-異種格闘技対談-Ring【round2】第20回/流原蓮次(風男塾)

ポスト

-異種格闘対談-Ring【round2】第20回

逹瑯(ムック/Vo)ゲスト 流原蓮次(風男塾)

PAGE3

蓮次:カーレースとかアルペンスキーとか、死ぬかもしれないくらいのスポーツが好きなんです。

逹瑯:他はどんな趣味があんの?

蓮次:一人旅が好きです。よく1人でスキー行ったりもしますし、温泉とかも行きますね。

逹瑯:1人で!? まぁ俺も一人旅って面白そうだなって思うんだけど、なかなか実行に移せない。何が1番の醍醐味なの? 1人で行って楽しい?

蓮次:すごく楽しいですよ! いろんな設定を作れるので。

逹瑯:え? いろんな設定?

蓮次:はい。仮の姿があるんです。

逹瑯:へ??????

蓮次:やっぱり一人旅だといろいろと話しかけられるじゃないですか。旅館の人とかにも。

――“どんなお仕事何されてるんですか?”とか?

蓮次:そうですそうです! そういうときに、いろいろと嘘を付いて仮の姿になって、その仮の姿に成りきるのが好きなんです。

逹瑯:へぇ〜。で、お仕事聞かれたらなんて言うの?

蓮次:葬儀屋です。

逹瑯:へ? ・・・・・?

――あははは。珍しいな。いつもゲストを振り回す逹瑯が、今日は若干振り回されがちだっていうのが面白い(笑)。

逹瑯:だって葬儀屋って……。んで、そこから会話はどう流れていくの?

蓮次:やっぱ“大変なお仕事ですね”って言われるから、“そうですね。こうやって派手な服を着るのも普段黒い服しか着れないからなんですよ……”って。

逹瑯:うわ……(笑)。変わってるね。変わってるって言われない?

蓮次:言われます(笑)。でも、別に人を騙そうとか嘘つこうと思ってやってるんじゃないんですよ。そうやって仮の姿で話をしてると、本当にその気になってきて“明日からまた仕事頑張ろう!”って思えるんです。

逹瑯:葬儀屋をね。

蓮次:い、いやぁ、風男塾をです! それに、そういう一人旅は作品作りのための情報源でもありますね。逹瑯さんはそういうのないですか?

逹瑯:ないなぁ。情報収集のためにどっか行くとかはないな。

――逹瑯くんは毎日が情報収集の場で、毎日がロマンスですから(笑)。

蓮次:羨ましいっす。

逹瑯:いや、でもそんなもんだと思うよ。情報ってさ、自分のアンテナの張り方によって入ってき方が違うと思うんだよね。アンテナ張ってないときに聴こえてくる音楽と、なんとなく無意識に聴く音楽とじゃ引っかかり方がまったく違うみたいなもんでね。自分のアンテナの張り方次第によって変わってくると思うから、特に情報収集のために何処か行くとかはないかな。特に東京は情報源が多いからね。

蓮次:なるほど。そんな東京の中でも特に磁場がいいとこって何処ですか?

逹瑯:磁場がいいとか感じたことないな(笑)。逆に何処がいいとかないし。何処も特に良くもないし。でも、東京でキャッチできる情報って東京にしかないからね。ちょっと田舎でのんびりしたいなっていうときは、実家に帰ったりはするけどね。あと、海外に行くと改めて日本を見つめ直せるというか、改めて日本の良さを感じるっていう感覚はあるかな。

蓮次:なるほど。気持ちの持ち方って大事ですね。

逹瑯:うん。食べ物は何が好きなの?

蓮次:コーヒーです。

逹瑯:へ?

蓮次:食べ物じゃないかもしれないですけど、とにかくコーヒーが大好きです。もちろんブラックです。

逹瑯:ブラック!?

――もしや。ブラック飲めないとか?

逹瑯:飲めない(笑)。

蓮次:意外ですね!

逹瑯:苦いの無理(笑)。最初にコーヒーをああゆう形式にして飲もうと思った人はどうしてああして飲もうと思ったのかね? わざわざ豆を煎って黒い水にして飲もうってどうして思ったんだろ? そこは不思議なんだよ。なまこを最初に食べた人はどうしてなまこを食べてみようと思ったのか? とかね。

蓮次:やっぱ逹瑯さんすごいですね。いろいろと考えること多いんですね。

逹瑯:あははは。そう。普段からね(笑)。だから、俺はコーヒーは“これはコーヒーと呼ぶ必要があるのか?”って言うくらい甘いスターバックスのコーヒーとかが好き(笑)。コーヒーフラペチーノって、もうコーヒーと呼ぶ必要がないだろ。別の飲み物になってるだろ。みたいなね(笑)。

蓮次:たしかに。コーヒーフラペチーノはコーヒーと言うより、OLのご褒美ですよね。

――あははは。OLのご褒美、いいね(笑)。

逹瑯:いいね(笑)。コーヒーゼリーは好きだよ。ただし甘いのね。やっぱ、コーヒーも人生も甘いのが好きだね。

――蓮次くん、車も好きらしいですよ。

逹瑯:マジ!? 俺も好きだけど。

蓮次:俺、レーサーの資格持ってるんです。

逹瑯:そうなの!?

蓮次:はい。『頭文字D』っていう漫画が大好きで、大好き過ぎてレーサーの資格取っちゃったんです。昔は自分のマシーンもあったんですよ。M1っていうカテゴリーで、公道は走れないけどレース場でだけ走れるマシーンを持ってました。鈴鹿(鈴鹿サーキット)とか富士(富士スピードウェイ)とかで走ってましたね。

逹瑯:それガチで?

蓮次:ガチです。

逹瑯:すっごいね。ライセンスってどうやって取るの?

蓮次:まずサーキットの会員になるんですけど、実技と筆記の試験があって、それを受けて合格したら資格が取れるんです。

逹瑯:へぇ〜。すごいね。

蓮次:アルペンスキーも好きでやってるんですけど。死ぬかもしれないくらいのスポーツが好きなんです。

逹瑯:すごいな。初めて会ったよ、こんな人。んじゃ、次やるとしたらロッククライミングとか?

蓮次:そうですね。やってみたいです!

⇒NEXT INTERVIEW-4

この記事をポスト

この記事の関連情報