ファンモンが岩手で復興応援ライヴ「僕たちのファンに伝えていきます。一所懸命に生きている皆さんの事を」

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■ <被災地復興支援ライヴ>に関して、ファンキー加藤からのコメント

3月11日。僕たちは福島県にいました。卒業式ライブから帰る新幹線の中で被災しました。現地の方々が受けた被害とは比べ物になりませんが、それでも車中に閉じ込められた約11時間は今でも忘れる事は出来ません。余震の恐怖と不安、そして厳しい寒さに震えていました。

救出された後に見たTVの映像には、もっとひどい悲惨な現状がありました。あまりの光景に愕然としました。同時に自分たちの、そして音楽の無力さを感じました。“歌を歌う”という事に半信半疑になっていた時期もありました。

それでも震災から一週間後の音楽番組の生放送で歌を歌わせてもらった時、「元気が出ました。」「勇気をもらいました。」というメッセージを本当にたくさん頂きました。東北の方、避難所にいる方も、ブログに多数のコメントを残してくれました。

自分でも疑ってしまった音楽の力、歌の力というものを、再度信じてる事ができました。一生懸命元気を届けよう、寄り添って一緒に頑張っていこうという気持になれました。

そして震災以降、支援物資を送らせて頂いたり、義援金の口座を開設したりと、自分たちが出来る範囲の事を一生懸命やってきましたが、やはり現地で直接音楽を届けたいという気持ちは強くありました。

今回はスタッフが早い時期から被災地へ入り、何度も打ち合わせを重ねさせて頂き、ようやく実現する事が出来ました。僕らが歌う事で、ひとつでも多くの笑顔が増えるように。ありったけの願いを込めて。

ファンキー加藤
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