コウォンジャパン、高音質&多機能を誇る多機能携帯プレーヤー「COWON C2」特集

ポスト

コウォンジャパン COWON C2

COWON C2はスタイリッシュ・デザイン&コンパクトなオーディオ・プレーヤー。そのキュートなルックスからは想像できない高音質&多機能を誇る、こだわり派のためのプレーヤーだ。そんなCOWON C2の魅力に迫ってみよう。

COWON C2をオススメしたい7つの理由は

  • シンプルでスタイリッシュなデザイン
  • 55時間再生のロングライフバッテリー、動画でも10時間再生OK
  • 時計付きインテリアとして - いつも生活のそばに
  • エフェクト機能で、どんなリスニング環境でも満足の音質に
  • スピーカー内蔵で友達といっしょに聴ける・見られる
  • いまだからこそ! FMラジオが聴ける
  • 実は多機能。ボイスレコーダー、ゲーム、ストップウォッチ、計算機……

COWON C2
C2-8G-WH(※) ホワイト/8GB価格:13,800円
C2-8G-BK ブラック/8GB価格:13,800円
C2-16G-WH ホワイト/16GB価格:16,800円
C2-16G-BK(※) ブラック/16GB価格:16,800円
発売日:2011年6月24日
※C2-8G-WH、C2-16G-BKの販売はCOWON直販ショップ(BUYCOWON.com)のみの取り扱い。

キュートなルックスの音楽プレーヤー

タッチスクリーンのキレイな液晶画面は
スマートフォンのように自在に操作できる

COWON C2は、タッチスクリーンの2.6インチ液晶搭載のオーディオ・プレーヤー。本体色はホワイト/ブラックの2色、内蔵メモリは8GB/16GB搭載モデルをラインナップ。microSD/SDHCスロット搭載で収録可能な曲・動画データを増やせるのも魅力だ。内蔵バッテリーで音楽55時間、動画でも10時間のロングラン再生も大きなアドバンテージ。充電を忘れがちな人も数日は確実にもつ。

シンプルな外観はほかにはないユニークかつスタイリッシュなもの。手に取ると小さなボディからはちょっと想像がつかない「ずっしり感」があるが、実際は84gと軽量。「ずっしり感」はコンパクトさから受ける印象の相違といったところ、これがまた所有欲を刺激する。裏面のステンレス製パーツの高級感もこれをぐっと高めている。

本体上部には電源、メニュー(M)、音量の上下の4つのボタンを配置。起動時は電源ボタンを押すごとにスクリーンのロック、画面表示オフ(ロックの数秒後に再度押すとロック解除)。音量ボタンは、画面OFF時はスキップ、早送り/戻し機能を割り当てることも可能。メニューボタンは画面OFF時は一時停止・解除となる。左側面にはイヤホン端子、右側面はカバー下にUSB/AVコネクターとmicroSDスロットがある。設定で液晶表の上下を逆にできるので、イヤホン端子の向きが気になる人も満足。裏面はステンレス製、モノラルスピーカーも内蔵する。

パッケージにはデータ転送用のUSBケーブルとイヤホンが付属。充電もUSBケーブルとパソコンを接続して行う。充電中はC2の操作はできず、接続解除後データベース更新のため電源ONにできるまで数秒かかる(転送したデータによる)、電源ONで再生が可能になるまで10秒ほどかかる。USBケーブルのC2側のコネクタは国産モデルではあまり見ないタイプで、汎用品は使えない。充電にはオプションのACアダプターも用意される。

電源を入れると、これまたほかでは見られないユーザー・インターフェイス(UI)が、時刻表示とともに美麗な液晶画面上に浮かび上がる。時間によって変わるグラフィックは背景がアニメーションになっていて、かわいらしい時計のインテリアとして使いたくなるようなデザイン。普通のオーディオ・プレーヤーは通勤・通学、ランニング・スポーツなどの際に持ち出すといったイメージだが、C2は家の中でも近くに置いておきたくなるルックスなのだ。この画面をスマートフォンよろしく指先でなぞるようにスライドさせると各種機能にアクセスできるメニューが表示されるという仕組みだ。タッチパネルは感圧式で、指の腹でなでるよりも爪の先でタッチするほうがしっかり反応してくれる。

Daily Life UIと名付けられた独自のユーザーインターフェイス。時刻によって背景が変わる時計として利用可能。

画面を直接指で触って下にスライドさせると音楽再生や動画再生、写真表示やラジオなどが並ぶメニューを切り替えて表示、アイコンのタッチで機能にアクセス。画面移動は、スライド操作とアイコンのタッチが混在しているが、慣れれば混乱はない。本体上部の「M」ボタンでいつでも戻ることができる。

