アンダーワールド、オリンピック開会式についての抱負を語る
来年7/27から開催されるロンドン・オリンピックの開会式セレモニーで音楽ディレクターを務めることになったアンダーワールドだが、カール・ハイドがさっそくBillboard.comの取材に答え、「これまで僕らがやってきたことと比べて、ちょっとだけビッグなものになるだけさ」とコメント。そしてすでに相方のリック・スミスと共に音楽のアイデアを固めつつあることを明らかにしつつも、その詳細について明かすことはなく、3時間に渡るイベントをどんな音楽で盛り上げるのかについて、「想定外のものを期待していいよ」というメッセージをファンに送った。
「僕らのラジオ・ショーや、そのほかのいろいろな作品を聴いてアンダーワールドのテイストを熟知しているファンたちは、僕らが決して純粋なものだけを好むアーティストでないことを知っているはずだ。だからどんな内容になるかを今明かすことは、子供たちにクリスマス・プレゼントをどこに隠してあるか教えてしまうようなものだよ」。
アンダーワールドがロンドン・オリンピックの音楽ディレクターに就任したというニュースは12/7(水)に正式アナウンスされ、『スラムドッグ・ミリオネア』や『127時間』で知られる映画監督ダニー・ボイルと共に再タッグを組むことが公表された。3人は1996年の大ヒット映画『トレインスポッティング』でコラボをしており、この作品で使われた曲「ボーン・スリッペリー」がアンダーワールドに最初のブレイクのきっかけを与えたという経緯がある。また最近では、昨年ボイルが自ら手掛けた舞台『フランケンシュタイン』のスコアをアンダーワールドに委託するなど、チームワークのとれた仕事ぶりを見せている。
そのアンダーワールドだが、12/10(土)にイギリスのデン・ボッシュでアリーナ・ショーを行ったのちは、ひたすらオリンピックに向けた創作活動に専念することになるようだ。
◆ニュース提供:ビルボード
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