ディスターブド、B面集を発表ののち「ちょっと休みを取る」

ポスト

ディスターブドのギタリスト、ダン・ドネガンはこれから発売されるコンピレーション盤『ザ・ロスト・チルドレン』のB面曲やレア音源を、これまでの5枚のスタジオ・アルバムの歌よりも質の劣るものと考えるべきではないと述べている。

「オレたちにとってB面曲は最悪だからアルバムに入らなかったもの、ってことじゃないんだ。多くのオレたちのお気に入り曲は、サントラとかスポーツ・イベントとかでいつか日の目を見てみんなに聞いてもらえることを願ってアルバムから外されているんだよ。『ああ、あの曲をのこしておけば今プレイできるのになあ』って思うことが多いからね。だから、このアルバムはそういう歌のいくつかを発表する素晴らしいチャンスになった。ファンがこの中からお気に入りを見つけてくれると嬉しいね」

11/8に発表される『ザ・ロスト・チルドレン』にはディスターブドの全キャリアからの歌が含まれている。2000年のデビュー作『ザ・シックネス』のセッションから取られた「ゴッド・オブ・ザ・マインド」と「ア・ウェルカム・バーデン」は2010年のこのアルバムの10周年記念盤に収録されていた。

また、このコンピレーションには2010年の『アサイラム』のセッションからの未発表曲「マイン」や、「3」(4月にウェスト・メンフィス・スリーの法廷資金を集めるためにバンドのウェブサイトで発表された)、映画『トランスフォーマー』サントラからの「ザ・モーメント」、ジューダス・プリーストのトリビュート・アルバムに提供した「リヴィング・アフター・ミッドナイト」、フェイス・ノー・モアのトリビュート・アルバムに提供した「ミッドライフ・クライシス」)などが収録されている。『ザ・ロスト・チルドレン』からの1STシングル「ヘル」は2005年の『テン・サウザンド・フィスツ』から取られている。

「それぞれ違った理由で全部好きだね」とドネガンは言う。「自分たちがそれを書いた場所や時代に引き戻されるよ。お気に入りを選ぶのはむずかしいな。こういうタイトルにしたのは、オレたちがいつも歌を自分の子供たちのように考えているからなんだ。だからお気に入りなんて選べない。すべてがオレたちにとってパーソナルなんだ」

ドネガンはバンドが休みを取る理由について語る。「オレたちは他のことをするためにストップするわけじゃない。少なくともオレはそうだよ。ちょっとの間身を引いてファンにもオレたちにもちょっと休みを取らせようとしてるんだ。これにはすごいゲーム・プランや方針があるわけじゃないのさ」

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報