[クロスビート取材こぼれ話] ジャスティス

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エレクトロ・ムーヴメントの決定打となった2007年の『+(クロス)』以来約4年振りとなる新作『オーディオ、ヴィデオ、ディスコ』を完成させたフランスの2人組、ジャスティス。プロモーション来日時に行なった新作用取材は午前中の1発目とあって、グザヴィエ・デ・ロズネとギャスパール・オジェの2人は取材現場に入るなりコーヒーで眠気を取りながらのインタビュー。とはいえ取材に向かった編集部杉山にもコーヒーを入れてくれたり、通訳氏のためにミネラル・ウォーターを取りに行ったりと、朝早くから紳士ぶりを発揮していた。

英語圏のアーティストとは勝手が違い、フランス語での取材はやりとりに時間がかかる。その中でも2人は雑誌を読んだり、レーベル担当氏を気遣ったりと終始上手く時間を潰していて、面白かったのはグザヴィエの時間の使い方。彼はコーヒーに使ったスティック・タイプの砂糖の包装紙を何本も繋いで、取材の中盤頃にはライトセイバーのような袋製の剣を完成させてしまった(笑)。写真撮影時にも「これ持った方がいい?」と聞いてきたので、「いいです」と丁重にお断りしておきました。

そんな和気藹々とした雰囲気の中でも、話が新作の内容に及ぶと真剣そのもの。実際、今回のアルバムには2人の様々な挑戦が記録されていることも考えると、それは彼らが作る音楽のストイックなまでの完成度の高さとも通じているのだろう。

現在発売中のクロスビート10月号では、ムーヴメントの主役としての自負を持ちつつも新たな場所へと歩を踏みだした今の彼らについて語ってくれたインタビューの掲載はもちろんのこと、2人の直筆サインもプレゼントしているので、どしどし応募してください。

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