PreSonus、100以上の新機能&強化を図った「Studio One 2」発表、ProfessionalにはMelodyne essentialを同梱
エムアイセブンジャパンは、PreSonusのDAWソフトウェア「Studio One」の新バージョン「Studio One 2」を発表した。
バージョン2では、多くのリクエストに応え、マルチトラック・コンピング、マルチトラックMIDI編集、トランジェント検出および編集、グルーブ抽出、フォルダー・トラック、Melodyneピッチ補正の統合など100を超える新機能/強化を実装している。フラグシップの「Professional 2」では「Melodyne essential」の同梱や待望のDDPへの書き出しなど圧倒的なバリューを提供。「Studio One 2」は、多数の新機能と機能向上を実装しながら優れた操作性、直感性、パフォーマンスはそのままに次世代の名に相応しいDAWに仕上がっている。
「Studio One」のバージョン1では、「Studio One Pro」とハードウェアに同梱される「Studio One Artist」の2グレードが用意されていたが、バージョン2では、Artist、Producer、Professional の3バージョンで構成されることとなる。
「Studio One Artist 2」は、PreSonusオーディオ・インターフェースに無償バンドルされるバージョン。コアとなるすべてのオーディオ/MIDI レコーディング機能と編集機能に加え、26種類の32Bit エフェクト・プラグイン、4つのバーチャル・インストゥルメントを提供。
「Studio One Producer 2」は、Artistのすべての機能に加え、ReWireおよびAU/VSTプラグイン対応、MP3インポート/エクスポート、追加サードパーティ・コンテンツが付属。
「Studio One Professional 2」は、ArtistとProducerのすべての機能に加え、統合マスタリング・ソリューションとしてのプロジェクト・ページ、Melodyne essentialピッチ補正、SoundCloud対応、DDPへの書き出し、Red Book CD書き込み、ビデオ再生/同期のほか、さらに5つのネイティブ・エフェクト・プラグインが付属する。
その他のおもな新機能は以下のとおり。
●Melodyneピッチ補正の統合
Studio One 2は、Celemony社のMelodyneとシームレスに統合し、Melodyneの機能をStudio Oneの一部として使用が可能なのがポイント。編集部分をアレンジの他の部分と合わせて聴くことができ、編集が終わればオーディオがすぐに書き出される。トラックの転送や手動による書き出しは必要なく、アレンジ内での編集はMelodyneにシームレスに同期し、前回の位置から作業を再開するのもクリックひとつで可能。Prefessional 2には「Melodyne essential」が同梱され、Artist 2およびProducer 2にはトライアル版が同梱される。
●トランジェント検出、編集、グルーブ抽出
トランジェント検出と編集は他のDAWでも可能だが、その作業にかかる時間と労力には大きな違いがある。Studio One 2なら、オーディオ・イベントを選択し、Qキーを押してクオンタイズするだけのシンプルさで、グルーブ抽出もドラッグ&ドロップの簡単操作。あらゆるオーディオからグルーブを抽出し、瞬く間に別のオーディオへ適用させることができる。
●マルチトラック・コンピング
テイクを重ねた際の選択に重宝するシングルトラックおよびマルチトラック・コンピングも、Studio One 2ではすばやく簡単に実行可能。動作速度はスピーディで、ツールを切り替える必要もない。テイク間のクロスフェードは自動で行われるが、フェードを編集することももちろん可能。テイクの試聴もAltキーを押したままテイクをクリックするだけととても簡単だ。
●すばやい検索
Studio One 2のブラウザーは、インストゥルメント、エフェクト、サウンド、ファイルなどへのすばやいアクセスを提供。ブラウザーであらゆるロケーションを検索することも可能となり、必要なリソースの検索がよりすばやく簡単になっている。
●トラックのオーガナイズ
フォルダー・トラックを使用すれば、関連するトラックをまとめ、グループとして操作するのも簡単。クリックひとつで、フォルダー・トラックをグループ化/バスへのセンドができる。
●複数のMIDIトラックを同時編集
音楽エディターでは、異なるトラック上の複数のパートの同時編集など、2つ以上のインストゥルメント・トラックを表示/ 編集できるようになりった。
●プラグイン・コレクションがさらに強力に
Studio Oneのネイティブ・エフェクト・プラグインは、メディアから熱狂的な高評価を得た。そのプラグイン・コレクションがさらにパワーアップしている。
Ampireギターアンプ・モデラーはAmpire XTとなり、新しいアンプ・モデル、コンボリューション・ベースのキャビネット・モデリング・セクションとエフェクト・セクションを新しく搭載。新しいOpenAIRコンボリューション・リバーブでは、実空間とクラシックなハードウェア・リバーブをベースとする極めてリアルなリバーブレーションをもたらす。さらに、新しいIR Makerでは、独自のインパルス応答をキャプチャーすることまでもが可能となった。
●優れたマスタリング機能を提供するStudio One Professional
プロジェクト・ページに優れた統合マスタリング・スイートが提供されるのもStudio One Professional大きな特徴。マスタリング機能とディストリビューション機能の広範なリストに加え、Studio One Professional 2では、待望のDDPへの書き出し、PQ編集、より高いクオリティのサンプルレート変換などが追加されている。
エムアイセブンジャパンでは、正規ユーザー限定の無償アップグレード・プログラムを実施する。エムアイセブンジャパンで販売したStudio One ProまたはStudio One Proアップグレード/クロスグレードを2011年9月1日以降に購入した人は、Studio One 2発売後にStudio One Professional 2へのアップグレード・パッケージを無償提供(要申請)する予定。申請方法などの詳細は追ってアナウンスされる。また、アップグレード/クロスグレード版の販売も予定されている。
◆Studio One Producer 2
価格:19,800円
◆Studio One Professional 2
価格:39,800円
