シュガーランド、ステージ崩壊事故の犠牲者48人から訴えられる
11/22(火)、人気カントリー・デュオのシュガーランドが8月に開催された“インディアナ・ステート・フェア”でのステージ崩壊事故の犠牲者たちから訴訟を起こされた。
この事故は、強風のためステージが崩壊して多くの死傷者を出す大惨事となったもので、助かった44名および亡くなった4人の遺族が訴えをおこしたものだ。
訴訟にはインディアナ州、オハイオ州、ケンタッキー州の少なくとも20の法律事務所から代理人が立ち、インディアナポリスのマリオン最高裁判所においてシュガーランド、プロデューサー、ステージの整備工など、当日の関係者たちを相手取って損害賠償を求めることを申し立てた。
この日の突風は時速60マイルという強いもので、崩壊によって亡くなったのは7名、負傷者は40名を越える事故となったが、シュガーランドのライヴは事故の時には未だ始まっていなかった。
今回の訴訟に際して遺族の弁護人は、「この不幸な事故は、責任ある立場の人間たちがその晩の状況を見極め、コンサートをキャンセルしていれば防げたものだ」とコメントし、シュガーランドの高額なギャラについても言及。「この大惨事は多くの人々にインパクトを与えた。彼らの責任において引き起こされた事故であるゆえ、犠牲者には医療費に加え経済的な支援をすべきである」とコメントした。
この訴訟のニュースに関して、シュガーランドの広報からは火曜日の時点では未だコメントが得られていない。
◆ニュース提供:ビルボード
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