鬼束ちひろがニコ生で大暴走し、運営側が一時的な自主規制

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ニコニコ生放送番組『鬼束ちひろの「包丁の上でUTATANETS」』の第3回が11月12日に放送され、あまりの過激さにニコニコ生放送運営側が自主規制をとる事態にまで発展した。

◆鬼束ちひろ 画像@『鬼束ちひろの「包丁の上でUTATANETS」』第3回より

本番組は、鬼束ちひろによるニコ生レギュラー番組。番組MCは神聖かまってちゃん、撃鉄のマネージャーとしても知られるミュージシャンの劔樹人(あらかじめ決められた恋人たちへ)が務める。

前回同様に、番組はMCの劔樹人のゆるいトークからスタート。3回目ということもあり、鬼束も手慣れた様子で視聴者をいじり、笑いをとっていく。

今回の最初の企画は、鬼束の持ち込みである「飽きるまで生討論会」。これはあるテーマをもとに飽きるまで真面目に考えるという討論企画であり、今回語り合うテーマは「エロ」となった。

まず、どんな人がエロいと思うかという質問を受けた鬼束は「叶恭子」と即答。「恭子さんは女性に人気で美香さんは男性に人気がある」と持論を展開する。さらに「鬼束自身にエロのイメージはあるか?」と聞かれると「知ったこっちゃねーよ!」と一蹴するなど、いつもの鬼束節全開で番組は進行。さらに、「メディアはどこまで“エロ”を許すのか!? 徹底実験!」と称して、人形のスカートをまくり上げたり、広辞苑の中から「エロく聞こえる言葉」を探して発表したりと、相変わらずの自由奔放さをいかんなく発揮した。

そんな鬼束が最も暴走したのは「どのような動きがエロとなるのか」を探る実験のコーナー。鬼束はまず「一般的なエロい動き」として女豹のポーズをとった後、友だちと一緒に考えたというオリジナルのエロい動きを披露。それまで鬼束を静観していた運営サイドだったが、ショッキングな、鬼束オリジナルのエロい動きに対し、急遽、自主規制の画面に切り替えるというハプニングが起こるなど、コメントの弾幕に花が咲いた。

何が起こるかわからない衝撃続きの番組。今度は、これもまた鬼束の持ち込み企画である「ババ抜きで遊ぼう」のコーナーへ。これは鬼束と劔がババ抜きをすると言う非常にシンプルな企画。ただ、ふたりでのババ抜きは当然、盛り上がりに欠ける。そこで番組オリジナルの特別ルールが登場する。それは、「ババ(ジョーカー)を引くたびに老婦人を背負ってババ抜きを続けなければならない」という、視聴者の想像を超越したルール。

というわけで、このためだけに招待された老婦人の麻生さんがスタジオに姿を見せ、3人でのシュールなババ抜きが始まると、視聴者からは「なんだよこの絵w」「シュールすぎるw」と総ツッコミが寄せられていた。

そして最後の企画は、本番組では恒例となった、鬼束もお気に入りの西部警察シリーズより、「西部警察メガネで即興演劇」。これは西部警察でおなじみの“大門サングラス”をかけ、セーラー服と学ランでコスプレをした鬼束と劔が、テーマに沿った即興演劇を披露するという企画だ。

今回のシチュエーションは、劔が鬼束を呼び出して告白する、という、ありふれた学園恋愛物。しかしそこは鬼束なので一筋縄でいくはずもなく、結局、劔が鬼束の自由な言動に振り回されるというぐだぐだ展開となって、視聴者を楽しませていた。

鬼束ちひろは、4月にリリースしたアルバム『剣と楓』、そしてシングル「青い鳥」を引っさげて、10年ぶりとなるツアーを11月30日からスタートさせる。また、次回の『鬼束ちひろの「包丁の上でUTATANETS」』生放送は、12月下旬を予定している。

◆鬼束ちひろチャンネル(ニコニコ動画)
◆鬼束ちひろ オフィシャルサイト
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