HY、11年目を踏み出す新曲「ONE」オフィシャルインタビュー
結成10年目となった2010年、162本におよぶライブハウスツアーを成功させたHYが、2011年9月22日に配信限定で新曲「ONE」をリリースした。11年目を迎える第一歩となるこの新曲について、メンバーに話を聞いたオフィシャルインタビューをお届けしよう。
◆HY画像
──HYは、2010年3月からの1年間で実に162本のライブハウスツアーをまわったわけですが、その成果はその後の創作活動にどんなふうに影響を与えていますか。
英之:あのツアーで得たものをこの歌につぎ込もうという意識が強過ぎると、思い込みが強くなって作れなくなるんです。僕が思っているのは、162本もまわればそのなかで得たものは身体に染み付いているはずだから、まずは素直に思ったことを書こうということで、そうすると前向きで楽しい曲ができあがってきていると思います。
──9月22日に配信限定でリリースされた新曲「ONE」も、そうした意識の流れのなかで生まれた1曲ですか。
英之:この曲は4月に合宿してる時に俊が作ってきた曲なんですけど、最初に聴かせてもらった時に、一人じゃないというメッセージがまず印象に残りました。みんながいるから自分がいるっていう。
──俊さんがこの曲に込めたのはどんな思いですか。
俊:いちばん言いたいのは、みんな繋がっているよということ、誰かのために何ができるのかなという思いですね。それに、人のいいところをどれだけ見ることができるかという気持ちもあると思います。人の悪いところよりも良いところを見ていけば、もっともっと自分も変われると思うし、受け入れることや許すことの大切さもわかってくると思うし。そういう意味では、自分にも言い聞かせてる曲でもあります。
──この曲のアレンジには、セッション感というか、音楽が動いていくのに従ってバンドが動いていき、バンドが動くことで音楽が動いていく、みたいな印象を受けます。
俊:HYの曲は、1曲のなかに5人の思いがたくさん入ってきてますよね。だから、ひとつの曲のなかでもどんどん変化していくことになるんですけど、それをゴチャゴチャにならないように、ちゃんと伝えるというのがこの曲のひとつのポイントだったかもしれないです。でも、この曲は作っていくなかで5人それぞれの強い思いがあったから、基本はそれぞれ好きなように弾くっていうことだったんですけど。
──ベースは、かなり動きのあるベースラインですよね。
信介:そうですね。この曲のベースラインは比較的、考えて作った感じですね。
俊:ベースも歌ってる感じがしますよね。
悠平:僕はいきなり「イントロ作って」と言われて(笑)。
俊:(笑)。自分のなかでは、作ってる時点で“この曲のイントロは悠平にオーダーしよう”と決めてたんです。
悠平:だから、そのイントロとかほかのところでも、この曲でライブハウス・ツアー中にためてたフレーズのアイデアは出しきりました。
──2011年12月23日には沖縄の地元・うるま市でのライブ・イベント開催が決定しています。
泉:見てて楽しいというだけじゃなくて、参加型というか何かを一緒に体験できて、一緒にフェスを作っているような気持ちになれるものにできたらいいなと思います。
──そして、7枚目のアルバムの制作も進んでいるそうですね。
英之:11年目なんですけど、あれだけたくさんライブハウスをまわると原点に還ったところもあって、始めた頃のガムシャラさには戻れないにしても、それ以上にパワー溢れる11年目にしたいなと思ってるんです。僕自身も、こういう曲がみんな楽しんでくれるんじゃないかなっていうものだけじゃなく、自分が好きだと思うことを恥ずかしいけど素直に出してみようと思ってて。自分たちで楽しみながら、でもみんなにできるだけ早く届けられるようにレコーディングを進めて、来年のツアーに対するイメージも膨らんできているので、そこを目がけてやっていきたいと思っています。
◆HY画像
──HYは、2010年3月からの1年間で実に162本のライブハウスツアーをまわったわけですが、その成果はその後の創作活動にどんなふうに影響を与えていますか。
英之:あのツアーで得たものをこの歌につぎ込もうという意識が強過ぎると、思い込みが強くなって作れなくなるんです。僕が思っているのは、162本もまわればそのなかで得たものは身体に染み付いているはずだから、まずは素直に思ったことを書こうということで、そうすると前向きで楽しい曲ができあがってきていると思います。
