ファットボーイ・スリム、2万人のオーディエンスを熱狂の渦に

ポスト
ファットボーイ・スリムの地元ブライトンで25万人ものオーディエンスを熱狂させる伝説のモンスター・ビーチ・フェス<BIG BEACH BOUTIQUE>、その日本版として開催される野外フェスティバル<BIG BEACH FESTIVAL'11>が6月4日(土)に開催された。

◆ファットボーイ・スリム画像

東日本大震災の影響によりファットボーイ・スリムの来日を不安に思うファンも多かったなか、そんな思いをよそに本人は笑顔で来日、「やっぱり日本は最高だね!最初はこのような状況で大型パーティーを行うかは正直迷ったけれど、チャリティーTシャツを販売したり、収益の一部を寄付したりと、たくさんのチャリティーが行われると聞いて、来ようって決めたんだ。みんなにも早く笑顔を取り戻してもらいたいしね!」と語った。

2011年は2年前とは違い、本物の砂浜でのDJプレイということで、より伝説のモンスター・ビーチ・フェスに近い形で実現。初夏らしい晴天の青空のなか、世界初となるF1が音楽フェス会場を疾走する「Red Bull Energy For Japanチャリティー・ラン」や毎年恒例となっている2機の飛行機による迫力のフォーメーション・フライト「Red Bullフライトパフォーマンス」が会場をあたためた後、2011年のヘッドラインで、このビーチ・パーティーのオリジナル企画者であるノーマン・クックことファットボーイ・スリムが登場、2万人の会場からは熱狂の渦へと化した。

今回は彼の提案で「EYE PHONE」プロジェクトが実施された。これはファットボーイ・スリムのDJプレイ中に彼のマッシュアップ曲「Bad Davis Saved My Life」のメロディが聴こえてきたら、会場のみんながiPhoneなど事前にケータイにダウンロードしておいた「EYEアニメーション」をステージに向って空高く一斉に掲げるもので、ノーマンらしい遊び心溢れた楽しい企画に会場のオーディエンスにも笑顔が溢れていた。

「ダンス・ミュージックは永遠に消えないよ。どんなにシーンが変わっていっても、若者は人に出会いたいと思う。その出会いのBGMがダンス・ミュージックなんだ。」と語ったファットボーイ・スリム。また日本でDJプレイすることを堅く約束し、笑顔のまま次のツアー先へと旅立っていった。

(C)Masanori Naruse

『ベスト・オブ・アット・ザ・ビーチ』
2011年5月25日発売
初回生産限定盤SICP3158-9 \3,980(tax in)※特製オリジナル・タオル封入特典あり
通常盤SICP-3160 ¥1,980(tax in)

◆ファットボーイ・スリム・オフィシャルサイト
◆<BIG BEACH FESTIVAL'11>オフィシャルサイト
◆BARKS洋楽チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報