ソノダバンド、全国ツアー&<情熱大陸 SPECIAL LIVE>出演決定

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東京大学出身のインストバンド、ソノダバンドの全国ツアーが決定した。

◆ソノダバンド アーティスト画像

2010年10月のメジャーデビュー以来、数多くの話題を振りまき、2011年2月に行なわれた美空ひばり23回忌イベント<HIBARI 7 DAYS>では、ハウスバンドとして、由紀さおり、小椋佳、石川セリらベテランから、水樹奈々、中村中、ジェロ、松浦亜弥ら若手まで、数々の実力派歌手のバックを務めたソノダバンド。渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の<フェルメール(地理学者)とオランダ・フランドル絵画展>では、公式テーマ曲「光、透明、または情熱」を提供して、こちらも好評を博している。

また、3月17日から行われたアメリカ最大規模の音楽ショーケース<South by Southwest Music Festival(SXSW)>には、2010年に続き2年連続出演。今年は会場のヘッドライナーとして登場したソノダバンドは、現地で売られていた「頑張れTシャツ」を着て圧巻のパフォーマンスを披露。盛大なスタンディングオベーションが彼らに贈られた(ギターの赤股賢二郎がTシャツを着ている写真は彼らのオフィシャルブログに掲載されている)。さらに、その後に続いたアメリカツアー、ニューヨーク、ロサンゼルス公演では、<HIBARI 7 DAYS>でも共演した中村中がゲストとして参加。息の合ったパフォーマンスで、会場を魅了した。なお、彼らのアメリカツアー公演の売上は、東日本大震災への義援金として、赤十字社、Japan Earthquake Relief Fundを通じて寄付された。

そんなソノダバンドの全国ツアー<ルネサンスツアーII>は、4月22日の名古屋ell.SIZEを皮切りにスタート(5月15日に予定されていた仙台公演は延期)。加えて、夏に開催される<情熱大陸 SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA '11>への出演(東京・大阪)も決定した。

国内だけではなく、海外でも注目度が高まるソノダバンド。その真髄はライヴ会場で感じてほしい。

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しかし、僕たちは行きます。
この地震を受けて、(それはこの国の中だけに限らず)本当に多くの方々が被災地を心配し、行動を起こしています。
真剣に日本のこの状況を憂い、支援してくださるアメリカの人々にしっかりと感謝を伝え、
日本の皆さんのために、音楽を奏でてきます。

被災地の方も、被災地以外の方も、まずは自分のことを大切になさってください。
TVから思わず目を背けてしまうことは、悪ではありません。

何度でも言います。
あの焼け野原だった神戸の街は、間違いなく復興したのです。
阪神大震災も、今回の大震災も、悲劇には違いありません。
ですが、この悲劇から何かを学び取って、前に進んでいくしか、我々のすべきことは無いのです。
また世界のいつ、どこで新たな悲劇が起こるかもしれない。
その悲劇に、今回の震災で人々がそれぞれに得た「何か」が役に立とうが立つまいが、
今起こっている悲劇に向け、我々は何らかの思いを共有して、立ち上がらなければなりません。

僕はこの国が好きです。
自身の音楽を育んでくれたこの国と、この国の人々が好きです。

ソノダバンド・園田涼
(編集部 注:3月15日・アメリカに出発する前のブログより一部抜粋 / 園田は兵庫県出身)

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◆ソノダバンド ・オフィシャルサイト
◆「アメリカに行ってきます。」(ソノダバンド オフィシャルブログ)
◆東北地方太平洋沖地震にまつわる音楽・アーティスト関連情報ページ
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