1万6000人が歓喜、桑田佳祐が<宮城ライブ~明日へのマーチ!!~>開催

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桑田佳祐によるスペシャルライヴ<宮城ライブ~明日へのマーチ!!~>が、東日本大震災から半年となる9月10日、11日の両日にわたって、宮城 セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ・21)にて開催された。

今回のライヴは、震災復興支援の一環とともに、桑田佳祐にとって1年6ヶ月ぶり、2010年の病気療養から復帰後初のライヴ。病気療養中に、東北地方からはもちろん、全国のファンから暖かい声援をたくさんもらい、無事に復活できた桑田。そんな声援に対する恩返しの意味合いも持つものだった。

各日8000人のオーディエンスが詰めかけたライヴは、宮城のご当地ソング「青葉城恋唄」でスタート。バンドメンバー、観客含め、会場全員で黙祷のあと、前方のスクリーンには桑田、メンバー、スタッフからの開会宣言ともとれるメッセージが映し出された。

その後、「大阪レディ・ブルース」の替え歌「宮城レディ・ブルース」が披露されたり、東北民謡「大漁唄い込み」が曲間に織り交ぜられたり、また「明日晴れるかな」では、東北各地から演奏家が集まり、この日のために結成された「宮城ライブスペシャルフィルハーモニー交響楽団」が登場するなど、随所で<宮城ライブ>ならではの演出が施された。

桑田佳祐は、最新シングル「明日へのマーチ / Let's try again~kuwata keisuke ver.~ / ハダカDE音頭~祭りだ!!Naked~」や、最新アルバム『MUSICMAN』を中心に、サザンオールスターズの曲も織り交ぜながら、アンコールを含め全27曲を熱唱。本編ラストで、この日のために作られたといっても過言ではない「Let's try again~kuwata keisuke ver.~」が演奏されると、<ニッポンの元気な未来へみんなで立ち上がれ>という歌詞のとおり、会場全体がまさにひとつになって大団円を迎えた。

このライヴ(9月11日)の模様は、宮城、福島、岩手の三県の映画館でパブリックビューイングを実施。抽選で選ばれた合計1600人が映画館でライヴの生中継を楽しんだ。さらに、10月1日の21:00~23:00で、2日間の公演を収録した特番、『桑田佳祐スペシャル「宮城ライブ~明日へのマーチ!!~」』が、WOWOWにてオンエアされる。なお、この番組は少しでも多くの人が観られるように、ノンスクランブル放送となる。また、10月9日23:00~26:00で、『桑田佳祐スペシャル総集編「宮城ライブ~明日へのマーチ!!~」』と題された、10月1日に放送しきれなかった部分を含む3時間の総集編の放送も決定している。

なお、<宮城ライブ>、および8月17日にリリースされたトリプルA面シングル「明日へのマーチ/Let's try again~kuwata keisuke ver.~/ハダカDE音頭~祭りだ!!Naked~」から得られる利益の一部は、東日本大震災からの復興支援活動等の資金として、日本赤十字社および地方公共団体に対して寄付される。

【<宮城ライブ ~明日へのマーチ!!~」>セットリスト】
1. 青葉城恋唄
2. 現代人諸君!!
3. いいひと ~Do you wanna be loved ?~
4. SO WHAT ?
5. 古の風吹く杜
6. MIYAGI LADY BLUES ~宮城レディ・ブルース~
7. MERRY X'MAS IN SUMMER
8. スキップ・ビート (SKIPPED BEAT)
9. BAN BAN BAN
10. 風の詩を聴かせて
11. 月
12. 明日晴れるかな
13. 栞のテーマ
14. My Foreplay Music
15. LOVE AFFAIR ~秘密のデート~
16. NUMBER WONDA GIRL ~恋するワンダ~
17. EARLY IN THE MORNING ~旅立ちの朝~
18. 明日へのマーチ
19. ハダカ DE 音頭 ~祭りだ!! Naked~
20. 銀河の星屑
21. 悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)
22. 本当は怖い愛とロマンス
23. Let's try again ~kuwata keisuke ver.~

ENCORE.
1. それ行けベイビー!!
2. 月光の聖者達
3. 祭りのあと
4. 希望の轍

◆sas-fan.net
◆東北地方太平洋沖地震にまつわる音楽・アーティスト関連情報ページ
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