山崎まさよし、ギターケースの募金箱を携えチャリティ・コンサート開催

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4月5日(火)、サントリーホールにて山崎まさよしの単独公演<YAMAZAKI MASAYOSHI Concert at Suntory Hall>が行なわれた。

東日本大震災、計画停電の影響を考え、中止にするか協議されていたが、山崎まさよし本人、そして全スタッフの意思のもと、被災者支援のチャリティ公演として実施されることになった。

2010年にデビュー15周年を迎えた山崎まさよしの記念プロジェクトとして、クラシックホールの名門であるサントリーホールを舞台に、服部隆之率いるRush Stringsを迎えたスペシャル・コンサートでもある。

当日は、来場者の安全面や電力供給の状況を考慮し、舞台演出は使用電力を可能な限り削減、会場となったサントリーホールでは安全性が確保できる範囲で館内の節電を実施した上での開催となった。

そして、東日本大震災の復興支援としてロビーには山崎の発案による“ギターケースの募金箱”が置かれ、「このギターケースは私と一緒に旅を回ります。」とメッセージが添えられている。これは、“募金をしてもらうのは自分が歌う場所だ”という山崎まさよし本人の意思表示。ギターケースは、震災後も続けてきた全国ツアーの沖縄・四国公演から、山崎まさよしと共に旅をしてきた。

山崎まさよしは、東日本大震災の影響により、昨年から開催されていた全国ツアー<ONE KNIGHT STAND TOUR 2010-2011>のファイナルとなるはずだった東北公演を、現地の状況を考えやむなく中止にした。しかし復興の際にはいち早く東北公演を開催するべく、舞台セットはそのままの状態で保管されているという。

「今、自分にできる事。やっぱりそれは歌を届けること。」「音楽もある意味救援物資です。俺の音楽が役に立つ日が来たら改めて東北を回りたいと思っています。それまで今できる事をやります。がんばりましょう。」日本を元気にするために“歌うこと”を選んだ山崎まさよし。東北でライヴを開催するその日まで、山崎まさよしは歌い続ける。

なお、コンサート会場での募金、及び公演の収益の一部は、一般社団法人音楽制作者連盟を通じて義援金として被災地へ寄付される。

<YAMAZAKI MASAYOSHI Concert at Suntory Hall>
4月5日(火)・6日(水) サントリーホール 大ホール
18:00開場 19:00開演

◆山崎まさよしオフィシャル・サイト
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