北京音楽フェス<STRAWBERRY FESTIVAL>に、初の台湾ステージ登場
2011年4月30日から5月2日の3日間にわたり、北京通州運河公演にて<STRAWBERRY FESTIVAL 2011>なる北京音楽フェスが開催された。
◆<STRAWBERRY FESTIVAL>「TAIWAN STAGE」画像
6つのステージで3日間、華言語圏のアーティストを中心に世界各国から130組近い出演者が参加、LOVE STAGE、STRAWBERRY STAGE、OVERDRIVE STAGE、ELECTRONIC STAGE、SCHOOL OF ROCK STAGE、TAIWAN STAGEと会場があるなかで、中でも大きく注目を集めたステージのひとつが、「TAIWAN STAGE」だ。2011年で3回目となる<STRAWBERRY FESTIVAL>だが、そこに台湾を代表する18バンドが登場、摩登天空文化発展有限公司(北京)と角頭音楽(台湾)が共同で企画し台湾行政の協力も受け、中国音楽史上初の『TAIWAN STAGE』が実現したというものだ。
中国本土では台湾のバンド人気は非常に高く、ライブ終了後の台湾ブースには物販購入後にサインを求めるファンであふれ、台湾音楽の人気を見せ付けるものとなった。
<STRAWBERRY FESTIVAL>は直訳するとそのまま<イチゴ・フェス>だが、中国では若者同士がイチャついてキスマークをつけると、それを「イチゴ」と表現する事があるらしく、同フェスティバルは、愛と青春をテーマとして<イチゴ・フェス>がタイトルになっている。もちろんフェスは若者やカップルだけに限らず、音楽の他にもクリエイターズマーケットや、写真展も開催され、この時期は中国の労働節という大型連休を迎えており、家族連れや様々な人々であふれていた。
フェスティバルの開催に際しては、環境への配慮など今後の課題は残すものの、台湾のレーベル「角頭音楽」の参画と台湾ステージの実現は、記念すべき未来への大きな一歩となった。
北京の空港の看板に掲げられていた「OPEN YOUR HEART」というフレーズが、オーディエンス、スタッフひとりひとりの笑顔とともに、印象深く残った。
Text:BlueTreePress Taiwan
◆<STRAWBERRY FESTIVAL>オフィシャルサイト
◆角頭音楽レーベル・オフィシャルサイト
◆アジアンアーティスト チャンネル
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