-異種格闘技対談-Ring【round2】第19回/柿澤秀吉(秀吉)

ポスト

-異種格闘対談-Ring【round2】第19回

逹瑯(ムック/Vo)ゲスト 柿澤秀吉(秀吉/Vo&G)

PAGE1

秀吉:豊臣秀吉みたいに頑張って強く生きてほしいっていう意味で名付けたと思っていたら、両親から“字画が良かったからだよ”って言われたんです………。

――今回は秀吉のヴォーカリスト柿澤秀吉くんにゲストに来て頂きました。

秀吉:呼んで頂いてありがとうございます! ずっとムックが好きだったんで、すごく楽しみにして来たんです!

逹瑯:すごく楽しみにしててくれたのにねぇ、しれ~っと何ごともなかったように対談始めてますけど、今日ライターさんの遅刻で僕たちすごく待たされたんですよね~。

秀吉:いや(焦る)。そ、そんなに待ってないですよ、大丈夫です!

――…………すいません(謝罪)。徹夜明けで電車に乗ったんで一駅寝過ごしちゃって………。反省してます。すいません! 遅刻したことないんですけどね、普段……。

秀吉:いやいや、本当に大丈夫です! そういうときありますよね。

逹瑯:いい人だね秀吉くん。何処出身なの?

――って、またいきなりな始まり方するね…。

秀吉:あははは。埼玉です。果てしなく群馬寄りの。都内に出るよりも群馬に出ちゃった方が早いので、群馬を中心に活動してるんです。

逹瑯:結構都内に出るの時間かかるんじゃない? 車でどれくらい?

秀吉:上京するほどでもないかなっていう距離なんですよ(笑)。高速で1時間半くらいなんで。

逹瑯:それ水戸と同じくらいじゃん! 通いは大変でしょ! っていうか、今日もその群馬寄りの埼玉から来たの!?

秀吉:いや。昨日の夜中にラジオがあったので、メンバーと一緒に出て来てて、メンバーは帰ったんですけど、僕はこの対談のために残ったんです。

逹瑯:そういうときって何処に泊まんの?

秀吉:漫画喫茶です。

逹瑯:え!? この対談のために漫画喫茶に泊まったの!?

――ちょっとちょっと事務所さん、仕事でお泊まりのときは優遇してあげて下さいよ(笑)。

秀吉:あ、もっと大きい声で言って下さい、そこ(笑)。

逹瑯:っていうか武市まん(ライター)! 偉そうに人攻めてる場合じゃないでしょ。そこまでして早く来てくれてたのに、遅刻して待たせたの自分だからね!

――あ、………すいません(小さくなる)。

秀吉:そんなそんな(笑)。5分くらい全然平気ですよ! っていうか、逹瑯さん本当に面白いですよね!

――根はいいヤツなんだけど、意外と嫌なヤツでしょ。憧れてた人がこんな人だったとは……会わない方が良かった……って思うことない?

秀吉:あはははは。いや、たしかに昔は怖い人なのかと思ってて、そこに憧れてたんですよ。でも、インタヴューとか読んでると、怖いだけの人じゃなくて面白い人なんだなって思ってそこも好きになって。会ってみたらやっぱりすごくカッコ良かったですけど、全然怖くないし印象が違いました。でも、今はこういうキャラも含め大好きです! ステージのときとのギャップもすごく好きです!

逹瑯:あははは。(照れた挙句いきなり会話を切り替える)秀吉って言うバンド名だから大阪とか名古屋の方なのかと思った。徳川家康とか織田信長とかね。そっちから取ったのかと思った。でも豊臣秀吉じゃないんだもんね。本名なんだもんね。ねぇ、知ってる? 徳川家康って武田信玄の息子だっていう説があんの。

秀吉:マジですか!?

逹瑯:うん。家康って父ちゃんが解らないんだって。家康の母ちゃんには2年間くらいの空白の時間があるらしくて、そのときに家康を身ごもったらしいんだけど、どうやらその頃、武田信玄の側室だったらしんだよね。だから家康は信玄の息子なんじゃないかって言われてるんだって。だから家康の骨は信玄と同じお寺にあるらしいよ。

秀吉:へぇ~! そうなんですか!?

逹瑯:らしいよ。テレビでやってた。

秀吉:逹瑯さん、歴史好きなんですね!

逹瑯:ううん。あのへんの漫画が好き。『花の慶次-雲のかなたに-』が大好き。っていうか、秀吉くんのご両親こそ歴史好きだったんじゃないの?

秀吉:豊臣秀吉って、初めて農民から天下取った人じゃないですか。そこに願いを託して、天下を取れるように頑張って強く生きてほしいっていう意味で秀吉っていう名前を付けたんだと思うって、いろんなインタヴューで答えていたら、それを読んだ両親から“違うよ、柿澤っていう名字に当て嵌めたとき字画が良かったからだよ”って言われたんです………。

逹瑯:あはははは(大爆笑)。初めて天下取った人だから、そこに願いを託していると思うよね、秀吉っていう名前付けられたらね(笑)。なのに字画だったのか……っていう(笑)。素敵なご両親だね。

秀吉:あ、どうもありがとうございます。伝えておきます(笑)。

逹瑯:よろしくお伝え下さい(笑)。兄弟っているの?

秀吉:弟がいます。

逹瑯:弟は何て名前なの?

秀吉:“たかみつ”です。

逹瑯:普通だね。

――失礼だな(笑)。

秀吉:あはははは。面白い(笑)。逹瑯さんは?

逹瑯:ウチは兄貴が2人。“たくみ”と“まさひろ”。ま、ウチも普通か(笑)。でも、なんでバンド名を自分の名前にしようと思ったの?

秀吉:いや、これたまたまで(笑)。最初はカヴァーとかもやってたんで、そこまでバンド名にこだわりなかったんですよ。でも、ライヴハウスに出るためにはバンド名がいるっていうので、とりあえず秀吉でいっかって付けた名前がそのまま定着しちゃったんです(笑)。

逹瑯:それ字画で決めたっていう名前の決め方とそうそう変わんないと思うな(笑)。

秀吉:あはははは。たしかに。ですよね(笑)。両親のこと言えないですね(笑)。

⇒NEXT INTERVIEW-2

この記事をポスト

この記事の関連情報