【連載】キノコホテル マリアンヌ東雲の言葉責めカルタ【か】
最新アルバム『マリアンヌの恍惚』を携えた全国ツアー<サロン・ド・キノコ~恍惚の逃避行>を敢行中のキノコホテル。6月25日(土) には下北沢CLUB Queにて女性限定ライヴの開催も決まり、ますます注目度はウナギのぼり。そんなキノコホテルの官能と狂気の世界を取り仕切る支配人、マリアンヌ東雲(歌と電子オルガン)の名言を50音順に紹介していく当連載「マリアンヌ東雲の言葉責めカルタ」。今回は、支配人の生き様を象徴するような【か】のつく名言です。
◆ ◆ ◆
【か】感情の赴くままに生きてますけど、何か?
キノコホテルでは、「我慢しない」ということが私の仕事でもあるの。やりたいと思ったことを素直に実行するのみ。うらやましいでしょ?支配人って特権階級なの、うふふ・・・。私がイヤなことはやらないし、周囲に対するダメ出しも容赦しないわ。昔、使えないスタッフに蹴りを入れまくってそのままクビにしたこともあったわねぇ(微笑)。でも先日、レコード会社の担当者と飲んでいたら「もっと我が儘になっても良いです」って言われたの。まああんまりこう云う単語は使いたくないけど、打たれ強いM男って良いわよね。心身共にズタズタになる覚悟がおありのようよ。今後の展開が楽しみです。
人からよく「なぜ過激なパフォーマンスをするのですか?」と聞かれるけど、これも要するにそういうことです。そのときに感情が昂ぶったからやっているだけのこと。我ながら「いやだ、私ったらなんて格好しているのかしら」なんて呆れちゃうこともありますけどね、ステージの上でそういったある種制御不能の部分を残しておく事は私にとってはとても大切な事なのです。本当はセットリストなんて作らないでその時の気分にまかせてやりたい曲を演奏したいくらい。予め計画を立てて実行するというのがあんまり好きじゃないみたいなの。細かい事をあれこれ言われると、「もういいじゃない、何でも。臨機応変で」と返したくなるわ。
感情を押し殺して敢えて相手に察してもらうように仕向けるような、昔ながらの日本人特有の“言わぬが花”的美徳はいまや古いと思うの。昔は察する側もそれなりに感性があったから成立したのではないかしら、いまは若い人を中心に日本人全体の感性が鈍いというか、知性とか物事を察する心のレベルが低くなって来ているように思うの。だから、黙っていてこの気持ちを受け止めてもらおうとか思っていたって、そんな親切な人はいないわけですよ。みんな自分の事しか考えていないの。だから私は人の好き嫌いなんかも隠そうとは思わないし、近寄り難いと思われて他人から距離を置かれることがあっても気にしないわね。単にその人と合わないってだけの事だから。一番ムカつくのはこんな私に「実はピュアなんですね」だとか「不器用なんですね」とかつまらない事言って来る人。アンタなんかに私の人間性決められたくないわよ。
もちろん私のような人間ばかりじゃ世の中破綻してしまう訳で、大半の人は周りに気を遣い自分を殺しながら生きていかざるを得ないみたいだけど。ま、人にはそれぞれ役割分担があるという事で。私は私の役割を全うしたいものだわね。正直に自由に生きて行きたいものだわ。何か問題あって?
取材・構成・撮影●編集部
⇒マリアンヌ東雲の言葉責めカルタ
◆ ◆ ◆
『マリアンヌの恍惚』
2011年4月6日発売
TKCA-73633 ¥2800円(tax in)
1. キノコホテル唱歌II
2. 白い部屋
3. 非情なる夜明け
4. 危険なうわさ(淑女仕様)
5. 風景
6. キノコノトリコ
7. 人魚の恋
8. 荒野へ
9. 愛人共犯世界
10. マリアンヌの恍惚
※作詞作曲&プロデュース:マリアンヌ東雲/ 編曲:キノコホテル
※CD-EXTRA仕様 ◆「非情なる夜明け」 PV収録予定
◆キノコホテル「白い部屋」、「非情なる夜明け」試聴
単独公演
<マリアンヌの恍惚』発売記念ツアー 「サロン・ド・キノコ~恍惚の逃避行」>
5月15日(日)札幌 Sound Lab mole
6月4日(土)新宿ロフト
6月5日(日)新宿ロフト
6月26日(日)名古屋クラブクアトロ
7月3日(日)大阪シャングリラ
<サロン・ド・キノコ~白百合の園>
※女性限定の単独公演です
6月25日(土) 下北沢CLUB Que
18:30開場/19:00開演
前売2000円/当日2500(ドリンク別)
CLUB Que&プレイガイド販売:5月21日
◆実演会の詳細はhttp://ameblo.jp/kh-info/
◆キノコホテル・オフィシャルサイト
◆ ◆ ◆
【か】感情の赴くままに生きてますけど、何か?
