[2011楽器フェア速報] ギター・エフェクター固定の悩みを解消するグッズが登場!カワイはカメラで楽譜を撮影、即演奏できる「楽譜カメラ」を展示
■エムズグリーンのギターエフェクター固定トレイ&固定ブラケット
▲一見カラフルなブロックのおもちゃようなMzTray(写真左)とMzBracket(写真右)。複数のパーツを組み合わせてエフェクターをプロ並みにきれいに、そして低価格で固定できる。
ギタリストを悩ませる問題の一つがエフェクターをどう固定するか。たんにエフェクターボードに突っ込んでしまうと、ケースを開けたら落ちてきたり、配置がぐちゃぐちゃになったりしがちだ。かといってエフェクターに直接テープなどを貼ってしまうのも汚れたり、傷がついたりするのではばかられる。そんな悩みを解消してくれるのが、11月1日に発売になったばかりのエムズグリーンのギターエフェクター固定トレイ「MzTray」と固定ブラケット「MzBlacket」だ。
▲左の写真は上がMzTray+MzTray-ベースの組み合わせ、下がMzTray。写真中央は上がMzBracketの取り付け例裏面、下がMzTrayの取り付け例裏面。写真右はエフェクターボードへの取り付け例。さまざまなサイズに対応できることがわかるはず。マジックテープで固定するので、ボードを立てても落ちてこないのスグレモノ。
MzTrayは、BOSSタイプとMXRタイプのギター/ベース用エフェクターのための固定トレイ。大きく分けてトレイ(MzTray)とベース(MzTray-ベース)という2種類のパーツが用意されている。エフェクターを固定するトレイは、接地面から10mmの高さにエフェクターの底面をセットできるもの。エフェクターは付属の固定バンド(輪ゴムのようなもの)で固定、トレイをエフェクターボードに固定するには、これまた付属のマジックテープを使用する。トレイにはボス・タイプとMXRを用意。さらに接地面からの高さを稼ぎたい場合にはベースを追加、30mmの高さにセットできるようになる。ベースにもマジックテープが付属する。接地面からの高さを設けることで、2列にエフェクターをセットする際に奥を高くして誤操作を防げるほか、ケーブルの取り回しの面でメリットが生まれるのもポイントだ。価格はMzTrayがBOSSタイプ・MXRタイプとも600円、MzTray-ベースが500円。トレイとベースのセットでは1,000円となる。
より大きなエフェクターの場合には、MzBracketを使用すればよい。こちらは、四方を固定するブラケット、間に挟むパーツや高さを上げるためのスペーサー、ブラケットの間隔を変えるレールといった複数のパーツを用意。これらを組み合わせることで、ほとんどのサイズに対応できるようになっている。サイズにもよるが、1つのエフェクターにつき千数百円から揃えられるという。
■楽譜を写真に撮ってすぐに音が鳴らせるカワイの「楽譜カメラ」
既報の「Yoshiki使用モデル クリスタルグランド」を提供した河合楽器製作所のブースには、同じくクリスタルグランドピアノのCR-30の(写真)をはじめ、ピアノ、電子ピアノ製品がずらり。耳コピーを支援するWindows用ソフト「Band Producer 4」や楽譜作成ソフト「スコアメーカーFX6」などのコンピューター関連のソフトウェアも展示されていたのだが、その一角で注目を集めていたのが「楽譜カメラ」だ。
「楽譜カメラ」は、楽譜をカメラで撮ってすぐに演奏できるiPhoneアプリ。アプリを起動して、楽譜を撮影すればすぐに音符を認識、TAPボタンを押せば1音ずつ(和音の場合は複数音を同時発音)内蔵シンセで音が確認できるというものだ。認識できるのは1段ずつ。写真と認識結果は日時とともに記録できるので、いつでもすぐに呼び出せる。ピアノやサックスは指で押さえればその音が確実に鳴るが、トランペットをはじめとした管楽器などでは指だけで音程をコントロールするのではない。楽譜を見てその音がわかる人でないとその音をすぐ鳴らすというわけにはいかないのだ。CDなどの音源がなくとも、楽譜の音がすぐに確認できればと思ったことがある人は多いはず。そんな悩みを手軽に解消できるのがこの「楽譜カメラ」なのだ。価格は350円と安価(App Storeで販売)。練習のおともにどうぞ。
▲撮影した楽譜から音符を認識(写真左)、認識結果は黄色の音符で表される(右上)。再生タイミングはTAPボタンのタッチによるので、譜割りはわかる人向き。結果は記録しておける(左下)。
▲(写真:左)音楽ファイルをドロップするだけでコードを検出をはじめ、テンポや拍、小節も自動検出してくれるBand Producer 4。フレーズのコピーに役立つベース・メロディ検出やゆっくり再生、ピッチシフト、センターキャンセルといった耳コピーに役立つ機能が満載のソフト。19,950円。(写真:右)スキャナで取り込んで楽譜認識、手軽に楽譜が作成できるスコアメーカーFX6。用途や好みに合った楽譜づくりが楽しめるよう、3種類のグレードを用意。価格はProが63,000円、Stdが39,900円、Liteが21,000円。上位2製品にはアカデミック版もラインナップ。
◆エムズグリーン
◆河合楽器製作所
◆楽器フェア オフィシャルサイト
◆BARKS 楽器チャンネル
▲一見カラフルなブロックのおもちゃようなMzTray(写真左)とMzBracket(写真右)。複数のパーツを組み合わせてエフェクターをプロ並みにきれいに、そして低価格で固定できる。
