

(みんな頷く)

── その気持ち、きっとファンのみなさんにも伝わると思います。ありがとうございます。前田さんにとって「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」は、最後の作品となったわけですが、やっぱり思うところとかありました?

前田憂佳:
んー。やっぱり、あの、今までもちゃんとやってたんですけど、最後だからってのはやっぱりあって。今まで一番いいものにしたいな、っていうのは自分の中で思ってました。だから、みんなでワァワァ騒ぐところあるじゃないですか。あそこも、なんか、普段だったら彩花ちゃんが真ん中なんですけど、その時はピンクの風船を持って、私が真ん中だったんですよ。そうやって、スタッフさんが考えて決めてくれたりとかしてくれて、すごい嬉しかったんです。でもなんか、今まで(ハロプロエッグを含めて)7年間やってきて最後の作品だから、今までやってきたものを全部ここでみなさんに見せたいな、って思って、だから、最後まで気を抜かないでがんばりました。

── 全部出しきれましたか?

前田憂佳:
はい(即答)。
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