コルグのDSDレコーダーのトップモデル「MR-2000S」がHDD容量を倍増、ブラックパネルで新登場

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コルグは、1-Bitの高品位レコーディングのスタジオ・クオリティをかつてない価格で実現した1Uラック・タイプの「MR-2000S」を改良し、11月下旬より新発売する。

「MR-2000S」は、さまざまなレコーディング・フォーマットに対応、充実した機能を誇るコルグDSDレコーダーのトップ・モデルだ。すでに多くのレコーディング・スタジオでも導入されているコンパクトな1Uラック・タイプのレコーダーが、精悍なブラック・パネルをまとい、ハードディスクの容量を倍増して、新しく生まれ変わることとなった。

「MR-2000S」は、1-Bitレコーダーにマスター・レコーダーとしての使用に適したスペックを備え、スタジオ・ユースに特化したモデル。視認性と反応速度に優れたLEDレベル・メーターは、正確なモニタリングを約束する。ミックス時の環境で出ている音をキャプチャーして持ち出す、というマスター・レコーダーとしての仕様と、コンパクトさといった、プロの現場の要求に応える条件を兼ね備えている。フォーマットは、SACD製作に利用されているDSDIFFフォーマット含む1-Bitオーディオに対応。1-Bit 2.8224MHzのみならず、さらに高音質の1-Bit 5.6448MHzでの録音、再生まで可能。DVDオーディオを超える超高音質、圧倒的に広い周波数特性、これまでにないインパルス・レスポンスの再現など、今までのレコーディング・クオリティを一新、空気感や臨場感、存在感、楽器のもつ繊細は響きもそのまま丸ごと記録する。PCMフォーマットでは44.1kHzから192kHzまで、あらゆるタイプのサンプリング周波数をサポートしている。

ハードディスクは新たに160GBを内蔵。最高音質(1-Bit 5.6448MHz ステレオ)で約29時間、CDクオリティ(16bit 44.1kHz ステレオ)では最大約240時間の録音が可能。録音したデータはUSB 2.0対応のUSB B端子でPCと接続、高速でデータの転送が可能となっている。また、LEDレベル・メーターの消灯も可能となった。これにより、リスニング・ルームの雰囲気を壊さずに、ゆったりと音の世界に浸ることができるようになっているとしている。

このほか、PCMソース用デジタルI/O(S/P DIF)コアキシャル端子搭載、ワード・クロックI/Oを搭載で他の機器やMR-2000Sを接続して同期が可能、MR Control Link機能で複数台のMR-2000Sを1台で一括コントロール、視認性と反応速度に優れたLEDレベル・メーターの装備、アナログ入力(XLR)のリファレンス・レベルを-12/-14/-16/-18/-20dBに切り替え可能、録音日付フォルダごとに400プロジェクトを本体に作成可能、オーディオ・ファイル・コンバーター・ソフトウェアAudioGate付属、MRプロジェクト・ファイルの読み書き、MP3ファイルへの変換などのPCとの連携機能といった特徴を備えている。

◆MR-2000S
価格:オープン
発売日:2011年11月下旬予定

◆MR-2000S 製品詳細ページ
◆コルグ
◆BARKS 楽器チャンネル
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