ギタリストを悩ませる問題の一つがエフェクターをどう固定するか。たんにエフェクターボードに突っ込んでしまうと、ケースを開けたら落ちてきたり、配置がぐちゃぐちゃになったりしがちだ。かといってエフェクターに直接テープなどを貼ってしまうのも汚れたり、傷がついたりするのではばかられる。そんな悩みを解消してくれるのが、11月1日に発売になったばかりのエムズグリーンのギターエフェクター固定トレイ「MzTray」と固定ブラケット「MzBlacket」だ。
▲左の写真は上がMzTray+MzTray-ベースの組み合わせ、下がMzTray。写真中央は上がMzBracketの取り付け例裏面、下がMzTrayの取り付け例裏面。写真右はエフェクターボードへの取り付け例。さまざまなサイズに対応できることがわかるはず。マジックテープで固定するので、ボードを立てても落ちてこないのスグレモノ。
MzTrayは、BOSSタイプとMXRタイプのギター/ベース用エフェクターのための固定トレイ。大きく分けてトレイ(MzTray)とベース(MzTray-ベース)という2種類のパーツが用意されている。エフェクターを固定するトレイは、接地面から10mmの高さにエフェクターの底面をセットできるもの。エフェクターは付属の固定バンド(輪ゴムのようなもの)で固定、トレイをエフェクターボードに固定するには、これまた付属のマジックテープを使用する。トレイにはボス・タイプとMXRを用意。さらに接地面からの高さを稼ぎたい場合にはベースを追加、30mmの高さにセットできるようになる。ベースにもマジックテープが付属する。接地面からの高さを設けることで、2列にエフェクターをセットする際に奥を高くして誤操作を防げるほか、ケーブルの取り回しの面でメリットが生まれるのもポイントだ。価格はMzTrayがBOSSタイプ・MXRタイプとも600円、MzTray-ベースが500円。トレイとベースのセットでは1,000円となる。
より大きなエフェクターの場合には、MzBracketを使用すればよい。こちらは、四方を固定するブラケット、間に挟むパーツや高さを上げるためのスペーサー、ブラケットの間隔を変えるレールといった複数のパーツを用意。これらを組み合わせることで、ほとんどのサイズに対応できるようになっている。サイズにもよるが、1つのエフェクターにつき千数百円から揃えられるという。
■楽譜を写真に撮ってすぐに音が鳴らせるカワイの「楽譜カメラ」
既報の「Yoshiki使用モデル クリスタルグランド」を提供した河合楽器製作所のブースには、同じくクリスタルグランドピアノのCR-30の(写真)をはじめ、ピアノ、電子ピアノ製品がずらり。耳コピーを支援するWindows用ソフト「Band Producer 4」や楽譜作成ソフト「スコアメーカーFX6」などのコンピューター関連のソフトウェアも展示されていたのだが、その一角で注目を集めていたのが「楽譜カメラ」だ。
「楽譜カメラ」は、楽譜をカメラで撮ってすぐに演奏できるiPhoneアプリ。アプリを起動して、楽譜を撮影すればすぐに音符を認識、TAPボタンを押せば1音ずつ(和音の場合は複数音を同時発音)内蔵シンセで音が確認できるというものだ。認識できるのは1段ずつ。写真と認識結果は日時とともに記録できるので、いつでもすぐに呼び出せる。ピアノやサックスは指で押さえればその音が確実に鳴るが、トランペットをはじめとした管楽器などでは指だけで音程をコントロールするのではない。楽譜を見てその音がわかる人でないとその音をすぐ鳴らすというわけにはいかないのだ。CDなどの音源がなくとも、楽譜の音がすぐに確認できればと思ったことがある人は多いはず。そんな悩みを手軽に解消できるのがこの「楽譜カメラ」なのだ。価格は350円と安価(App Storeで販売)。練習のおともにどうぞ。
▲撮影した楽譜から音符を認識(写真左)、認識結果は黄色の音符で表される(右上)。再生タイミングはTAPボタンのタッチによるので、譜割りはわかる人向き。結果は記録しておける(左下)。
▲(写真:左)音楽ファイルをドロップするだけでコードを検出をはじめ、テンポや拍、小節も自動検出してくれるBand Producer 4。フレーズのコピーに役立つベース・メロディ検出やゆっくり再生、ピッチシフト、センターキャンセルといった耳コピーに役立つ機能が満載のソフト。19,950円。(写真:右)スキャナで取り込んで楽譜認識、手軽に楽譜が作成できるスコアメーカーFX6。用途や好みに合った楽譜づくりが楽しめるよう、3種類のグレードを用意。価格はProが63,000円、Stdが39,900円、Liteが21,000円。上位2製品にはアカデミック版もラインナップ。
◆エムズグリーン
◆河合楽器製作所
◆楽器フェア オフィシャルサイト
◆BARKS 楽器チャンネル
この記事の関連情報
【俺の楽器・私の愛機】1557「KAWAIのBS10というピアノ、バッカスのストラトタイプギター」
カワイ、インテリア性の高い木目調の電子ピアノ『CA701NW』『CA401MW』『CN201MW』を発売
【俺の楽器・私の愛機】1413「呼びました??」
島村楽器、カワイとのコラボ電子ピアノ『SCA401』追加音色と島村楽器オリジナルカラー発売
カワイ、44鍵になり演奏表現の幅が広がったミニピアノ『グランドピアノGP44』発売
YOSHIKIモデルの1億円クリスタルピアノを海外ファンが購入
カワイ、合唱・歌唱のための『コーラスマスク』を5色展開
カワイ、アコースティックピアノアクション搭載ハイブリッドピアノが進化、「NOVUS NV10S」「NOVUS NV5S」発売
“小さなピアニストに、小さな本物を。”カワイと老舗家具メーカー飛騨産業のコラボによるミニグランドピアノ販売開始