キノコホテルでは、「我慢しない」ということが私の仕事でもあるの。やりたいと思ったことを素直に実行するのみ。うらやましいでしょ?支配人って特権階級なの、うふふ・・・。私がイヤなことはやらないし、周囲に対するダメ出しも容赦しないわ。昔、使えないスタッフに蹴りを入れまくってそのままクビにしたこともあったわねぇ(微笑)。でも先日、レコード会社の担当者と飲んでいたら「もっと我が儘になっても良いです」って言われたの。まああんまりこう云う単語は使いたくないけど、打たれ強いM男って良いわよね。心身共にズタズタになる覚悟がおありのようよ。今後の展開が楽しみです。
人からよく「なぜ過激なパフォーマンスをするのですか?」と聞かれるけど、これも要するにそういうことです。そのときに感情が昂ぶったからやっているだけのこと。我ながら「いやだ、私ったらなんて格好しているのかしら」なんて呆れちゃうこともありますけどね、ステージの上でそういったある種制御不能の部分を残しておく事は私にとってはとても大切な事なのです。本当はセットリストなんて作らないでその時の気分にまかせてやりたい曲を演奏したいくらい。予め計画を立てて実行するというのがあんまり好きじゃないみたいなの。細かい事をあれこれ言われると、「もういいじゃない、何でも。臨機応変で」と返したくなるわ。
感情を押し殺して敢えて相手に察してもらうように仕向けるような、昔ながらの日本人特有の“言わぬが花”的美徳はいまや古いと思うの。昔は察する側もそれなりに感性があったから成立したのではないかしら、いまは若い人を中心に日本人全体の感性が鈍いというか、知性とか物事を察する心のレベルが低くなって来ているように思うの。だから、黙っていてこの気持ちを受け止めてもらおうとか思っていたって、そんな親切な人はいないわけですよ。みんな自分の事しか考えていないの。だから私は人の好き嫌いなんかも隠そうとは思わないし、近寄り難いと思われて他人から距離を置かれることがあっても気にしないわね。単にその人と合わないってだけの事だから。一番ムカつくのはこんな私に「実はピュアなんですね」だとか「不器用なんですね」とかつまらない事言って来る人。アンタなんかに私の人間性決められたくないわよ。
もちろん私のような人間ばかりじゃ世の中破綻してしまう訳で、大半の人は周りに気を遣い自分を殺しながら生きていかざるを得ないみたいだけど。ま、人にはそれぞれ役割分担があるという事で。私は私の役割を全うしたいものだわね。正直に自由に生きて行きたいものだわ。何か問題あって?
取材・構成・撮影●編集部
⇒マリアンヌ東雲の言葉責めカルタ
◆ ◆ ◆
『マリアンヌの恍惚』
2011年4月6日発売
TKCA-73633 ¥2800円(tax in)
1. キノコホテル唱歌II
2. 白い部屋
3. 非情なる夜明け
4. 危険なうわさ(淑女仕様)
5. 風景
6. キノコノトリコ
7. 人魚の恋
8. 荒野へ
9. 愛人共犯世界
10. マリアンヌの恍惚
※作詞作曲&プロデュース:マリアンヌ東雲/ 編曲:キノコホテル
※CD-EXTRA仕様 ◆「非情なる夜明け」 PV収録予定
◆キノコホテル「白い部屋」、「非情なる夜明け」試聴
単独公演
<マリアンヌの恍惚』発売記念ツアー 「サロン・ド・キノコ~恍惚の逃避行」>
5月15日(日)札幌 Sound Lab mole
6月4日(土)新宿ロフト
6月5日(日)新宿ロフト
6月26日(日)名古屋クラブクアトロ
7月3日(日)大阪シャングリラ
<サロン・ド・キノコ~白百合の園>
※女性限定の単独公演です
6月25日(土) 下北沢CLUB Que
18:30開場/19:00開演
前売2000円/当日2500(ドリンク別)
CLUB Que&プレイガイド販売:5月21日
◆実演会の詳細はhttp://ameblo.jp/kh-info/
◆キノコホテル・オフィシャルサイト
この記事の関連情報
キノコホテル、創業記念日6/24のキネマ倶楽部での単独実演会開催で営業再開
ギャランティーク和恵、新曲「AERATION」はマリアンヌ東雲による書き下ろし
キノコホテル、創業15周年ツアーファイナルのゲストに小春(チャラン・ポ・ランタン)、亀(ぐしゃ人間/ジョリッツ)が決定
キノコホテル、創業15周年記念ツアー全15公演を発表
キノコホテル、2022年6月に創業15周年記念公演の開催を発表
キノコホテル、イザベル=ケメ鴨川の代役にクリスティーヌ亀吉
キノコホテル、支配人マリアンヌ東雲性誕祭に謎のバンドが降臨
人間椅子ら出演<ハードコアチョコレートフェス>、音楽と笑いに溢れたお祭り騒ぎ
人間椅子ら参加、<ハードコアチョコレートフェス>出演順が決定