女子も惚れ惚れ、YU-Aが純白ドレス姿を披露

10代～20代の女性を中心に絶大な人気を誇るYU-Aが、全国ツアー＜YU-A 2 Girls Live Tour PERFORMANCE 2011＞のファイナル公演を5月29日（日）LAFORET MUSEUM ROPPONGIで行なった。

◆YU-A 画像

1000人超が詰めかけたオール・スタンディングの会場は、開演前から一種異様なムード。そんな中、YU-Aが登場すると場内は一気にヒートアップ。伸びやかな歌声はもちろんのこと、ダンサーとともにキレのあるダンスも披露し、堂々たるステージングでオーディエンスの歓声に応えた。

オープニング曲「忘れらない恋」から11曲目の「シンデレラ」までMC無しで一気にたたみかけると、一転して今度はバラード「こんな私だって」～「淡い記憶」と聴かせ、シンガーとしての力量もたっぷりと見せ付ける。

MCでは「昨日から楽しみで仕方なかった！」と笑顔を炸裂させたYU-A。衣装チェンジした後は「SAPPORO」「ULALA」など、再びダンサブルな楽曲を立て続けに歌い上げ、会場を再び盛り上げる。と、そこでYU-Aからお願いが。「これから歌う「GYPSY WOMAN』」では、ダンサーがそれぞれ違う衣装で登場します。後でどれが良かったをみんなに聞いて、私がそれを着るから、ちゃんとみんな考えてね！」。そうして登場したのは、黄色、ピンク、白の衣装に身を包んだダンサーたち。曲の終了後に歓声でアンケートを取ると…ウェディングドレスを思わせる白いドレスが圧勝。「やっぱみんな好きなんだねえ、これが（笑）。じゃあ、待っててね！」と言って、いったんYU-Aは舞台裏へ。そして、純白のドレスに着替え終えたYU-Aが登場すると、フロアの女の子たちからは「YU-A、かわいいー!!」と感嘆の声が上がった。

純白のドレスに身を包んだYU-Aは、動から静へ。アコースティックなサウンドで、バラードを「逢いたい・・・」「嫌いになれたら」「夕日」を披露。しっとりとしたムードと、圧倒的な声で会場を包み込み、その後は再び動のモードに切り替え、「the Love Bug」「I can」で多幸感満載の本編が終了。

しかし、この日、5月29日はYU-Aの25歳の誕生日。オーディエンスはアンコールでYU-Aを呼び戻すと、ダンサーたちがケーキを持って登場。さらには開演前にサプライズとして用意していた、メッセージを寄せ書きした大きな旗が広げられると、これにはYU-Aも「え、え？　うわー、こんなのしてもらったの初めて！　っていうかどうしていいかわからない。いや、泣かないけどさ（笑）。でもすごく嬉しい。ありがとう!!」と大感激の様子だった。

そして、ブログにアップするための記念撮影が終わると「震災後に思いを込めて書きました。これからもずっと歌っていきたい」という、5月25日に発売したばかりの新曲「夜明けが来るまで」を力強く熱唱。アンコールの最後は、オーディエンスと一緒に拳を高々と振り上げての「Fighting Girl」で大いに盛り上がり、ツアーファイナルを締めくくった。

シンガーとして、パフォーマーとして、アーティストとして、女性として、さらにひとりの人間として。たしかな成長をステージで見せたYU-A。「次のツアーでも、また絶対に会いましょう！」そう言ってステージを後にした彼女の姿に、会場は大きな歓声を送っていた。

＜YU-A 2 Girls Live Tour PERFORMANCE 2011＞
2011年5月29日（日） LAFORET MUSEUM ROPPONGI セットリスト
1.Baby Girl
2.忘れられない恋
3.シンデレラ
4.Ah Yeah
5.愛してた
6.こんな私だって
7.淡い記憶
8.Bad Girl
9.SAPPORO
10.ULALA
11.CHANGE
～MC～
12.GYPSY WOMAN
～MC～
13.逢いたい・・・
14.嫌いになれたら
15.夕日
～MC～
16.そばにいて、すぐ消えて。
17.見守っていたい
18.the Love Bug
19.I can
≪encore≫
20.あなたと
21.夜明けが来るまで
22.Fighting Girl

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