マイケル・ジャクソン、シルク・ドゥ・ソレイユのショーが10/2に開幕
カナダのパフォーマンス集団シルク・ドゥ・ソレイユが、マイケル・ジャクソンの音楽に乗せて迫力のステージを展開する新たなショー“MICHAEL JACKSON THE IMMORTAL WORLD TOUR”を発表してから11ヶ月。脚本家と監督を務めるジェイミー・キングとシルク・ドゥ・ソレイユで彼とコラボを行うスタッフたちは、いよいよ10/2にモントリオールで初舞台を敢行する。また、このプロジェクトを承認しパートナーシップを締結しているザ・ジャクソン財団は、2012年度の公演についても現在プランを暖めているところだという。
指揮を取るキングは、マイケルが1992年に行った“DANGEROUS WORLD TOUR”を始め、これまでにマドンナ、プリンス、リアーナ、セリーヌ・ディオン、ブリトニー・スピアーズ、ザ・スパイス・ガールズといった大物アーティストと仕事をしてきた人物だ。そんな彼は今回のプロジェクトについて、「とても野望に満ちたショーで、すべてにおいて大掛かりなものになっている。マイケルとずっと仕事をしてきたが、紙吹雪、発火の演出、マジックなど、彼は何事においても大掛かりでビッグなものを望んだ。なぜならマイケルは、ファン全員に“これまでで最高の経験をしている”と感じてもらいたいと願っていたからだ。だから今回のショーも、マイケルの想いをさらに進化させたステージにしようと考えたんだ」とコメントし、次のように言葉を続けている。
「今回はすべてにおいて、これまでの枠を破るべく新たな挑戦を試みた。コスチュームや音楽についても、大スターだったマイケルを更に進化させ、より高い領域へとレベル・アップさせている」。
この“THE IMMORTAL WORLD TOUR”についてキングは詳細を明らかにする意思はないようだが、概要は10名の振付師によるダンスと、長きに渡ってマイケルのキーボディストを務めてきたグレッグ・フィリンゲインズが率いるライヴ・バンドが、実際にマイケルの声をバック・ヴォーカルに据えて60曲以上もの楽曲をパフォーマンスするステージになるようだ。特にキングは、マイケルがこだわった“ライヴ・バンド”の起用を重視しており、観客にはその臨場感を味わってほしいと考えているそうだ。
このショーのサウンドトラックは、現段階では年末にリリースされる予定だという。
◆ニュース提供:ビルボード
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