【GACKTが歌ってみた】 ボカロ曲をシングルリリースへ

ポスト
GACKTが7月13日にリリースするシングルの詳細が、5月22日に台湾にて開催されたニコニコ動画の祭典<ニコニコ大会議2011 in 台湾 ─ 感謝・感激・感動・台湾 ─>にて発表された。なんとGACKT、ボカロ曲を39枚目のシングルとしてリリースするのだ。

◆GACKTの最新画像

今回のシングルは2009年に開催された<がくっぽいどコンテスト>にて、GACKT自身が厳選したボーカロイド楽曲2作品を自身が歌うという、これまでにないまったく新しい形の作品となる。

<がくっぽいどコンテスト>とは、GACKTが2009年6月10日にニコニコ生放送に出演した際、番組内で急遽、バーチャルボーカリスト「がくっぽいど」(GACKTのヴォーカル音源作成ソフト)を使用した作品をユーザーから募集。GACKTが実際にこの作品を聴くという予期せぬ展開で開催が決定したコンテストだ。このコンテストの結果は2009年12月15日のニコニコ生放送で発表され、GACKT自身が厳選した優秀作品10候補の中から、ニコニコ動画ユーザーの「かにみそP」が投稿した作品『「神威がくぽ がオリジナル曲『 Episode.0 』を唄う」の巻』がグランプリに輝いた。さらに番組内でGACKTは、グランプリおよび優秀作品に対し、バーチャルではなくリアル、つまり自身の生声で歌うレコーディング作業を実施し、楽曲制作に取り掛かることを約束していた。

“ユーザーが作った楽曲をGACKT本人が歌う”という、まさかのコラボレーションだが、今回、ついにリリースが決定。グランプリに輝いたmathru@かにみそPの「Episode.0」と、優秀作品に輝いたnatsu (SCL Project)の「Paranoid Doll」にアレンジを加えレコーディングしたバージョンがシングルとなった。タグ付けするなら、【GACKTが歌ってみた】なのだ。

さらに、初回限定盤のジャケットは、人気コミック「ベルセルク」(白泉社)の作者であり「がくっぽいど」のパッケージキャラクター「神威がくぽ」を手がけた三浦建太郎の書き下ろし。そして、「Episode.0」のミュージックビデオでは「Episode.0」オリジナル投稿動画をGACKT出演で完全再現と、収録曲以外にも話題満載。「遊ぶ時も本気で遊ぶ。」とはGACKTの口から幾度となく聞いた名言だが、まさにすべてに本気で取り組むGACKTらしい作品となっているようだ。

◆GACKT オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報