映画『管制塔』舞台挨拶に、橋本愛と山崎賢人、三木監督登壇
Galileo Galileiが初めて作った曲「管制塔」をオリジナルストーリーで映画化した『管制塔』が、4月9日(土)に公開初日を迎え、舞台挨拶が行なわれた。
◆映画『管制塔』予告編映像
舞台挨拶には、2010年大ヒットを記録した映画『告白』でクラス委員長ミヅホを演じた橋本愛(15歳)、ドラマ『クローンベイビー』の山崎賢人(16歳)、三木孝浩監督が登壇し、北海道の稚内での公開に続き、東京・大阪でも初日を迎えた喜びを語った。
三木孝浩監督:今日は雨の中、お越しいただいてありがとうございました。
山崎賢人:最近地震などで慌しい中、今日はお越しいただいてありがとうございました。
橋本愛:今日は雨と強風の中、お越しいただいてありがとうございました。作品に引き続き、舞台挨拶も最後まで楽しんでいってください。
──上映後の舞台挨拶はいかがでしたか?
三木監督:作品を観てもらった後だと皆さんの表情で感想が伝わるので、顔がなかなか見られませんね。とても緊張しています。
──撮影は真冬の稚内で行なわれたということでしたが、いかがでしたか?
山崎賢人:とても寒くて、口が固まってしまって、台詞も噛んでしまったりました。あとは、衣装も結構着込んでいたので大変でした。
──橋本さんは劇中でスカートでしたよね。かなり寒かったのでは?
橋本愛:寒過ぎて本当に大変でした。でも、逆に撮影が終わって地元に戻った時は、稚内の寒さに慣れてしまっていて、学校の体育も半袖半ズボンで受けてました(笑)。
──音楽を元に映画化するというのはどういう感じで進んだのでしょうか?
三木監督:Galileo Galileiのライブを初めて観る前、「若くて繊細な感じなのかな」と、たかをくくっていたら、想像以上にテクニックもあって、とてもインパクトがありました。中でもライブで演奏していた「管制塔」が僕の中でとても印象に残ったんです。あと、後から聞いたら、「管制塔」という曲はGalileo Galilkeiが最初に作った曲だということで更に驚きました。また、曲も何だか日本っぽくない感じもして、メンバーと話をしている中で、稚内という場所で生まれたバンドということが分かり、「管制塔」をモチーフにして映画を作ってみたいと思いました。
──撮影をする上で特に大事にしたところは?
三木監督:Galileo Galileiの雄貴くんが育った環境や、稚内という綺麗な風景もあって、稚内で撮影をしたいと思いました。また、10代の頃に誰でも一度は感じることが曲の中にもあったので、「そこを撮りたいし、大事にしたい」と思いました。
──監督から見て、今回の主演のお2人はいかがでしたか?
三木監督:2人とも本当に色々なものを持っている役者さんですね。なので、僕がすごく細かく演出するというよりは、2人から自然と出てきたものを楽しんで撮影をしていたと思います。
──山崎さんと橋本さん、ご自身が演じた役の印象はいかがでしたか?
山崎賢人:駈は人との関わりを閉ざしていて、「変わり映えのない日常を変えたい」と思っていたところで瑞穂(ミィ)が転校してくるのですが、駈自身のキャラクターというのは、監督もおっしゃっているような現代の子というか、特に有の何不自由もないのに、勝手に孤独を感じているような男の子で、自分自身とはかけ離れていたので演じるのは難しかったです。
橋本愛:瑞穂といういう役は、「ムーミン」に出てくるミィという女の子のイメージだったので、ミィはどんなキャラクターなのかというのを探って、それに近づけていくのが難しかったです。
三木監督:でも、最初からミィっぽかったよね(笑)。瞬間瞬間ですごく表情が変わるから面白いんですよね。アンニュイな表情をしていると思ったら、次の瞬間にはケタケタと笑っていて、キャスティングの時点で、橋本さんしかないと思いました。
──山崎さんと橋本さんは、初共演してみていかがでしたか?
山崎賢人:橋本さんは、僕より1つ年下なんですが、とても落ち着いていて大人でした。たまに僕より年上なんじゃないかと思うくらいに(笑)。
橋本愛:最初に会った時は、「ちゃんと話せるかな?」「大丈夫かな?」と思いました。でも、山崎さんは撮影中も、私の意味の分からないノリにも付き合ってくれて、たくさん話してくれて嬉しかったです。
──今回、Galileo Galileiのオリジナル曲「管制塔」を元に映画が作られましたが、お2人は、Galileo Galileiさんの曲で好きな曲などはありますか?
山崎賢人:全部好きですが、やっぱり「管制塔」が一番好きですね。メロディもとても頭に残っています。
──劇中で、山崎さんご自身も演奏されていましたが、いかがでしたか?
