スカパラが初のメキシコフェス出演、メキシコから日本にエール

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東京スカパラダイスオーケストラが、長年オファーを受けていた中南米最大のフェス<Vive Latio>に出演した。

◆東京スカパラダイスオーケストラ 画像@<Vive Latio>

スカパラが登場したのは、現地時間の4月8日17:25頃。強い日差しが徐々に夕方に向かって行く中、まだまだ熱いフォロ・ソル(メキシコの首都・メキシコシティ東部にある野球場。<Vive Latio>の会場となっている)のメインステージにスカパラが姿をみせるや否や、会場のオーディエンスは一気にステージへと集まり、大声援が響き渡った。ライヴはそんな熱狂の中でスタート。1曲目からインスト楽曲にもかかわらず、オーディエンスからはメロディーの大合唱が沸き起こる。

またライヴの途中では谷中敦がスペイン語で「日本のために祈ってください! 日本はとても大変な事になっています。みんなで応援しましょう!」と、MCで会場に呼びかけ、メキシコから日本へエールを送った。会場には日の丸を掲げるファンの姿もあり、メキシコでの東北太平洋沖地震への関心の高さ、応援の気持ちをメンバーは確かに感じ取ったという。

ライヴでは、2002年日韓ワールドカップ時の非公式応援ソング「Down Beat Stomp」や、アニメ『ルパン3世』のテーマソング「ルパン3世 '78」のカヴァー、メキシコのファンからメールやTwitterで要望が多かった「SKA ME CRAZY」、ロシア民謡で世界中で“テトリスソング”として愛されている「ペドラーズ」など全10曲を披露。スカパラは、50分におよぶパフォーマンスを見せつけ、南米最大のフェスティバル<Vive Latio>の当日1番の盛り上がりを巻き起こしてみせた。

◆東京スカパラダイスオーケストラ オフィシャルサイト
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