中島卓偉、24時間歌いっぱなしUstreamとともに小説「3号線」も公開

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2011年10月21日(金)19:00より、<自分(てめぇ)への挑戦~24時間生中継スペシャル~>と題し、中島卓偉の24時間Ustreamライヴがスタートとなる。2011年7月16日に開催され、大きな感動を巻き起こした24時間歌っぱなしという、過酷ながらも音楽三昧に浸かり続ける極上の24時間、あれの再来だ。

◆「3号線」PV映像

オリジナル楽曲もさることながら、ザ・ビートルズからZIGGYまで、古今東西様々な名曲の数々を、歌詞だけ手元に置きながら弾き語っていくわけだが、中島卓偉にコード譜や譜面などは不要だ。メロディーが頭にありその楽曲を知っているという時点で、バッキングのコードは自ずと頭に鳴り響いている。それをコードに置き換え弾き語るだけのことだ。紙に書かれたコード譜をなぞるのではなく、頭に、心に鳴り響く音楽を、ギターと声でその場で再生させていくというミュージシャンの根源行為を、24時間にわたって途切れなく堪能できる素晴らしい時間がたっぷりと共有できるはずだ。

そして今回、やはり楽しみにしたいひとつが最新作「3号線」の弾き語りでもある。

この曲は、中島卓偉の幼き体験をありのままに綴った作品。兄弟、家族への愛、幼いがゆえの困惑、忍耐、ひと時の幸せ、そして厳しい現実。30歳を過ぎ今になってはじめて、幼き過去の呪縛から解き放たれ、作品へと昇華させた中島卓偉の原体験が、ビビッドに再生される男のバラッドだ。

中島卓偉は、この「3号線」の歌詞を書く際に、幼少時の出来事をまとめて書き出しメモとして残している。ここから凝縮されたエピソードとそこに流れる思いが6分に及ぶ楽曲「3号線」となったわけだが、実はここに書かれたストーリーをまとめたものが、小説として存在している。

それが電子版私小説「3号線」で、<自分(てめぇ)への挑戦~24時間生中継スペシャル~>のスタートと同時に、2011年10月21日19:00にオフィシャルサイトで公開される予定だ。もともと中島卓偉も「いつかは短編も書いてみたいな」という願望もあったのだという。図らずも「この作詞メモなるプロットをまとめてみたら短編になるよね」という意見から、自然発生的に初の書き下ろし電子版私小説「3号線」が誕生となったようだ。

「3号線…それは幼かった自分たち兄弟と母親とを隔てる境界線でした。いくどもその前で立ち尽くし、去ってゆく母親の後ろ姿をなすすべもなく、そこで見送りました。それは、絶対に越えられない一線でした。」…このように小説は始まる。

Ustream生放送とともに、小説「3号線」も是非チェックいただきたいところだ。

text by BARKS編集長 烏丸

「TAKUI NAKAJIMA 24hour LIVE on USTREAM Vol.2」
<自分(てめぇ)への挑戦~24時間生中継スペシャル~>
2011年10月21日(金)19:00~10月22日19:00
USTREAM:http://www.ustream.tv/channel/takui24
※24時間の中で中島卓偉が即興での曲作りも同時進行!そこで、みなさんから歌詞になるキーワードをメールで募集します。何度でも応募可能です!!いつでも思いついた時に下記アドレスまでキーワードと氏名(ペンネーム)をご明記の上ご応募ください♪
メールアドレス:24@takui.com
※BEAT&LOOSE限定企画
ファンクラブ限定で、この24時間弾き語りライブのフィナーレ(ラスト1時間)に抽選でご招待。受付詳細は近日、FC限定サイト「スタッフ裏バナVOICE」にて発表

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