山崎賢人:素人の僕にはとれも難しかったです。どちらかというと、歌よりもギターをすごく練習していたのですが、撮影では何度も失敗してしまったりもしました。でも、その度に監督の笑顔に救われていました(笑)。
橋本愛:私は、Galileo Galileiさんを知ったのは、進研ゼミのCMがきっかけでした。だから、あのCMで使われている「僕から君へ」が一番好きですね。
三木監督:Galileo Galrleiというバンドを好きな人も知らない人も是非観てほしいです。また、これをきっかけにバンドも好きになってくれたら嬉しいですね。今日ご覧いただいた皆さんも、気に入っていただけたら、是非周りの人にも薦めてほしいです。
山崎賢人:僕もこの映画を通して、「管制塔」という曲も稚内という場所もGalileo Galileiというバンドもとても好きになったので、みなさんも是非、この映画を観て好きになってほしいです。
橋本愛:私が一言だけ言いたいのは…本当にこの天候の中、お越しいただいてありがとうございました(会場笑)!
映画『管制塔』
『僕は本当に無力な15歳で、今、ミィの為に出来ることといったら、目印をつける事と歌い続ける事しか思いつかなかった』。日本の一番端っこ、最果ての街「稚内」に生まれ育ち、どこにも自分の居場所を見つけられずにいた中学生・藤田駈(かける)(15)。そんな駈の変わらない毎日は、ムーミンに出てくる「ミィ」のような転校生・滝本瑞穂(15)との出会いによって変わり始める。駈が家の倉庫で古いギターを見つけたことをきっかけに、そんな二人がバンドを結成することとなり…。
監督:三木孝浩(映画『ソラニン』)
脚本:持地佑希子(フジテレビヤングシナリオ大賞)
出演:山崎賢人(TBS「クローンベイビー」)、橋本愛(映画『告白』)、松田美由紀、利重剛 ほか
主題歌:Galileo Galilei「管制塔(acoustic)」
特別協力:TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」
制作:ROBOT(映画「ALWAYS三丁目の夕日」「つみきのいえ」)
企画・製作・配給:ソニー・ミュージックエンタテインメント/SMEレコーズ
上映時間:68分
(C) 2011 Sony Music Entertainment(Japan) Inc./ SME Records Inc.
2011年4月9日(土)~4月22日(金)2週間限定公開
東京・新宿バルト9、大阪・梅田ブルク7、北海道稚内市「T・ジョイ稚内」ロングラン上映中
http://www.doramo.jp/
◆映画『管制塔』予告編映像
舞台挨拶には、2010年大ヒットを記録した映画『告白』でクラス委員長ミヅホを演じた橋本愛(15歳)、ドラマ『クローンベイビー』の山崎賢人(16歳)、三木孝浩監督が登壇し、北海道の稚内での公開に続き、東京・大阪でも初日を迎えた喜びを語った。
三木孝浩監督:今日は雨の中、お越しいただいてありがとうございました。
山崎賢人:最近地震などで慌しい中、今日はお越しいただいてありがとうございました。
橋本愛:今日は雨と強風の中、お越しいただいてありがとうございました。作品に引き続き、舞台挨拶も最後まで楽しんでいってください。
──上映後の舞台挨拶はいかがでしたか?
三木監督:作品を観てもらった後だと皆さんの表情で感想が伝わるので、顔がなかなか見られませんね。とても緊張しています。
──撮影は真冬の稚内で行なわれたということでしたが、いかがでしたか?
山崎賢人:とても寒くて、口が固まってしまって、台詞も噛んでしまったりました。あとは、衣装も結構着込んでいたので大変でした。
──橋本さんは劇中でスカートでしたよね。かなり寒かったのでは?
橋本愛:寒過ぎて本当に大変でした。でも、逆に撮影が終わって地元に戻った時は、稚内の寒さに慣れてしまっていて、学校の体育も半袖半ズボンで受けてました(笑)。
──音楽を元に映画化するというのはどういう感じで進んだのでしょうか?
三木監督:Galileo Galileiのライブを初めて観る前、「若くて繊細な感じなのかな」と、たかをくくっていたら、想像以上にテクニックもあって、とてもインパクトがありました。中でもライブで演奏していた「管制塔」が僕の中でとても印象に残ったんです。あと、後から聞いたら、「管制塔」という曲はGalileo Galilkeiが最初に作った曲だということで更に驚きました。また、曲も何だか日本っぽくない感じもして、メンバーと話をしている中で、稚内という場所で生まれたバンドということが分かり、「管制塔」をモチーフにして映画を作ってみたいと思いました。
──撮影をする上で特に大事にしたところは?
