NI、MASCHINE 1.6アップデータ公開、待望のVST/AUプラグインサポート、KOMPLETE ELEMENTSも搭載

ポスト
Native Instruments(NI)は、「VST/AU プラグインのサポート」や「Pad Link」などの新機能を搭載したMASCHINE 1.6アップデータを公開した。無償の「KOMPLETE ELEMENTS」も搭載し、制作環境が大幅に向上している。

「MASCHINE」は、コンピュータ・ベースの音楽制作の柔軟性と、スタンドアロンのグルーヴ・ボックスが持つ手触りの即時性を組み合わせたパワフルでクリエイティブなツール。すべてのジャンルをカバーした6GB以上のコンテンツ、18,000のサンプルで300以上のインストゥルメント、300のキット、1400の事前にプログラムされたパターン、62のプロジェクト、171のエフェクトとマルチ・エフェクト・プリセットを備える。

簡単に持ち運びができるほか、キーボードやマウスにもまったく触ることなく音楽制作が進められる。ソフトウェアの柔軟性とハードウェアの迅速なコントロールと反応性を融合したことで、ハードウェアのみの製品とは対照的に進化を続けるのが特徴、その容量は無限だ。その進化の過程として提供される最新の1.6アップデートでは待望のVST/AUプラグインをサポートすることとなった。また、あらたに「KOMPLETE ELEMENTS」が含まれ、すべてのMASCHINEユーザーへ、NIより無償で提供される。

1.6の新機能は以下のとおり。

・VST/Audio Unitsプラグイン・サポート:パラメータはコントローラ上のノブに自動マッピング
・サウンドごとのスウィング:個々のサウンドにスウィングも使用可能
・パッド・リンク:1つのパッドを叩くだけで、複数のサウンドをトリガー可能
・内蔵オーディオ、OSからのドラッグ&ドロップ機能の改善
・インストゥルメント・スロットの改造により、拡張エフェクト・チェインが可能
・KONTAKTのように複数のサンプルをドラッグする際のマッピング機能の改善
・拡張オーディオ・チャンネル:現在16 のステレオ・アウトプットを搭載
・複製機能の改善:サウンドとそのパターン・イベントのコピー
・オブジェクトの名前変更:クリップ、シーン、サンプルはMASCHINE 内で名前を変更可能
・VST Macを含む64ビット・フル対応と64ビットREXインポート

あらたに追加された「KOMPLETE ELEMENTS」は、1000以上のサウンドを搭載。KONTAKTのビンテージABBEY ROADドラムキット、Vienna Symphonic Orchestral instruments、6つのREAKTORシンセサイザー、35のGUITAR RIG のアンプとエフェクトが含まれる。提供方法についてだが、Native Instrumentsへの登録Eメールアドレス宛に、KOMPLETE ELEMENTSのダウンロードリンクとシリアル・ナンバーが記載されたEメールが送信される。

◆MASCHINE
価格:オープン(市場予想価格 54,800円前後)

◆MASCHINE 製品詳細ページ
◆MASCHINE 1.6.2 アップデート公開!
◆ディリゲント
◆BARKS 楽器チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報