エベーヌ弦楽四重奏団、ジャズ・バンドへ驚きの変身
クラシック界最注目の4人組エベーヌ弦楽四重奏団が、なんと映画音楽/ジャズのカバー・アルバム『フィクション』をリリースした。
◆エベーヌ弦楽四重奏団画像
エベーヌ弦楽四重奏団は、1999年にフランスのブローニュ=ビヤンクール地方音楽院在学中の4人によって結成された弦楽四重奏団だ。超難関で知られるミュンヘン国際音楽コンクールで2004年に優勝し、併せて聴衆賞、2つのベスト・パフォーマンス賞、カール・クリンガー財団賞を受賞し話題をさらった。音楽に対する柔軟な姿勢が国際的な評価を得ており、これまでに数々の世界中の有名ホールで演奏をこなしているというエリート集団である。
今までに何枚もクラシック・アルバムのリリースはしているが、今回発売となったのが、多彩なゲストと共にジャズ&ポップス・ナンバー16曲を演奏するというものだった。
この『フィクション』は、ニューヨーク・タイムズが「苦も無くジャズ・バンドへ変身する」と評したもので、ナタリー・デセイ(ソプラノ)、ステイシー・ケント(ジャズ)、ファニー・アルダン(女優)、ルス・カサル(スペイン・ポップの女王)という4人の女性スターをゲストに迎えながら、16曲のジャズ&ポップスを次々を披露、斬新な作品を作り上げているのだ。
収録されているのは映画『パルプ・フィクション』の鮮烈なオープニング・タイトルで流れていた「Misirlou」から始まり、チャップリン、ディズニー、ミュージカル、アクションまで幅広い映画音楽やジャズ・スタンダード曲だ。弦楽四重奏という極めてクラシカルな形で取り上げながら、映画のヴィヴィット感をまったく損なうことのない、驚くべきパフォーマンスを見せている。若い彼らなればこその突き抜けた現代っ子感覚が、弦楽四重奏の魅力を最大限に活かし切りクラシック・クロスオーバーのフィールドまでも席巻している様子を、是非お聞きいただきたい。
なお<ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン>では、2006年、2007年に来日しているが、2011年の11月には待望の初日本ツアーの開催が決定している。お楽しみに。
『フィクション』
2011年10月05日発売
HQCD仕様 TOCE-90205 2,800円(税込)
1.ミザルー【映画「パルプ・フィクション」使用曲】
2.アマド・ミオ【ラテン・スタンダード曲 ヴォーカル:ルス・カサル】
3.ネイチャー・ボーイ【オリジナル:ナット・キング・コール】
4.カム・トゥゲザー【オリジナル:ザ・ビートルズ】
5.報われぬ思い【オリジナル:ブラッド・メルドー】
6.コーリング・ユー (イントロ)
7.コーリング・ユー【映画『バグダッド・カフェ』主題歌】
8.コルコバード【オリジナル:アントニオ・カルロス・ジョビン、ヴォーカル:ステイシー・ケント】
9.ナッシング・パーソナル【ドン・グロニック作曲、ジャズ・スタンダード】
10.フットプリンツ【オリジナル:ウェイン・ショーター】
11.ライラック・ワイン【ジャズ・スタンダード曲、ヴォーカル:ファニー・アルダン】
12.スマイル【チャーリー・チャップリン作曲、映画「モダン・タイムス」主題歌】
13.いつか王子さまが【映画「白雪姫」劇中歌】
14.虹の彼方に【映画「オズの魔法使い」劇中歌、ヴォーカル:ナタリー・デセイ】
15.7-29-04 THE DAY OF 【映画「オーシャンズ12」使用曲】
16.ストリーツ・オブ・フィラデルフィア【オリジナル:ブルース・スプリングスティーン】
<エベーヌ弦楽四重奏団来日コンサート>
11月1日(火)19:00 武蔵野市民文化会館(小)【A】
[問]同ホール0422-54-2011
11月2日(水)19:00 銀座・ヤマハホール【B】
[問]メロス・アーツ03-3358-9005
11月3日(木祝)17:00 京都コンサートホール(小)【B】
[問]同ホール075-711-3090
11月5日(土)18:00 名古屋・宗次ホール【A】
[問]同ホール052-265-1718
11月6日(日)14:00 横浜・ひまわりの郷【A】(横浜市港南区民文化センター)