発売日:2011年11月予定
◆Studio One 製品詳細ページ
◆エムアイセブンジャパン
◆BARKS 楽器チャンネル
バージョン2では、多くのリクエストに応え、マルチトラック・コンピング、マルチトラックMIDI編集、トランジェント検出および編集、グルーブ抽出、フォルダー・トラック、Melodyneピッチ補正の統合など100を超える新機能/強化を実装している。フラグシップの「Professional 2」では「Melodyne essential」の同梱や待望のDDPへの書き出しなど圧倒的なバリューを提供。「Studio One 2」は、多数の新機能と機能向上を実装しながら優れた操作性、直感性、パフォーマンスはそのままに次世代の名に相応しいDAWに仕上がっている。
「Studio One」のバージョン1では、「Studio One Pro」とハードウェアに同梱される「Studio One Artist」の2グレードが用意されていたが、バージョン2では、Artist、Producer、Professional の3バージョンで構成されることとなる。
「Studio One Artist 2」は、PreSonusオーディオ・インターフェースに無償バンドルされるバージョン。コアとなるすべてのオーディオ/MIDI レコーディング機能と編集機能に加え、26種類の32Bit エフェクト・プラグイン、4つのバーチャル・インストゥルメントを提供。
「Studio One Producer 2」は、Artistのすべての機能に加え、ReWireおよびAU/VSTプラグイン対応、MP3インポート/エクスポート、追加サードパーティ・コンテンツが付属。
「Studio One Professional 2」は、ArtistとProducerのすべての機能に加え、統合マスタリング・ソリューションとしてのプロジェクト・ページ、Melodyne essentialピッチ補正、SoundCloud対応、DDPへの書き出し、Red Book CD書き込み、ビデオ再生/同期のほか、さらに5つのネイティブ・エフェクト・プラグインが付属する。
その他のおもな新機能は以下のとおり。
●Melodyneピッチ補正の統合
Studio One 2は、Celemony社のMelodyneとシームレスに統合し、Melodyneの機能をStudio Oneの一部として使用が可能なのがポイント。編集部分をアレンジの他の部分と合わせて聴くことができ、編集が終わればオーディオがすぐに書き出される。トラックの転送や手動による書き出しは必要なく、アレンジ内での編集はMelodyneにシームレスに同期し、前回の位置から作業を再開するのもクリックひとつで可能。Prefessional 2には「Melodyne essential」が同梱され、Artist 2およびProducer 2にはトライアル版が同梱される。
●トランジェント検出、編集、グルーブ抽出
トランジェント検出と編集は他のDAWでも可能だが、その作業にかかる時間と労力には大きな違いがある。Studio One 2なら、オーディオ・イベントを選択し、Qキーを押してクオンタイズするだけのシンプルさで、グルーブ抽出もドラッグ&ドロップの簡単操作。あらゆるオーディオからグルーブを抽出し、瞬く間に別のオーディオへ適用させることができる。
●マルチトラック・コンピング
テイクを重ねた際の選択に重宝するシングルトラックおよびマルチトラック・コンピングも、Studio One 2ではすばやく簡単に実行可能。動作速度はスピーディで、ツールを切り替える必要もない。テイク間のクロスフェードは自動で行われるが、フェードを編集することももちろん可能。テイクの試聴もAltキーを押したままテイクをクリックするだけととても簡単だ。
●すばやい検索
Studio One 2のブラウザーは、インストゥルメント、エフェクト、サウンド、ファイルなどへのすばやいアクセスを提供。ブラウザーであらゆるロケーションを検索することも可能となり、必要なリソースの検索がよりすばやく簡単になっている。
●トラックのオーガナイズ
フォルダー・トラックを使用すれば、関連するトラックをまとめ、グループとして操作するのも簡単。クリックひとつで、フォルダー・トラックをグループ化/バスへのセンドができる。
●複数のMIDIトラックを同時編集
音楽エディターでは、異なるトラック上の複数のパートの同時編集など、2つ以上のインストゥルメント・トラックを表示/ 編集できるようになりった。
●プラグイン・コレクションがさらに強力に
Studio Oneのネイティブ・エフェクト・プラグインは、メディアから熱狂的な高評価を得た。そのプラグイン・コレクションがさらにパワーアップしている。
Ampireギターアンプ・モデラーはAmpire XTとなり、新しいアンプ・モデル、コンボリューション・ベースのキャビネット・モデリング・セクションとエフェクト・セクションを新しく搭載。新しいOpenAIRコンボリューション・リバーブでは、実空間とクラシックなハードウェア・リバーブをベースとする極めてリアルなリバーブレーションをもたらす。さらに、新しいIR Makerでは、独自のインパルス応答をキャプチャーすることまでもが可能となった。
●優れたマスタリング機能を提供するStudio One Professional
プロジェクト・ページに優れた統合マスタリング・スイートが提供されるのもStudio One Professional大きな特徴。マスタリング機能とディストリビューション機能の広範なリストに加え、Studio One Professional 2では、待望のDDPへの書き出し、PQ編集、より高いクオリティのサンプルレート変換などが追加されている。
エムアイセブンジャパンでは、正規ユーザー限定の無償アップグレード・プログラムを実施する。エムアイセブンジャパンで販売したStudio One ProまたはStudio One Proアップグレード/クロスグレードを2011年9月1日以降に購入した人は、Studio One 2発売後にStudio One Professional 2へのアップグレード・パッケージを無償提供(要申請)する予定。申請方法などの詳細は追ってアナウンスされる。また、アップグレード/クロスグレード版の販売も予定されている。
◆Studio One Producer 2
価格:19,800円
◆Studio One Professional 2
価格:39,800円
発売日:2011年11月予定
◆Studio One 製品詳細ページ
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