手を振るかわりに流れる「ノシ」の弾幕。JAM Projectがニコファーレで配信限定ライヴ

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六本木のライヴハウス・ニコファーレにて、9月14日、JAM Project(影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹)がライヴ<JAM Project Special JAM Session In nicofarre>を行なった。

◆JAM Project 画像@ニコファーレ

これは間もなく始まる彼らのライヴツアー<JAM Project LIVE 2011-2012 GO! GO! GOING!! ~不滅のZIPANG~>の前哨戦とでもいうべきライヴで、会場に観客は入れず、ニコニコ生放送での配信限定で行なわれるというスペシャルなものだった。

当日は開演前からこの日を待ちわびていたファンが入場ページへと殺到。視聴者数は最初から5万人を突破と、異例の盛り上がりを見せた。

放送開始と同時にニコファーレのステージに姿を見せたJAM Projectメンバー。まずはオープニングソングとして「HERO」を歌う。通常のライヴだとメンバーとファンが一体となって手を大きく振る場面では、視聴者から手を振る意味を持つ「ノシ」というコメントが書き込まれ、それがニコファーレの壁面LEDモニターを弾幕のように流れてメンバーにフィードバック。ニコ生ライヴならではの特別な一体感が生まれていた。

さらに「限界バトル」「牙狼~SAVIOR IN THE DARK~」「Believe in my existence」と立て続けに人気曲を熱唱したJAM Project。ニコファーレの壁面LEDモニターいっぱいにコメントが流れるというニコファーレならではの演出に「みんなのコメントが気になってずっと(壁のモニターを)見ちゃう!」と、メンバーも大興奮だ。そして視聴者からも「JAMの特番見てるみたいw」「プライベートライヴみたいな雰囲気がいいな」といったコメントが寄せられていた。

ところで、9月14日といえば福山芳樹の誕生日。「ハローダーウィン!~好奇心オンデマンド~」「I LOVE YOU」「SAMURAI SOULS」「SEVENTH EXPLOSION」と歌ったところで、48歳になった福山にメンバーからサプライズで「ハッピーバースデー」の合唱とケーキがプレゼントされた。これにコメントでも「おめでとう!」というお祝いのメッセージが弾幕となって書き込まれるなど、この日一番の盛り上がりを見せていた。

そしてライヴは後半戦へ。「Always be with you」「TRANSFORMERS EVO.」「レスキューファイアー」と続き、JAM Projectのライヴ中継では定番となった「MOTTO! MOTTO!」や「GO!」、「爆鎮完了!」などのコメントが続々と書き込まれるなど、メンバーとファンとの一体感は加速していく。そして最後は影山が「音楽でこの国を少しでも元気にしたい!」と叫び、「KI・ZU・NA」をパフォーマンス。

さらにLEDを飛び交うアンコールの嵐。視聴者からの声に応えて、JAM Projectが「VICTORY」を歌うと、ピースサインで手を挙げるメンバーに合わせて、今度はコメントで「V」の弾幕が流れるなど、気づけばライヴは目眩く弾幕の世界。終始大きな盛り上がりの中で幕を下ろした。

なお、<JAM Project Special JAM Session In nicofarre>は、2011年9月21日23時59分までタイムシフト視聴を行なうことができる。

photo by 岩佐篤樹
◆JAM Project Special JAM Session In nicofarre 視聴ページ
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