エイミー・ワインハウス、エイミーの音楽伝説を伝える『ライオネス:ヒドゥン・トレジャーズ』

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エイミー・ワインハウスの新作『ライオネス:ヒドゥン・トレジャーズ』が12月14日(水)に発売となった。今作はエイミーの音楽的な盟友サラーム・レミと初めてレコーディングをした「イパネマの娘」から、最後のレコーディングとなったトニー・ベネットとの共演「ボディ・アンド・ソウル」まで、彼女の才能と人生が凝縮されたものだ。このアルバムは先に英国で発売となっており、12/12付けイギリス・アルバム・チャートで初登場1位と圧倒的なセールスを見せつけている。

◆エイミー・ワインハウス画像

エイミーを深く尊敬していたレディー・ガガはエイミーの死後に「エイミーはポップ・ミュージックを永遠に変えてしまったし、エイミーのおかげで希望はあるんだと、わたしは孤独じゃないんだと思えたのを今も思い出せる。エイミーはジャズを生きて、ブルースを生きた」と追悼、敬意を表した。深い尊敬と愛情は、発言にも表れていて、ガガはエイミー生前時にもこのようなコメントを発していた。

「私は、エイミー・ワインハウスを深く愛しているの。だってエイミーは、私と同じようにすごく変わった女性だし、特別な種類の女性なのよ。エイミーは、ポップ・ミュージックにとっての流感みたいなものかしら。風邪をひいて、治ったと思ったら、エイミーと恋に落ちていたというような感じね…」──レディー・ガガ

激女としても知られるエイミーが泣きながらレコーディングをしたアルバムのラストソング「ア・ソング・フォー・ユー」について、プロデューサー、サラーム・レミは下記のようにコメント。「この曲の歌詞があまりに強烈だったんで、歌い終わる頃には彼女はすすり泣いていたよ。でも、“この人生で、いろんな場所を旅してきたわ。いつか私がこの世を去った後も、憶えていてね、憶えていてね、私のことを”(歌詞)と、すごく感情がこもっている箇所辺りでは、そんな風に歌ってるのが分かる。歌い終わる頃には、彼女のメイクは剥げ落ちていたよ。」

遺作の発売にあたり、エイミーの父親ミッチ・ワインハウスは、エイミーを称えて語った。

「このアルバムはジャズ・スタンダードからヒップ・ホップのトラックまで彼女の才能がいかに幅広いものであったかという真価を感じさせるものだったから、ただ驚きで息を飲んだよ。僕ら家族は、もしこのアルバムが『フランク』や『バック・トゥ・ブラック』の基準に並ぶようなものでなければ、このリリースに決して同意しなかっただろう。僕らは、このアルバムがエイミーの音楽伝説を伝えるにふさわしいものだと信じているんだ。」──ミッチ・ワインハウス

『ライオネス:ヒドゥン・トレジャーズ』
2011年12月14日(水)発売
UICI-1102 ¥2,500(税込)
1.Our Day Will Come アワ・デイ・ウィル・カム
2.Between the Cheats ビトゥイーン・ザ・チーツ
3.Tears Dry (Original version) ティアーズ・ドライ(ORIGINAL VERSION)
4.Will You Still Love Me Tomorrow? ウィル・ユー・スティル・ラヴ・ミー・トゥモロウ?
5.Like Smoke FEAT.NAS ライク・スモーク FEAT. NAS
6.Valerie ('68 VERSION) ヴァレリー('68 VERSION)
7.The Girl From Ipanema イパネマの娘
8.Half time ハーフ・タイム
9.Wake Me Up Alone(ORIGINAL RECORDING)ウェイク・アップ・アローン(ORIGINAL RECORDING)
10.Best Friends、Right? ベスト・フレンズ,ライト?
11.Body and Soul WITH TONY BENNET ボディ・アンド・ソウル WITH トニー・ベネット
12.A Song For You ソング・フォー・ユー

◆エイミー・ワインハウス・オフィシャルサイト
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