三木監督:Galileo Galileiの雄貴くんが育った環境や、稚内という綺麗な風景もあって、稚内で撮影をしたいと思いました。また、10代の頃に誰でも一度は感じることが曲の中にもあったので、「そこを撮りたいし、大事にしたい」と思いました。
──監督から見て、今回の主演のお2人はいかがでしたか?
三木監督:2人とも本当に色々なものを持っている役者さんですね。なので、僕がすごく細かく演出するというよりは、2人から自然と出てきたものを楽しんで撮影をしていたと思います。
──山崎さんと橋本さん、ご自身が演じた役の印象はいかがでしたか?
山崎賢人:駈は人との関わりを閉ざしていて、「変わり映えのない日常を変えたい」と思っていたところで瑞穂(ミィ)が転校してくるのですが、駈自身のキャラクターというのは、監督もおっしゃっているような現代の子というか、特に有の何不自由もないのに、勝手に孤独を感じているような男の子で、自分自身とはかけ離れていたので演じるのは難しかったです。
橋本愛:瑞穂といういう役は、「ムーミン」に出てくるミィという女の子のイメージだったので、ミィはどんなキャラクターなのかというのを探って、それに近づけていくのが難しかったです。
三木監督:でも、最初からミィっぽかったよね(笑)。瞬間瞬間ですごく表情が変わるから面白いんですよね。アンニュイな表情をしていると思ったら、次の瞬間にはケタケタと笑っていて、キャスティングの時点で、橋本さんしかないと思いました。
──山崎さんと橋本さんは、初共演してみていかがでしたか?
山崎賢人:橋本さんは、僕より1つ年下なんですが、とても落ち着いていて大人でした。たまに僕より年上なんじゃないかと思うくらいに(笑)。
橋本愛:最初に会った時は、「ちゃんと話せるかな?」「大丈夫かな?」と思いました。でも、山崎さんは撮影中も、私の意味の分からないノリにも付き合ってくれて、たくさん話してくれて嬉しかったです。
──今回、Galileo Galileiのオリジナル曲「管制塔」を元に映画が作られましたが、お2人は、Galileo Galileiさんの曲で好きな曲などはありますか?
山崎賢人:全部好きですが、やっぱり「管制塔」が一番好きですね。メロディもとても頭に残っています。
──劇中で、山崎さんご自身も演奏されていましたが、いかがでしたか?
山崎賢人:素人の僕にはとれも難しかったです。どちらかというと、歌よりもギターをすごく練習していたのですが、撮影では何度も失敗してしまったりもしました。でも、その度に監督の笑顔に救われていました(笑)。
橋本愛:私は、Galileo Galileiさんを知ったのは、進研ゼミのCMがきっかけでした。だから、あのCMで使われている「僕から君へ」が一番好きですね。
三木監督:Galileo Galrleiというバンドを好きな人も知らない人も是非観てほしいです。また、これをきっかけにバンドも好きになってくれたら嬉しいですね。今日ご覧いただいた皆さんも、気に入っていただけたら、是非周りの人にも薦めてほしいです。
山崎賢人:僕もこの映画を通して、「管制塔」という曲も稚内という場所もGalileo Galileiというバンドもとても好きになったので、みなさんも是非、この映画を観て好きになってほしいです。
橋本愛:私が一言だけ言いたいのは…本当にこの天候の中、お越しいただいてありがとうございました(会場笑)!
映画『管制塔』
『僕は本当に無力な15歳で、今、ミィの為に出来ることといったら、目印をつける事と歌い続ける事しか思いつかなかった』。日本の一番端っこ、最果ての街「稚内」に生まれ育ち、どこにも自分の居場所を見つけられずにいた中学生・藤田駈(かける)(15)。そんな駈の変わらない毎日は、ムーミンに出てくる「ミィ」のような転校生・滝本瑞穂(15)との出会いによって変わり始める。駈が家の倉庫で古いギターを見つけたことをきっかけに、そんな二人がバンドを結成することとなり…。
監督:三木孝浩(映画『ソラニン』)
脚本:持地佑希子(フジテレビヤングシナリオ大賞)
出演:山崎賢人(TBS「クローンベイビー」)、橋本愛(映画『告白』)、松田美由紀、利重剛 ほか
主題歌:Galileo Galilei「管制塔(acoustic)」
特別協力:TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」
制作:ROBOT(映画「ALWAYS三丁目の夕日」「つみきのいえ」)
企画・製作・配給:ソニー・ミュージックエンタテインメント/SMEレコーズ
上映時間:68分
(C) 2011 Sony Music Entertainment(Japan) Inc./ SME Records Inc.
2011年4月9日(土)~4月22日(金)2週間限定公開
東京・新宿バルト9、大阪・梅田ブルク7、北海道稚内市「T・ジョイ稚内」ロングラン上映中
http://www.doramo.jp/
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