May J.の「I'm proud」カヴァーに賛否両論。「うまく歌えようが朋(華原朋美)のもの」

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May J.が、華原朋美の大ヒット曲「I'm proud」をカヴァーした。レコチョクではすでに着うた(R)先行配信が開始され、クラブサイトで3位と好調だ。しかし、レコード会社曰く、配信前からこの「I'm proud」のカヴァーに対し、Web上で賛否両論が飛び交っているそうだ。

◆May J. アーティスト画像、「I'm proud」ミュージックビデオ

話題が持ち上がったのは先週末、May J.版「I'm proud」のミュージックビデオがYouTubeに公開された時。公開直後から華原朋美の原曲を支持するリスナーから「原曲しらない世代が聞いて、この人いい歌を歌ってるなんて思われるのやだなー。」「『I'm proud』はうまく歌えようが朋のもの」という、ファンであるがゆえの意見がSNSなどに散見された。

一方、May J.ファンからは、「カッコいいR&Bアレンジで、原曲をオシャレに調理したハイクオリティなカヴァーだ!!」とか「アレンジも変にいじってないし、わりと原曲通りに歌ってて好感触。」という、May J.の原曲へのリスペクトが感じられるという好意的な反応も。そんなこともあり、このMay J.版「I'm proud」に関心を持ったユーザーがYouTubeに集まる形で、動画再生数は公開から3日で約1万回再生を記録している。

May J.は、「I'm proud」カヴァーについて、以下のようにコメントしている。

  ◆  ◆  ◆

今回カヴァーをさせて戴こうと考えた理由は3つあります。1つ目の理由に、4月に国連のチャリティーイベントで小室さんと一緒にステージに立って書き下ろし曲を歌わせて戴いたんです。実は洋楽ばかり聴いて育った私はそれまで小室さんの楽曲をちゃんと聴いたことがなかったんですが、これがきっかけで小室さんのプロデュースされた楽曲を聴かせて戴くようになったんです。

2つ目の理由ですが、8月から私は“プライドの仮面を外し自分をさらけ出すこと”をテーマに自分で作詞した曲の配信を3ヵ月連続で行なったのですが、その流れで来年にリリースするアルバムのコンセプトのひとつに「プライド」というキーワードが加わったことです。

3つ目に、私は毎回アルバムにカヴァー曲を収録しているのですが、その選曲を考えている時に「I'm proud」を改めて聴いて、自分が次のアルバムで表現したいことと「I'm proud」の歌詞のテーマがマッチしていたので“絶対歌ってみたい!!”と思い、小室さんに直接ご相談したんです。ダメもとでの相談でしたが、小室さんは「ありがとう」とまで言ってくださって、もうMay J.らしいカヴァーにしないとって必死に向き合いました。

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はたして、May J.版「I'm proud」は、オリジナルを知らない世代にどう響くのか、そして華原朋美ファンの、オリジナルを愛するリスナーの心をつかむことはできるのか。なお、着うたフル(R)は12月13日より配信開始となる。


◆May J. オフィシャルサイト
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