──9月22日に配信限定でリリースされた新曲「ONE」も、そうした意識の流れのなかで生まれた1曲ですか。
英之:この曲は4月に合宿してる時に俊が作ってきた曲なんですけど、最初に聴かせてもらった時に、一人じゃないというメッセージがまず印象に残りました。みんながいるから自分がいるっていう。
──俊さんがこの曲に込めたのはどんな思いですか。
俊:いちばん言いたいのは、みんな繋がっているよということ、誰かのために何ができるのかなという思いですね。それに、人のいいところをどれだけ見ることができるかという気持ちもあると思います。人の悪いところよりも良いところを見ていけば、もっともっと自分も変われると思うし、受け入れることや許すことの大切さもわかってくると思うし。そういう意味では、自分にも言い聞かせてる曲でもあります。
──この曲のアレンジには、セッション感というか、音楽が動いていくのに従ってバンドが動いていき、バンドが動くことで音楽が動いていく、みたいな印象を受けます。
俊:HYの曲は、1曲のなかに5人の思いがたくさん入ってきてますよね。だから、ひとつの曲のなかでもどんどん変化していくことになるんですけど、それをゴチャゴチャにならないように、ちゃんと伝えるというのがこの曲のひとつのポイントだったかもしれないです。でも、この曲は作っていくなかで5人それぞれの強い思いがあったから、基本はそれぞれ好きなように弾くっていうことだったんですけど。
──ベースは、かなり動きのあるベースラインですよね。
信介:そうですね。この曲のベースラインは比較的、考えて作った感じですね。
俊:ベースも歌ってる感じがしますよね。
悠平:僕はいきなり「イントロ作って」と言われて(笑)。
俊:(笑)。自分のなかでは、作ってる時点で“この曲のイントロは悠平にオーダーしよう”と決めてたんです。
悠平:だから、そのイントロとかほかのところでも、この曲でライブハウス・ツアー中にためてたフレーズのアイデアは出しきりました。
──2011年12月23日には沖縄の地元・うるま市でのライブ・イベント開催が決定しています。
泉:見てて楽しいというだけじゃなくて、参加型というか何かを一緒に体験できて、一緒にフェスを作っているような気持ちになれるものにできたらいいなと思います。
──そして、7枚目のアルバムの制作も進んでいるそうですね。
英之:11年目なんですけど、あれだけたくさんライブハウスをまわると原点に還ったところもあって、始めた頃のガムシャラさには戻れないにしても、それ以上にパワー溢れる11年目にしたいなと思ってるんです。僕自身も、こういう曲がみんな楽しんでくれるんじゃないかなっていうものだけじゃなく、自分が好きだと思うことを恥ずかしいけど素直に出してみようと思ってて。自分たちで楽しみながら、でもみんなにできるだけ早く届けられるようにレコーディングを進めて、来年のツアーに対するイメージも膨らんできているので、そこを目がけてやっていきたいと思っています。
この記事の関連情報
『第75回NHK紅白歌合戦』出場者発表
HY、16thアルバム『TIME』を2025年1月発売+映画『366日』主題歌に新曲「恋をして」決定
HY主催フェス<HY SKY Fes 2025 &前夜祭>第2弾発表にSUPER BEAVER、imase、大塚愛、CHEMISTRYなど5組
HY、TVアニメ『きのこいぬ』オープニング主題歌を書き下ろし+PV第2弾公開
HY主催フェス<HY SKY Fes 2025 &前夜祭>、第1弾発表にキマグレン、Saucy Dog、スターダスト☆レビューなど6組
HY、TVアニメ『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』オープニング主題歌に決定
HY × 西川貴教、コラボによる「366日」配信開始+ムービー公開「ひとかたならぬ思いがありまして」
HY × オーイシマサヨシ、コラボによる「366日」配信開始+ムービー公開「今でも夢なんじゃないかと」
HY × モンパチのキヨサク、コラボによる「366日」配信開始+ムービー公開「原曲に寄り添うよう心がけました」