[問]同ホール045-848-0800
◆BARKS洋楽チャンネル
◆エベーヌ弦楽四重奏団画像
エベーヌ弦楽四重奏団は、1999年にフランスのブローニュ=ビヤンクール地方音楽院在学中の4人によって結成された弦楽四重奏団だ。超難関で知られるミュンヘン国際音楽コンクールで2004年に優勝し、併せて聴衆賞、2つのベスト・パフォーマンス賞、カール・クリンガー財団賞を受賞し話題をさらった。音楽に対する柔軟な姿勢が国際的な評価を得ており、これまでに数々の世界中の有名ホールで演奏をこなしているというエリート集団である。
今までに何枚もクラシック・アルバムのリリースはしているが、今回発売となったのが、多彩なゲストと共にジャズ&ポップス・ナンバー16曲を演奏するというものだった。
この『フィクション』は、ニューヨーク・タイムズが「苦も無くジャズ・バンドへ変身する」と評したもので、ナタリー・デセイ(ソプラノ)、ステイシー・ケント(ジャズ)、ファニー・アルダン(女優)、ルス・カサル(スペイン・ポップの女王)という4人の女性スターをゲストに迎えながら、16曲のジャズ&ポップスを次々を披露、斬新な作品を作り上げているのだ。
収録されているのは映画『パルプ・フィクション』の鮮烈なオープニング・タイトルで流れていた「Misirlou」から始まり、チャップリン、ディズニー、ミュージカル、アクションまで幅広い映画音楽やジャズ・スタンダード曲だ。弦楽四重奏という極めてクラシカルな形で取り上げながら、映画のヴィヴィット感をまったく損なうことのない、驚くべきパフォーマンスを見せている。若い彼らなればこその突き抜けた現代っ子感覚が、弦楽四重奏の魅力を最大限に活かし切りクラシック・クロスオーバーのフィールドまでも席巻している様子を、是非お聞きいただきたい。
なお<ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン>では、2006年、2007年に来日しているが、2011年の11月には待望の初日本ツアーの開催が決定している。お楽しみに。
『フィクション』
2011年10月05日発売
HQCD仕様 TOCE-90205 2,800円(税込)
1.ミザルー【映画「パルプ・フィクション」使用曲】
2.アマド・ミオ【ラテン・スタンダード曲 ヴォーカル:ルス・カサル】
3.ネイチャー・ボーイ【オリジナル:ナット・キング・コール】
4.カム・トゥゲザー【オリジナル:ザ・ビートルズ】
5.報われぬ思い【オリジナル:ブラッド・メルドー】
6.コーリング・ユー (イントロ)
7.コーリング・ユー【映画『バグダッド・カフェ』主題歌】
8.コルコバード【オリジナル:アントニオ・カルロス・ジョビン、ヴォーカル:ステイシー・ケント】
9.ナッシング・パーソナル【ドン・グロニック作曲、ジャズ・スタンダード】
10.フットプリンツ【オリジナル:ウェイン・ショーター】
11.ライラック・ワイン【ジャズ・スタンダード曲、ヴォーカル:ファニー・アルダン】
12.スマイル【チャーリー・チャップリン作曲、映画「モダン・タイムス」主題歌】
13.いつか王子さまが【映画「白雪姫」劇中歌】
14.虹の彼方に【映画「オズの魔法使い」劇中歌、ヴォーカル:ナタリー・デセイ】
15.7-29-04 THE DAY OF 【映画「オーシャンズ12」使用曲】
16.ストリーツ・オブ・フィラデルフィア【オリジナル:ブルース・スプリングスティーン】
<エベーヌ弦楽四重奏団来日コンサート>
11月1日(火)19:00 武蔵野市民文化会館(小)【A】
[問]同ホール0422-54-2011
11月2日(水)19:00 銀座・ヤマハホール【B】
[問]メロス・アーツ03-3358-9005
11月3日(木祝)17:00 京都コンサートホール(小)【B】
[問]同ホール075-711-3090
11月5日(土)18:00 名古屋・宗次ホール【A】
[問]同ホール052-265-1718
11月6日(日)14:00 横浜・ひまわりの郷【A】(横浜市港南区民文化センター)
[問]同ホール045-848-0800
◆BARKS洋楽チャンネル