聖飢魔II、両国国技館で復興支援の黒ミサ。「宿命的にわれわれはここにたどり着いた」

東日本大震災をはじめとして、かつてない災禍・難局に見舞われている日本。そんな日本のために、魔界より聖飢魔IIが両国国技館に降臨。“復興支援”を目的とするイベント＜聖飢魔II Presents「Tribute to JAPAN」＞を2日間に渡って開催した。

11月30日は、MAN WITH A MISSION、cali≠gari、NOKKOが、12月1日はROOKiEZ is PUNK'D、jealkb、氣志團が聖飢魔IIの呼びかけに応えて参加。レベッカ時代から数えて約20年振りの共演となったNOKKO以外は、全て初共演となる世代をこえたアーティスト達の共演に、両国国技館に2日間詰めかけた、のべ1万人のファンが酔いしれた。また、夢の共演として初日はレベッカの「Raspberry Dream」を聖飢魔II with NOKKOで、2日目は聖飢魔IIの「闘う日本人」を聖飢魔II with 氣志團でそれぞれ披露した。

聖飢魔IIを再集結させる場所として、偶然にも両国国技館での開催に決まったことについて、デーモン閣下は黒ミサ終了後に以下のようにコメントしている。

「普段残酷な勝負の場として使われるところ。今回なぜ国技館なのか？ この場所から今まで、いったい何人の若者が、血と汗を流し、夢破れ去っていったことであろう。この場所には沢山の悔恨がくすぶっている。それを感じ、現実と向き合い、自らを戒めるために、宿命的にわれわれはここにたどり着いた、とも言える。」── デーモン閣下

悪魔たちの呼びかけで集まった多くのアーティストから発信されたエール。未来の日本に力を与えてくれているに違いない。

◆聖飢魔II オフィシャルサイト
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