Visible Layered UIと名付けられた別UIも選択可能。ユーザーの名前を入れられる画面や、最近使用した機能を表示する画面なども用意される。

ジャケット画像がターンテーブルで回る!
曲ファイルの管理もシンプル

それではさっそく曲を聴いてみよう。曲の選択は、ずらりと並ぶCDのジャケット画像から行える。ジャケット画像をタッチ、表示されたリストから好きな曲をタッチすれば再生開始。ジャケット画像がプリントされたアナログレコード盤が回転するというギミックが楽しい。ここで画面をタッチすればスキップやエフェクトの選択などが行えるメニューが表示される。スキップボタンは長押しで音を出しつつ早送り/戻しも可能(正確には数秒単位で再生&送りを繰り返すという動作で、設定で送り間隔の指定しておくことも可)。スライダーを直接タッチすることで曲中の任意の位置へジャンプできる機能は、長時間の録音ファイル再生時に便利。さらにちょっと手間は必要となるが、歌詞ファイルを用意すれば歌詞表示も可能、カラオケの練習にも活用できる。

ジャケットがターンテーブルで回る独自のグラフィック。

ジャケット上に重なって表示される機能のメニュー。画像タッチで元の表示に戻る。

歌詞表示も可能。歌詞ファイルは曲名と同じファイル名+拡張子.lrcというWalkmanと同じものが使える。

「楽器・語学習得に役立つ機能」

位置指定によるリピート再生や再生速度の変更ができるので、楽器練習や語学の習得にも活躍してくれる。再生速度変更は50%~150%、音程を変えない設定(ピッチ補正)も可能なのでその利用価値は非常に高い。ピッチ補正OFFでは、速度を遅くすると音程が低くなるので、「○○の声を低速再生すると××の声に聞こえる」という遊びがすぐ試せるのもおもしろい。

「FAVORITES」「BOOKMARKS」という2種類のお気入りを登録する機能も便利。「FAVORITES」は登録した曲がいつでも呼び出せるもので、複数のアルバムをまたいだ簡易プレイリストとして利用できる。「BOOKMARKS」も似たような機能だが、再生位置まで登録するので、まさにしおりとして使える。映画やテレビ番組の動画を持ち出して見たいという人にはうれしい機能だ。

音楽再生はイヤホンのほか、内蔵スピーカーでも楽しめる。モノラルで音量も小さく、背面配置のため置き方に工夫がいるものの、ちょい聴きには便利。スピーカーは初期設定ではイヤホンの接続状態と連動しており、イヤホンを外すとスピーカーがONになるという手間なし仕様だ。そして、これをOFFにしておけば、急にイヤホンが抜けて社内に音楽が鳴り響くといった失敗も防げる。

多彩な音声形式対応、ロスレスのFLACもOK
データ転送はソフトいらず

次は曲ファイルを転送してみよう。この際、専用のソフトは不要。CD取り込み・変換ソフトも好きなものが選べる。このフリーダムさがCOWON製プレーヤーの大きな特徴だ。オーディオの対応フォーマットは、MP3/2、WMA、OGG、FLAC、APE、WAV。ロスレス圧縮(可逆圧縮なので無劣化)のFLACが利用できる点に魅力を感じる人は多いだろう。

曲ファイルさえ用意できれば、付属のUSBケーブルでパソコンとC2を接続、Windowsならファイルエクスプローラーでドラッグ&ドロップでコピーするだけだ。アーティスト-アルバムタイトルといったフォルダ構成をそのままコピーでOK。タイトルやアーティスト名などの曲情報は、CDからの取り込み時にインターネットから取得してファイルに埋めこまれたタグから表示されることになる。OSを選ばない点を大きなメリットと感じる人も多いはず。複数人、複数のパソコンで共用する際も気にせずディレクトリ/ファイルで管理できるのでシンプルでわかりやすい。

ジャケット画像は、曲ファイルへの埋め込み(後述のjetAudioなどを利用)のほか、cover.jpgという画像ファイルを同じフォルダに入れることでも表示OK(ファイルフォーマットによっては後者のみ利用可能となる)。その画像がアルバム選択画面でリストアップされるというシンプルさだ。Amazon MP3でダウンロードした曲なら曲ファイルをコピーしただけで画像も表示される。また、microSDカードに入れた曲についてもジャケット一覧で並列に表示されるので、使用時に内蔵メモリとの違いを意識する必要がないのも地味ながら便利だ(意外とこれができないプレーヤーも多いのだ)。

「AACファイルの再生について」

AACは正式サポートではないが、試してみると再生が可能だった。曲順がCDと同じにならない(アルファベット順になるようだ)、ジャケット画像の埋め込みが反映されないといった点が気になったが、前者はBROWSER機能から再生することで、後者はcover.jpgファイルを用意することで表示可能となった。

メーカーサイトで配布されている「COWON Media Center - jetAudio」でエンコードやデバイスへの転送が可能。曲情報の編集やジャケット画像の埋込みも可能だ。このほか、Windows Media Playerでの同期機能や、ファイルエクスプローラーでのドラッグ&ドロップでも転送が可能。

[PR] 掲載期間:2011/6/27~2011/7/10
文:高松靖博

この記事をポスト

この記事の関連情報